白百合S、◎▲で決着となりました。 ほぼ人気サイドでの決着、馬券的には的中もイマイチな結果でしたね。ティルナノーグが3着にくれば、ワイド・馬連のダブル的中で、ダービーの軍資金作りに成功だったのですが、残念でしたm(_ _)m さて、いよいよ日本ダービーです。土曜日のレース結果を見る限り、やはり内枠のアドバンテージは大きいと感じました。直線も最内から5~6頭までの馬場の伸びが良いように感じます。 人気の中心となる馬の多くが外枠に集中し、一方で穴人気になるが力不足で印不要と評価していたポルトドートウィユ、サトノラーゼン、タンタアレグリアの3頭が絶好枠に収まりました。天気も回復傾向にあり、降雨があってもあまり影響がなさそうであることから、馬場は引き続き内有利で考えたいと思います。 力関係だけで言えば、ドゥラメンテとリアルスティールは抜けた存在であり、2頭が揃って飛ぶ可能性は低いと思います。馬券的には、如何に3番手の馬を拾えるのかが問われるレースであると感じます。しかしながら、その3番手の可能性が多くの馬に存在している、なかなか難しいレースであると感じます。馬券的にはあまり積極的に購入するレースでないように感じますので、観戦料程度の購入がお勧めです。 1番人気が確実なデゥラメンテは、中間は馬体の回復およびテンションを上げないことに努め、稽古でも終始馬なりの調教、調教後馬体重発表でも前走出走時から17kg増加と馬体重が大きく増加しているなど、すべてが順風満帆な臨戦過程には思えません。2400Mを走る仕上げとしてはやや不十分な印象、枠順から折り合いの不安もありそうです。普段の私の感覚なら積極的に買いたいと思える過程にないのですが、歴史的名馬に成長しそうなレベルの馬である可能性を感じており、普通に回ってくれば圧勝もあり得るのではないかと思います。 2番人気のリアルスティールも外目からの発走になりました。仕上げは絶好ですが、この枠では先行策~好位のポジションを取らざるを得ないのではないでしょうか。再度デゥラメンテに目標にされそうな枠の並びになりました。 皐月賞同様に、もっとも1着の可能性が高いのがデゥラメンテ、3着内の可能性が高いのがリアルスティールだと思っています。オッズの妙味では、キタサンブラックの過小評価に妙味あり。 今回はダービーですので、印まで公開したいと思います。 ◎14デゥラメンテ ○1サトノラーゼン ▲13リアルスティール △17キタサンブラック、2タンタアレグリア ☆ベルラップ(大穴) 出走馬のうち、最多タイとなる3勝を挙げている馬の1頭。皐月賞の出走組で、距離延長および状態面でもっとも上積みが見込めるのは実はこの馬ではないかと思っている。 前々走の弥生賞は大型馬の休み明けで動けなかったと考えれば度外視可能であり、前走の皐月賞では、3コーナー過ぎから積極的にポジションを好位集団まで押し上げる競馬を見せたが、直線の入り口で前が塞がり騎手が立ち上がるほどの不利があった。道中の動き、稽古の動きは復調を窺わせるものであるし、枠順もそれなりに良いところに収まった。2走続けての大敗で人気は全くないのだが、大穴候補で狙う価値がある1頭だと考える。