８月が終わりました。競馬に関わっているからなのか、８月が終わると年末までがあっという

間に感じることが多いです。９月からトライアルレースが始まり、１０月からはG１が毎週の

ように続くと時の経つのがものすごく早く感じます。

さて、今回はオッズのお話です。オッズによってそのレースが堅いのか荒れるのかを読み

取れることもあるのでチェックしておいた方が良いでしょう。人気が三つ巴と言われ、

３番人気までの単勝が一桁台で接近していることがありますね。こういう時はほぼその３頭の

うち、２頭が馬券に絡んでくることが多いのであまり波乱という感じにはなりません。

単勝オッズが３０倍を超える馬の人気がどこかでもそのレースが荒れるか荒れないか予想が

できたりもします。

単勝３０倍以上が８番人気以降なら７番人気以内で決まる確率が高まります。それだけ上位が

売れているということははっきりとした買い材料があり、人気薄の台頭が少ないのでしょう。

それと単勝が３０倍以上で２頭以上が馬券に絡むことは少なく、もしも軸が３０倍以上の

馬なら相手は単勝３０倍以下の馬を中心に狙うのが良いでしょう。

単勝３０倍を超える馬が１０番人気以上なら波乱決着になる傾向が強くなります。

そうなると注目されるのが５番人気以下で単勝３０倍以内の馬です。ここに入った馬たちが

穴を開けてくることが多いのでオッズ的に波乱傾向と判断されたらこの５番人気以下で

単勝３０倍以内の馬に注目してみると良いでしょう。ここから軸を決めて５番人気以内の馬を

相手に流す３連複などを狙うやり方が効率的に穴場券を穫る一つの方法と言えるかも

しれません。実は１番人気から５番人気までの馬が８割勝つと言われています。当然ながら

５番人気以内の馬が３着以内に入る確率はさらに高くなります。ワイドや３連複を狙うなら

５番人気以内の馬に注目することが大事になるのです。

オッズは常に変動しています。馬場や騎手傾向、馬体重、パドックなどで変化していきます。

それなのでそういう要素の少ない、調教コメントや実績だけで判断されるオッズこそがリアルな

オッズではないかと私は考えます。それは当日の朝９時３０分から１０時までのオッズが

本来の人気と言えるのではないでしょうか？

それを基にレース前に人気を落ちている馬の理由などを探ったりして特に懸念材料がなければ

人気の盲点になっている可能性があり、狙い目になることがあります。

（例えば朝、１〜４番人気だった馬が直前には５番人気以下に落ちている時）

朝は実績のオッズ、直前はその日の傾向や状態を踏まえたオッズと分けるとこができそうです。

上記で述べてきた三つ巴や単勝３０倍の話は直前オッズ（レース開始１５分〜２０分前）

を参考にしてもらうと良いです。たまに朝、調べたオッズから直前オッズまでに大幅に人気を

上げている馬がいます。（朝８、９番人気が直前３、４番人気くらいまで）

そういう馬はオーナークラスの人が買っていることが多いのです。オーナーが大きく単勝を

買う時は馬の具合が相当良い可能性があります。特に近走、あまり成績が良くないのに大幅に

単勝が売れている馬の時は注意が必要です！

オッズだけでいろいろと馬を狙う判断基準が絞れたりするので参考にしてみる価値はあると

私は思います。

次回のメルマガでは新潟記念の傾向と対策をお送りします！











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