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2010年05月21日 23時22分 発行
オークス&東海ステークス
南アのワールカップのチケットが売れていないそうだ。
 
治安の悪さが理由だそうだが、日本代表が勝てそうに無いグループに入ったのも影響して
いると思う。
 
野球に比べてサッカーのサポーターにいつも違和感を覚えるのだが、そもそも「足」の文
化である国のサッカーと「手」の文化で支えられてきた日本では根本的に違う。
 
野球で世界一になれたのも投げる打つに重要な「手」の文化があってこそだと思う。
 
そんな「手」の文化を封殺しなくてはならないサッカーというスポーツの盛んな国と文化
も違えば歴史が無いに等しい日本がワールドカップで互角に戦えというのも無理な話だ。
 
ま、野球が歩んできたようにこれから何十年もの歳月をかけてサッカーというものを独自
のスポーツへと消化する以外に道はないだろう。
 
競馬も長い年月をかけて世界で活躍できるまでになった。
 
今週のオークスに出る馬からも世界で羽ばたいてほしいものだが、今年の牝馬レベルは
果たしてどうだろうか。
 
人気必死のアパパネだが、母系に弱点もある。
 
母父のソルトレイクの系統は日本ではダート馬しか出していないのである。
 
そもそもがデピュティミニスターだからダートで走っても当たり前だが、この馬は異端児
なのだろうか。
 
今まではキンカメの力でここまで来たが、一気に距離が伸びてこれまでのような瞬発力を
発揮できるかは未知数である。
 
ましてや、他のキンカメ産駒の母系が明らかにオークス向きであるのに対して少々不安
だ。
 
国枝厩舎のことだからその点は百も承知で対策を講じてはいると思うが、二千を超えて
からの長い直線でどんな競馬をするか見ものだ。
 
そんなアパパネよりも軸として狙いたいのは同じキンアカメ産駒でもショウリュウムーン
だ。
 
実際にチューリップ賞ではアパパネに勝っているし、桜花賞でも位置取りの差だけで最後
はメンバー最速の脚で差してきたのはチューリップ賞がフロックではなかった事を証明し
た。
 
鞍上も佐藤哲から内田へスイッチして勝負気配ムンムンである。
 
そして相手もアパパネよりもここが一番の勝負どころのアプリコットフィズだ。
 
横典と蛯名にふられて今回は四位騎乗となるが、関西の騎手に依頼した陣営の本気度が
感じられる。
 
そして牝馬戦では怖い福永のエイシンも勝ち切るのは難しいが、3着内の可能性が高い。
 
あとは今勝ちまくっている横典が乗るサンテミリオンがどこまで迫るかだろうが、オーク
スとは縁の無いフローラSからのサンテよりも最大の穴馬として注目しているのが同じ
ゼンノロブロイ産駒でもコスモネモシンである。
 
母系のシングスピールが少しひっかかるが、ビッグレッドファームの中でもG1では
マイネルよりも活躍馬を出すコスモのほうが怖い。
 
実際に3走前にはアプリコットフィズを差し切っているので3着候補には無視できない
馬だろう。
 
オークスで話題沸騰だが、その裏開催の東海Sは波乱模様だ。
 
何故ならば関西の有力騎手が全て東京に遠征して、空っぽなのである。
 
平均ペースになれば臭いと思っていたブランタスには山崎という全く無名の騎手が乗る
し、トランセンドの藤田やフサイチセブンのウイリアムズ、マコトスパルビエロの秋山は
テン乗りである。
 
そんな厩舎のやりくりに比べて勝負気配タップリなのが東京からわざわざ吉田とともに
遠征してくるロラパルーザである。
 
前走のアンタレスでは勝ち馬と同じ脚で上がってきており、明らかに状態は上がってきて
いると思うので馬体重が絞れていればさらに狙いたい一頭である。
 
そして赤木に戻って見直しが必要な馬がネイキッドだ。
 
いつ走るか分からない馬だが、京都巧者のこの馬にとってはここが一番の狙い時だと
思う。
 
「馬券の鉄人2010」
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