競馬TVトップ
[競馬専門] 無料メールマガジン配信スタンド!競馬TV
メルマガ検索 
2015年05月15日 23時00分 発行
京王杯SC 見解
今回は逃げ馬が不在、先行馬も少なく、ペースも例年以上に落ち着く見通しであり、前々で競馬できる馬に妙味がありそう。

東京のレースでは、差し・追い込み馬が人気の中心になりやすいが、直近5年の結果を見ても、前に行ける脚質の馬がやや有利であり、差し馬でも前受けしてある程度好位から差せる馬が狙いの中心になる。基本的には、スローペースでヨーイドンの展開が見込まれそうであり、明日は更に降雨による馬場の渋りも見込まれる。狙いは先行・好位組で先に動ける馬から考えたい。

また、断然の一番人気が想定されるダイワマッジョーレの取り扱いが悩ましい。この春3戦目であり、中間は馬なりで調整され、今週の最終追い切りのみ直線強めの調教であった。明らかにピークを先送り(本番)にする調整であり、前3走のような坂路でビシビシ追われた仕上げ過程とは異なっている。今回が叩き3戦目であり、最終追い切りの動きからも好調を維持している様子は伺えるが、断然の1番人気の馬として、頭で積極的に買える材料が揃っていない。
他に上位人気が予定される、サトノルパンとダンスディレクターは出遅れが前提であるため、1馬身のビハインドが常につきまとう。ペースも遅い流れが想定される中で、直線の長い東京とはいえ、重賞を頭で突き抜けるイメージまでは持てない。


■ 京王杯SCの注目馬

◎候補
11サクラゴスペル
前述したある程度「前に付けられる脚質」があり、レースを勝ちきる能力がある穴馬を探すと、先行陣が何れも近走成績不振の馬ばかり、この馬くらいしか該当する馬が見当たらない。鞍上に再度戸崎騎手を迎えたのも心強いし、一発の気配が漂う。前々走のオーシャンS でも本命を打ち、お世話になった馬。近走の結果から得意舞台は中山1200Mの印象があるが、元々は東京の1400mを中心的に使われていた馬であり、左回りの1400m は最も得意とする舞台である。前々走でテン乗りの戸崎騎手が溜める競馬を試して勝利した経験が、今回生きてきそうだ。

★推奨穴馬
6アフォード
先週・今週と調教でかなり速い時計を計時しており、この馬なりに絶好調の印象である。近走は、その脚質から展開に左右されたり前が壁になるなど力を出し切れないレースも多いが、主戦である村田騎手の技量の問題も大きい。今回注目すべきは蛯名騎手への乗り替わりである。過去2回蛯名騎手が騎乗しているが、ラピスザズリS4着(0.0秒差)、スプリンターS6着(0.2秒差)など、人気薄ながら差のない競馬をしており、その着差からもここでも十分に馬券圏内で勝負になると思われる。蛯名騎手への騎乗依頼は、高い仕上げレベルが前提にあるのではないかと推察される。大穴で一考したい。
          
無料購読  購読解除  
バックナンバー
2015年05月17日08時00分
2015年05月15日23時00分
2015年05月11日11時30分
2015年05月10日08時00分
2015年05月09日09時40分
2015年05月06日22時07分
2015年05月04日19時47分
2015年05月03日09時00分
2015年05月02日08時00分
最初へ  前へ 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ  最後へ