タイガースがまた負けた。 ジャイアンツとの3連戦疲れだろうが、それにしてもドラゴンズと相性が悪い。 星野が監督をしていた昔から兎に角相性が悪いのである。 特に最近は捕手の谷繁の術中にハマってしまっている。 そしてタイガースの問題は走れない点だ。 2塁ランナーの帰還率がドラゴンズとは比較にならないのである。 特に体たらくは桜井だ。 昨年から真弓監督の肝入りで使われているが、打撃も守備もとにかく大味なのである。 こんな時は決まって城島が矢面に立たされるが、パ・リーグからメジャーへ行った人間 だからセ・リーグの野球に慣れるにはまだ時間がかかるだろう。 とにかくセとパは全く野球が違う。 ドンドン内角を攻めるパに比べて、セは外寄り一本だ。 セコい野球と言えばそれまでだが、城島もそのうちに学ぶだろう。 相性と言えばダービーとの相性の悪さでは一番のトライアルがプリンシパルSである。 勝ち切れない馬ばかりがエントリーしてくるレースだから仕方がないが、例年勝ち時計 も平凡になりがちなレースの一つだ。 今年のメンバーでも、その顕著な傾向が見て取れる。 但し、ここで好走した馬は後々になってローカルなどの重賞で好走するから長い目で 見るべきレースでもある。 このレースの傾向として3着に超人気薄が絡むことだろう。 その超人気薄は殆どが前走3歳500万を勝った馬もしくは、ダートで勝ち上がった 馬達である。 今年はダート勝ちからのエントリーが無いので、注目は3歳500万を勝ち上がった クォークスター、スティルゴールド、マルカボルトの3頭である。 もしも悪さをするとすればこの3頭のどれかだと思う。 そして軸はここが確勝で挑んでくるルーラーシップとダイワファルコンにの2頭だろう が、狙って妙味があるのが前走スプリングSで5着のバシレウスである。 とにかく注意が必要なのは皐月ではなく、前走毎日杯やスプリングSからの直行組と、 同じ東京コースで行われたベンジャミンや新緑賞の経由の馬だろう。 従って消去法で行くならば、前走毎日杯5着のルーラーシップ、皐月8着のダイワ ファルコン、スプリングS5着のバシレウス、はなみずき賞3着のミカエルビスティ、 新緑賞3着のヤングアトハートが1,2着候補となるがミカエルとヤングは京都新聞杯 へも登録しているので、そちらへ回れば馬券検討も楽になる。 そして先に挙げた3歳500万勝ちの3頭が3着内候補になるだろう。 何れにしても過去のデータを分析すれば意外にもその傾向は浮き彫りになるレース だから、冷静に馬券は選ぶべきだろう。