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2010年05月14日 14時53分 発行
2強+αのヴィクトリアマイル
またまた冬空が戻ってきた。

5月半ばだというのに場所によっては雪予報さえ出ている。

わけがわからない天候を反映するかのように政治が無政府状態である。

メロメロ民主党にボロボロ自民党の周りに雨後のタケノコ新党が入り乱れてハチャメチャだ。

特にハト宰相の最大の失敗は官房長官に選んだ人選だろう。

昨年新内閣が発表された時に官房長官だけは全く知らない人物だった。

大阪出身の割にはテンションが極めて低いのも異例だが、そのキャリアもおよそ政治家とは思えない。

パナソニックの労組出身らしいが、総理に言いにくい事も助言したり、時には盾になるべき官房のトップにしては余りにも地味で弱々しい。

内閣の顔ぶれを最初に見た時に、この内閣はもたないと思ったことが現実になりつつある。

結果分析データで例えれば低レベル2〜3回経験の取捨に困る馬と同じだろう。

そこで今週のヴィクトリアマイルだが、2頭が頭抜けているのは誰もが認める事実である。

昨年は出走自体が反則と思われたウォッカが気合を付けただけで7馬身チギってしまったのは記憶に新しい。

今年はブエナvsレッドのどちらが勝つかが見ものだが、東京のマイルならば恐らくはブエナで堅いだろう。

そしてレッドもドバイの疲れが残っていなければ勝ち負けするだろうが、ここは横典と四位の意地比べとなる。

但し、この2頭がワンツーになるかは大いに疑っている。

競馬とはそういうものだからだが、時に紛れが生じる。

今年のメンバーで3頭目の馬は果たしてどの馬だろうか。

牝馬を評価する上で重要な要素はどれくらいのレベルの牡馬と戦い、且つマイル以上の距離で勝っているか否かだ。

そこで注目しているのがミクロコスモス、ニシノブルームーン、コロンバスサークル、プリヴィナージュの4頭。

特にミクロは前走の脚が凄かったし、ニシノ、コロンバスの2頭は府中実績が頭抜けている。

勝ち切れないプロヴィナージュにしても3着内率は申し分無く、フレンチデピュティxサンデーという社台の定番血統も不気味に思える。

恐らく騎手人気も手伝ってヒカルアラマンサスやラドラーダが人気するだろうが、牝馬戦でしか結果が出ていないのはG1では大きな減点だ。

そんな馬を買い目に入れるなら人気薄のニシノに期待したい今年のヴィクトリアマイルである。


今週の日曜日は関西の有力騎手が東京へ遠征するので京都空き家状態となるので、伏兵の馬ではなく騎手に注意が必要となることを先週の競馬から学んだ次第である。

土曜日
東京2Rサクラキングハーツ、3Rマスターソムリエ、5Rホットチリペッパー、6Rケイビイテルマ、10Rジョーメテオ
京都3Rピューター、4Rハリウッドスター、5Rマイネルカリバーン、7Rサンライズトラスト、12Rアルーリングムーン
新潟2Rコードゼット、3Rリッカスイープ、7Rポイントマドレーヌ、9Rカシノネロ、10Rタバルナ

日曜日
東京5Rスターボード、6Rサトノジューオー、9Rテーオーストーム、12Rトウショウデザート
京都2Rタガノサムアップ、6Rビーチランデブー、9Rアサティスボーイ
新潟4Rメイショウビーナス、8Rウインシュールマン



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