多くの会員に対するお問い合わせ、ありがとうございました。

次回の新規会員募集の詳細は９月中旬頃にご案内致しますのでもうしばらくお待ち下さい！


さて、今回からいろいろな裏話的なことを紹介していこうと考えております。

最初のテーマは「ヤラズ」です。

ヤラズとは馬を仕上げをなかったり、騎手が追うのをやめて勝たせない乗り方をすることです。

知り合いの競馬関係者から入ってくる情報の中には明らかに今回は走らせないとわかる内容のものが

あったりします。なぜこういうことをするかといいますと目標が先のレースでそこでピークになるように

調整するパターンが一つ。もう一つはクラスが上がると賞金の入る着順の確保が難しいと判断されるので

わざと勝たない場合があります。

後者の場合はまだ馬券に絡む可能性があるのですが前者は見せ場すら作らず終わってしまうことが

多いです。この前者のパターンは休み明けに見られる傾向が多く、騎手のランクがだいぶ落ちて

いたりするのでみなさんも自然と避けている可能性があると思います。今回は走らせません！なんて話は

新聞等に掲載できないのでそういう馬を見極めるのは難しいのですが変わり身が目的で

出走してきているのでその馬の次走は勝負気配が高くなることが多くなります。

ヤラズの傾向としては道中仕掛けることなく直線だけ大外に出して軽く追ってくるタイプが

あるように思われます。差し馬ではわかりにくいのですが普段先行する馬がこういう競馬をすると

ヤラズの可能性があります。馬柱を見て前々走が好位から好走しているのに対して前走は後方から

直線だけ脚を使って５着以下に負けているような馬を見つけたら前走はヤラズだった可能性が高く

今回は勝負にきて好走することが多いです。

最近多いのが条件付きヤラズというものがあります。馬場が悪くなることが予想される時に

内枠に入った時など無理をさせなかったり、スタートしていい位置取りが取れなかったら後半は

無理に追うなという指示を出すこともあります。その馬の不利な条件で頑張って消費するよりも

次に向けて調整した方が得策と考えるのは陣営からしてみれば自然なことかもしれませんが

何も知らず馬券を買う方からしてみればたまったもんじゃありませんね！


あまり使ったことのないコース、距離に出走した時や近走好走しているのに明らかにランクの低い騎手に

乗り替わった時はヤラズの可能性を疑ってみることをおすすめします。


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