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2016年09月26日 21時27分 発行
競馬力向上委員会 重賞回顧
こんばんわ。先週は重賞が残念な結果。平場で取れていたので収支はとんとんでした。今月は松戸特別・白井特別で大きな当たりがあったのでプラスが確定してはいますが、いかんせん重賞が当たっていません。来週はG1スプリンターズステークスもあるので、しっかり当てて秋のG1戦線に繋げていきたいですね。まずは、先週の馬場を簡単に振り返ります。

中山の芝はCコース変わりでほぼフラットな芝でした。展開次第で内も外も十分に伸びていました。エアレーション馬場は内伸へと徐々にシフトする傾向にあるので傾向の変化に注意が必要です。

阪神の芝はBコース変わり。土曜は稍重残りで差しが効く馬場でしたが、日曜に乾いてフラットへ。阪神芝は重くなれば外が伸びる傾向にあります。この週中も阪神地区は雨予想であり、稍重が残るようであれば再び外差しが効く馬場に変わるかもしれません。

では、重賞の回顧です。

オールカマー回顧

クリールカイザーがぽんと好スタートを切ってハナを奪いかけましたが、エーシンマックスが押して主張。そのまま大逃げの展開に。クリールカイザーと前を取りに行ったカレンミロティックが続き、ゴールドアクターは中段にポジションし、そこをマークするようにマリアライトがポジションしました。

1000mは59.9秒で通過。早くもなく平均ペースでしたが、緩むところがなく前につけた馬には厳しい展開。エーシンマックスはそうそうにつかまりそこからはロングスパートでの持久戦。中山非根幹距離の2200mらしくなりました。

ゴールドアクターは外目からじわじわ進出し、それに合わせてサトノノブレス・マリアライトが進出。クリールカイザーは内を突く形で直線へ。内で粘るクリールカイザーを交わしてゴールドアクター・サトノノブレスで決着。最後にツクバアズマオーがひと伸て3着確保。マリアライトは失速して5着となりました。

ゴールドアクターは着差以上に完勝でした。ハナ差でしたが実力差はかなりありそうです。恐らく天皇賞ではちょっと距離不足だと思いますがジャパンカップ・有馬記念の古馬重賞戦線では主役となりそうです。

マリアライトは戦前からの予想通りですが、初戦っぽい仕上げだったのでしょう。最後はらしくない失速ぶり。この馬は休養明けより叩いたほうが圧倒的にパフォーマンスをあげてくるので、この敗戦で評価を下げる必要もないか。

サトノノブレスはこれぞ福永Jという走り。ここでは足りないと読んでいましたが、やられました。人馬ともに100%だったと思いますがゴールドアクター相手では厳しかった。

対抗に押したショウナンバッハですが、これはポジション取りの差と言えそう。もう一列前なら圏内まであったように思いますがまだ本調子ではないか。ただ、やはり不器用な馬には間違いないです。秋に合うレースは無いと思うので、金鯱賞あたりでもう一度見てみたい。

次走に注目したい馬は特にいません。

神戸新聞杯回顧

ロードヴァンドールがスッとハナへ。サトノダイアモンドは中段後方にポジション。エアスピネルはスタミナ厳しいと読んでいたのか後方へ下げる形。

ロードヴァンドールが淡々運び1000mを61.4秒とスローペース。馬群は縦長で推移していたが最終コーナーが近づくにしたがってぎゅっと凝縮。内にいた馬はちょっと窮屈になる場面も。直線に向いて阪神2400らしく追い比べ。

ナムラシングンを早々にサトノダイヤモンドが交わして楽勝かと思われたところにミッキーロケットの猛追。最後はハナ差でサトノダイヤモンドに軍配。レッドエルディストは大外一気で3着。カフジプリンスも最後伸びたが4着。

サトノダイヤモンドは着差はハナ差ですが内容としては完勝。ルメールJはラスト1ハロンあたりまでほとんど手綱を動かしていません。楽勝だと思っていたのでしょう。ミッキーロケットが猛追してきて慌てて追い出した感じ。ミッキーロケットとは着差以上にはっきりとした差はあると思います。菊花賞では重い印候補。

エアスピネルは後方から差そうとはしていましたが、正直距離が長い。最後はどんどん離されていました。この着順で済ませたので菊花賞でも大きな人気落ちはしないと思いますが、買いの要素はどこにもありません。やはり距離2000までと思います。

ナムラシングンも同様です。この馬も2000あたりがベストでしょう。完全にスタミナ切れです。距離短縮で見直したい。

3着レッドエルディストはこの距離あたりがベストでしょう。2000~2400で後方一気が効く馬場でもう一度。菊花賞では厳しいと思います。

菊花賞での注目はやはりカフジプリンスでしょう。内枠が引ければ本命候補。外でも相手には買います。

レースっぷりを見ている限り、ゴールドシップに近いイメージ。スタミナは無尽蔵にある感じ。テンにいく足がないのでどうしても中段になりますが現役馬ではヤマカツライデンに似ています。

3走前のレースをもう一度見ていただければと思いますが、ブレーキ踏まずにアクセルかけ続ければどんどんどこまでも伸びる馬です。しかし、丹頂SHもそうでしたが、エンジンのかかりが極端に遅い馬なので一回ブレーキをかけてしまうと次にアクセルを踏んでもなかなか進んでくれない。今回のレースでは、4コーナーで内をつこうとして一回アクセル踏んだもののすぐにブレーキ。そのまま直線に向いて再度アクセル踏むもなかなか進まず上位陣といったん離されてから最後に猛追。完全に足を余す結果でした。

ブレーキせずにロングスパートをかけてしまえば菊花賞でも勝ち負けだと思います。今回は岩田Jがインを突こうとしたのが逆に馬の良さを消してしまっていました。菊花賞とコースは違えど、阿寒湖特別の福永Jの乗り方が理想ですね。

以上で先週の重賞回顧を終わります。
          
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