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2021年01月07日 20時47分 発行
・13400円3連単6点的中・フェアリーS本命馬5選・コース解説
1,フェアリーS本命馬5選

【テンハッピーローズ】実力上位
父エピファネイア。母フェータルローズ。母の父タニノギムレット。
アルテミスステークス(G3・東京芝1600m)は13番の外枠からのスタート、中団の7番手を追走から直線は外を回って2番手に上がっていきました。さらに外を回ったククナに交わされて3着、重賞で善戦しました。1着のソダシは桜花賞へ、2着のククナはシンザン記念へ向かう予定で、フェアリーステークスのメンバー的にテンハッピーローズが上位の実力馬になります。父は無敗の3冠馬をだしたエピファネイア、父も母フェータルローズも母父タニノギムレットも中距離血統で、距離的にはマイルより2000mがあっていると思われます。

【ファインルージュ】中山適性有
父キズナ。母パシオンルージュ。母の父ボストンハーバー。
2歳未勝利(東京芝1400m)は、馬群の中の5番手を追走、直線は内に進路を変えて上がっていき、外を回ったクレマチステソーロ、シュアーヴアリアを交わして抜け出し勝利しました。先行力のあるマイラー体形、前走時計のかかる馬場で勝利していることから、冬場の荒れた力の要る中山コースで高いパフォーマンスを発揮してくることが推測されます。

【クールキャット】胴長の体型
父スクリーンヒーロー。母メジロトンキニーズ。母の父ダンスインザダーク。
2歳新馬(東京芝1400m)は7番手の中団を追走、直線は全体的に各馬が外へ進路を向ける中、クールキャットは器用な脚で最内へ進路をとり先頭に立つと後続から迫った馬に2馬身差をつける快勝で潜在能力が高いことを示しました。名馬メジロマックイーンと同じメジロアイリスの牝系のスタミナの中長距離血統に、母父ダンスインザダークが配合され、クールキャットはやや胴長の体型で、1800m~2000mがベターです。マイルでは距離が短いですが、同世代対決なら1600mでも、アルテミスステークスくらいの走りは可能と思われます。

【ベッラノーヴァ】ステイゴールドの親戚
父エピファネイア。母ベッラレジーナ。母の父ネオユニヴァース。
2歳新馬(東京芝1400m)はフルゲート18頭立ての17番からのスタート。7番手の中団を追走。直線は外を回って34秒0のメンバー中最速上がりの末脚で差し切り、強い競馬で勝利しました。2代母ベッラレイアの父はナリタトップロード、その父サッカーボーイ。名種牡馬ステイゴールドの親戚にあたり、スタミナ、パワーがる血統です。時計のかかる冬場の中山の馬場はあいそうです。

【タイニーロマンス】不利な大外枠で勝利
父ノヴェリスト。母トリプレックス。母の父サンデーサイレンス。
2歳新馬(東京芝1600m)はフルゲート18頭立ての不利な大外枠からのスタート、スムーズに3番手につけて先行、直線では34秒3の末脚で抜け出して勝利しました。不利な大外枠をあっさり克服したことは潜在能力が高いことを十分に示しています。2連勝で重賞制覇なるか注目されます。
https://bit.ly/38mJ0ym

2,フェアリーSコース解説
中山競馬場芝コースの高低差は5.3mあります。1コーナー横のポケットの最高地点からスタートです。2コーナーまでの距離が240mと短く約4.4mの勾配を下るため、前半のぺースは速く内枠有利、外枠は不利になります。外枠に入った馬は外々を回らされることになり内枠に入った人気薄の逃げ先行馬が穴をあけることがあります。3コーナー手前から各馬が一気に仕掛けてきます。直線距離は310mと短いことから、直線入り口で前目の位置をとれるかが勝ち負けの重要なポイントになります。ゴール前直線の急坂は残り180mから残り70m地点にかけての高低差は2.2m、坂の勾配率の2.24%は国内最大の急坂です。中山競馬場芝1600m外回りコースは瞬発力勝負にはなりにくく、瞬発力よりも持久力勝負を得意とする逃げ・先行馬の好走率が高くなっています。フェアリーステークスは過去10年、前走6着以下だった馬が4勝しています。成長期の3歳前走の凡走から一変することが多い年齢です。前走凡走していても、内枠に入った持久力、先行力に優れた馬は狙い目です。
https://bit.ly/2JVVHqC

3,シンザン記念コース解説
中京競馬場芝コースの1周距離は1,705.9m、幅員は28~30m、直線距離は412.5m、高低差は3.5mです。中京競馬場芝コースの1周距離は阪神競馬場や中山競馬場の内回りコースよりも長く、ゴール前の直線の長さは京都の外回りよりも長く、国内では東京競馬場の次に直線が長いコースです。中京競馬場芝コースの高低差3.5mは、中山競馬場、京都競馬場に次いで国内3位の高低差です。中京競馬場芝1600mのスタート地点は、1~2コーナー間の引き込み線からです。スタート後まもなく左にカーブして本線に合流するコース形態は東京芝1800mに似ています。スタートから2コーナーまでの距離が短いため、有力な逃げ・先行馬が外枠に入ると馬群が密集した状態で激しい先行争いが展開されます。向正面半ばから3~4コーナーにかけて高低差約約3.5mの緩やかな下り坂があります。3~4コーナーはスパイラルカーブになっています。スパイラルカーブとは、コーナーの入口が緩やかで、コーナーの出口がきついカーブになっているカーブのことを言います。コーナーの入口が緩やかで3コーナーから4コーナーにかけての下り坂は、直線のスピードを落とさずにコーナーへ突入できます。4コーナーの出口がきついカーブになっているので、スピードにのっている馬は外へ大きく膨らみます。その中できついカーブで内ラチを走る馬は一旦スピードを落としますが、そこから機動力を発揮して短時間でトップスピードにギアチェンジできる機動力のある馬の好走率が高い傾向があります。残り600m地点の4コーナー辺りの下り坂を利用して加速、各馬がここから仕掛けてきます。直線に向くとすぐに馬の姿が隠れてしまうほどの高低差約2mの急坂が待ち構えています。中京競馬場の直線勾配2%の急坂は、中山の2.24%の勾配に次ぐ急坂でタフなコース形態になっています。この急坂を駆け上がってからゴールまで約200mの直線を全力で走ることが求められるタフなコース設定になっています。中京競馬場芝1600mで求められる能力はスピードの持続力と馬力です。鋭い切れ味よりも息の長い末脚を持つ馬で、高速決着に苦戦して勝ちきれなかった馬が、時計のかかるタフなコース設定の中京競馬場に替ることで、一変して激走する場合があります。中京競馬場芝1600mで狙える馬は、スピードの持続力と時計のかかる馬場に対応できる馬力があり、高速決着に苦戦して勝ちきれなかった馬が狙い目です。
https://bit.ly/38nLs7C
          
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