夏の参院選にまたゾロ芸能人や有名人が出馬するらしい。

それも皆峠を過ぎた人生一杯一杯の連中ばかりだ。

どこも苦しい党内事情があるためだろうが、それにしても手法が古すぎる。

国民が今時こんなカビ臭い選挙戦略に乗るとでも思っているのだろうか。

どうせ出すなら嵐やＳＭＡＰくらいを出せと言いたい。

その昔、上岡竜太郎が「社会で通用しない人間が芸人になり、芸能界で通用しない人間が
政治家になる」と言っていたが、まさに今それが起こっている。

ヤワラちゃんも小沢が考えているほどには表を獲れないと思うし、岡部まりや桂きん枝な
んて受かるはずもなかろう。

ま、夏はどうせ暑くて投票なんかに行く気がしないだろうし、立法府でない参議院に行っ
たところでこの国はもうどうにもならないところまで来ているのだから・・・。

今週はオークス。

暮れのジュベナイルと並んで気合が入らないレースの一つである。

今年の注目はアパパネが２冠となるか否かだけであるが、輸送の短い府中は大きなアドバ
ンテージだ。

近年のこのレースの特徴はとにかく桜花賞が阪神外回りに変わってからその上位馬が強い
点にある。

馬券的には桜花賞５着までの馬をボックスで買えば獲れるだろう。

特に府中２４００でパフォーマンスが忘れられないキンカメ産駒のアパパネ、エーシン、
ショウリュウは必ず来るだろう。

母系を考えるとアパパネ以上に距離適性があると考えられるのがエーシンとショウリュウ
だ。

もしやワンツースリーもあるかもしれない。

とにかくこの３頭に府中２４００こそのジャンポケ産駒のアアプリコットと凱旋門賞馬の
バゴ産駒のオウケンがどこまで食い込めるかにかかっていると思う。

他のトライアル組は今回相当厳しそうだ。

要するに後はこれまたＧ１では欠かせない有力騎手を取捨選択するだけだろう。

オークスよりも面白そうなレースが東海Ｓである。

今年は中京が工事のため京都で開催されるのが大きな注意点である。

とにかく先行馬でないと勝てない東海Ｓだったが、今年は少し考えを変えなければならな
い。

加えて人気の４歳馬が飛ぶことで有名なレースだったが、今年は４歳馬が人気に応えると
思う。

但し、先週からの馬場傾向を見ていると、追い込みにはキツイ馬場には違いなく、ここで
も軸は先行馬からチョイスすべきだろう。

軸はシルクメビウスとしたいところだが、典型的な逃げ馬が不在でスロー必死の今回は
後ろから行くこの馬やナニワトモアレにとっては少々不安も残る。

それならば前々で競馬が出来るフサイチとトランセンドを上位に考えている。

後は経験豊富な高齢馬である。

血統など諸々を考えた場合に、現時点ではアンカツが乗ってきた場合のマコトスパル
ビエロと赤木が乗ってきた時のネイキッドに注目している。


「馬券の鉄人２０１０」
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