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2015年05月09日 09時40分 発行
京都新聞杯 見解
オッズ以上に混戦模様の印象である。有力馬が見事に内枠に揃い、データ上は人気馬で順当に収まる可能性が高くなった。

しかしながら、ダービー出走権を巡り勝負気配の高い馬が多い中、ポルトドートウィユの勝負気配がイマイチ掴みづらい。重い印を打とうと決めていたバエガエシがプリンシパルSに回り、馬券的な面白みも欠けてしまった。個人的には、軸馬不在、相手も波乱の可能性ありの見解だが、一方では順当決着の可能性を秘めた難解なレースだと思っている。

上位人気馬4頭が、京都のイン突きを得意とするトップジョッキーを背に1~4番枠に勢揃い。ましてやダービートライアル、直線インが詰まる不利発生も想定したい。

ここは多少の波乱を想定し、穴狙いで攻めてみたい。勝負するレースではないと思いますので、観戦料程度の購入をオススメします。


◎候補
12シュヴァルグラン
前々走の取消で順調さを欠いたが、毎日杯で一叩きして確実に調子が上向いている。これまで5戦して、すべてで上がり3ハロンの1位・2位を記録するなど、末脚は堅実である。重賞でも差のない競馬をしており、鞍上が違えばもう少し勝てているのではないかと思える実力の持ち主。この中間は2週続けてハードな調教を消化しており、勝負気配を感じる。この人気であれば、積極的に狙いたい。

○▲候補
3トーセンバジル
今回の出走メンバーでは、この馬が一番弱みが少ない印象である。ハービンジャー産駒の中では素軽い瞬発力も見せており、京都の軽い馬場も対応可能と考える。弥生賞で休み明けを一叩きして、稽古の動きから状態も上向いている。鞍上に岩田騎手を配し、名門藤原英厩舎、仕上げに抜かりはないだろう。一ハロンの距離延長も望むところ。

10スワーヴジョージ
とにかくエンジンの掛かりが遅いタイプの馬である。常に最後の1ハロンで猛追しながらも、先頭争いの馬を交わす前にゴールを迎えるレースが続いている。この中間は攻めも強化されており、距離延長の上積みも期待できる。京都コースは初めての出走となるが、これまでのレース振りから、下り坂をうまくこなして追い込みの推進力に変えることができれば一発が期待できる。鞍上の池添騎手とも、脚質のタイプから、手が合いそうな印象である。

△候補
2ポルトドートウィユ
叩き2戦目であった若葉Sの内容が、馬場の緩さが合わなかったようであるがイマイチの内容であった。中間の稽古もさほど強化されておらず、本気でダービーを狙う存在なのか評価し難い。京都適正、好枠は認めるものの、足元をすくわれる可能性も想定し、4番手の評価としたい。

9スピリッツミノル
皐月賞は9着であったが、何頭もの重賞ウィナーを負かしている。唯一の3勝馬であり、事実上格上の存在である。単騎逃げが濃厚とあれば、軽視禁物。


※ 今週より有料会員様への配信があることから、買い目の公開は差し控えさせていただきます。また、翌週のメルマガからは、重賞の「注目馬」として、数頭の見解を公開していく予定です。
          
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