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2021年03月08日 12時30分 発行
フィリーズレビュー・中山牝馬ステークスコース解説・万馬券的中
1,フィリーズレビューコース解説(阪神芝1400m内回りコース)

阪神競馬場芝内回りコースの1周距離は1,689m、幅員は24~28m、直線距離は356.5m、高低差は1.9mです。阪神芝1400mは、2コーナーの引き込み線がスタート地点になります。3コーナーまでの距離は約450mと十分な距離があり、なだらかな下り坂で逃げ馬には息が入りやすく有利になり、追い込み馬には厳しいコース形態です。3コーナー半ばの残り800m地点から直線の残り190m地点にかけて緩やかに下り、残り190m地点から高低差1.8m、勾配は1.5%の約95mの急坂を上がってゴールまで95mの平坦な直線を走ります。阪神芝1400m内回りコースは、スピード能力に加えてタフさも要求されます。内回りコースの直線は356mで外回りコースより117m短く、後方一気は難しい傾向があります。ある程度の先行力と直線で一瞬の切れる末脚は有効になります。独特なコース形態なので阪神芝1400m巧者の好走度が高くなっているのが、阪神芝1400m内回りコースの特徴です。https://bit.ly/3elI7cK

2,中山牝馬ステークスコース解説(中山芝1800m内回りコース)

中山競馬場芝内回りコースの1周距離は1,667.1m、幅員は20~32m、直線距離は310m、高低差は5.3mです。内回りコースの1周距離は札幌競馬場の約1640mと大差はなく、直線距離310mは小倉競馬場の直線293mとあまり変わりません。内回りコースの1周距離は約1,667.1mで札幌競馬場の1,640.9mと大差はなく、直線は310mと小倉競馬場の直線291.3mとあまり変わりません。ローカル小回りコースとしてのイメージが強いですが、大きな違いは、コース全体の高低差が5.3mとJRA全10場で最も厳しい高低差があることです。2階建ての建物に相当するこの高低差は、JRA全競馬場の中でも最大です。直線は残り180mから残り70m地点にかけての上り坂の高低差は2,2m、最大勾配は2,24%と馬力が求められる急勾配になっています。スタンド前の坂下からのスタートで1コーナーまでの距離が短く、コーナー4回の内回りコースを1周します。スタートから1コーナーまでの距離は約200mと短く、急坂を上りながらゆっくり進む為に、スローに近いミドルペースになる傾向があります。3~4コーナーあたりから、各馬が一斉に仕掛けだすのでペースが速くなっていきます。4つのコーナーがあり外を回ると距離ロスが大きくなり、距離ロスなく走れる内枠は断然に有利になります。2コーナーから下り勾配が続き、直線も短いコースで瞬発力勝負にはなりにくく、直線が長い広いコースでは残り600m地点くらいから仕掛けてきますが、中山内回りコースでは、仕掛けるタイミングが早く、瞬発力より持久力のある馬の好走率が高い傾向があります。中山競馬場芝1800m内回りコースは、特殊なコース形態であることから、コース適性の高い馬が狙って出走するレースです。先行力、4つのコーナーでの機動力、器用さと、2度の急坂を走り抜くパワーが重視されるコースです。特に時計のかかる馬場の場合はダート中距離のような、持久力のあるパワー型の人気薄の逃げ馬は要注意です。
https://bit.ly/3bn7n0u
          
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