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2014年09月09日 12時00分 発行
競馬情報会社で10年働いてきた男
いよいよ今週から秋競馬が始まりますね!9月は季節の変わり目で雨が多く、さらに先々を

見据えた馬が休み明けで出走してきます。馬場悪化や気配の薄い人気馬の出走があったりと

波乱の多いレースが増えるのが9月の特徴ではないでしょうか。今年はステップレースが新潟に

なることでその後のG1に大きく影響を与えそうです。

さて、今週は騎手のお話。騎手で馬券を買うっていう人も多くいるのではないでしょうか?

乗れている騎手がいると馬の能力に関係なく単勝が売れることってありますよね。

先日早くも100勝に到達した戸崎騎手やルメール騎手などはまさにその典型だと思います。

他の騎手でも連勝中だと今日は乗れてると注目されて馬券が売れることもあります。ところが

そんな勢いに乗っている騎手ほど人気でメインで負けるということがよく起こったりします。

まずその根拠として騎手は勝つレースを重ねると体力を消耗するということです。レースに勝つ

ということは馬の力をフルに引き出していることが多く、最後まで大きなアクションで追って

いたりします。その日活躍している騎手は調子が良いのかもしれませんがその分、体力も消耗

していて特にメインレースはこける傾向が強いように思われます。

もう一つその日、勝ち星を重ねた騎手が準メインやメインで負ける理由があります。それは

準メインやメインで勝負気配があまりない馬なので午前中から気配のある馬に力を注いでいる

ということです。仮にメインで人気の馬に乗るとしても午前中から積極的な騎乗で勝っている

騎手がいたらそのメインの馬は気配が薄い可能性があると考えて良いでしょう。

メインレースはその日で一番賞金が高く、若手騎手などは活躍すればアピールの場になるので

当然ながら騎乗する騎手にとっては重要視されています。

今度は重賞やG1で人気馬や勝負になりそうな馬に騎乗がある場合、10レースやその前の9レース

でも無理な騎乗はしてこない騎手が多くいるようです。メインで有力馬に乗る時に一番騎手が

注意していることは落馬によるケガです。落馬による乗り替わりをしない為には馬と接触しない

ことですね。つまり内に入った馬がいたとしたら無理に馬群に突っ込むことは避けて、ロスに

なっても外へ出す競馬をすることがあるそうです。これは厩舎からこういう騎乗を予想して

いる人がいるので暗黙の了解でメインに勝負馬がいる時はその前のレースは特に無理をしない

可能性が高いと思われます。最近ではメインに勝負気配のある馬の騎乗がある時はその前の

レースには騎乗予定を入れないこともあるようです。そうなるとメインの人気上位馬で前の

レースに騎乗していない騎手だった場合、勝負気配が高い可能性がありと考えてみても良さ

そうですし、1レース体力を温存されてベストの騎乗ができる確率も上がりますね。

重賞、G1の日で有力馬に乗る騎手はメインまでの騎乗がやや消極的になるかもと意識して

おくと良いかもしれません。

ちなみに武豊騎手は実は厩舎から指示ができないという話があります。あれだけの騎手なので

指示するのは恐れ多いのか先行や差しの判断は本人に委ねられているそうです。それなので

けっこう武豊騎手の騎乗する馬は彼が得意な脚質で競馬をすることが多いのです。好位よりも

逃げに近い前へ前への競馬か追い込みに近い差しを選ぶことが多いように思われます。

それなので武豊騎手騎乗の馬で予想する時は近走の馬柱で好位から中段より後ろ目の位置取り

をしてきた馬は後ろ目に下げる競馬に、好位から先行してきた位置取りの馬は逃げも考えて

おいて前へ行く競馬になる可能性があるかもと注意しておくと良いでしょう。


次回はセントウルステークスの傾向と対策を配信します!


















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