今日は私が何回も展開予想の重要性を説いていますが今回は以前に説明した展開予想のやり方を違う角度から説明します! 展開予想を読むのにあたって競馬予想紙の展開表示を見ることがあると思います。 ですが、この展開表示を安易に信用してはいけません。 過去5走先行を続けていても「差し」の表示になっていたり逆に差し・追い込みの競馬が続いていても「先行」と表示されている馬もいます。 では何を信用すればいいのか? 答えは ”過去の成績の通過順位” です、 競馬予想紙の脚質表示が新聞記者の主観が表示されているのに対して通過順位は客観的な事実を元に表示されています。 競馬予想の鉄則ですが、誰かの主観を信じるのではなく誰にも動かすことの出来ない事実からデータを読みとることが大事です。 予想紙の脚質表示が「先行」となっていても過去の走りが、10番手→10番手→9番手などとなっていれば差しの競馬をする可能性が高いという事です。 と、ここまでは誰でも言える事なのでもう一歩進んだ展開予想の方法を話しておきましょう。 それは枠順と騎手です。 なぜ枠順が関係してくるのかというとコースによって、後方へ下げざるを得ない形態であったり後方に下がってしまうと馬群に包まれて出てこられないリスクを抱えてしまう形態が存在するからです。 例えば、東京芝1800mの外枠に入ってしまったらよほど行き脚がない馬でないとポジションは1列後ろになってしまいます。 どのコースが枠順ごとに有利不利があるかは今日書くと膨大な量になるのでまた後日お教えします。 もう一つの要素の騎手ですが積極的なレースで勝ちに行く騎手は前にポジション取りをしますし若手のトップジョッキーと地方出身騎手は総じて積極的なレースをすることが多いです。 逆に武豊騎手や福永祐一騎手など、流れを読んでタイミングで勝負するタイプのベテラン騎手は無理してポジションを取りにいかない事が多いです。 ただ、このような傾向は顕著なので展開を予想する際に参考にして下さい。 もちろん展開も騎手も100%はまるわけではありません。 というより、100%わかる展開なんてありません。 少しでも確率を上げていくという作業を行ってください。 この確率が上がれば馬券の回収率も同時に上がります。