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2012年10月04日 12時00分 発行
【重賞情報・3】ダービーエクスプレス
こんにちは。
度々失礼致します。

重賞レース解析の最後は京都大賞典。

☆10月8日(月・祝) 第4回京都第3日11R 第47回京都大賞典(G2) 芝外2400m 別定

【レース概要】
天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、ジャパンカップ、有馬記念と、秋のG1を狙うスターホースたちがステップレースとして参戦するレース。
このあとのビッグレースを占う意味でも、非常に重要なレースと言えるだろう。
秋色が濃くなりつつある古都の激戦を見逃せない。

【有力馬情報】
◎ビートブラック
今年の天皇賞(春)を優勝。
展開の利があったとはいえ、3角先頭の積極策から2着馬トーセンジョーダンに4馬身差をつけた。
14番人気の低評価を覆しての勝利だったが、勝ちタイムの3分13秒8も優秀で、ステイヤーとして花開いた。
3歳の秋に菊花賞3着の実績を残していた素質馬が5歳の春を迎えて本格化を遂げた。
前走の宝塚記念9着は大きく着順を落としたが、夏場の放牧休養で疲れもすっかり解消した様子。
昨年も宝塚記念11着から休み明けでこのレースに臨んで勝ち馬から0.2秒差の2着に好走しており、鉄砲使いは利く。

◎フミノイマージン
前走の札幌記念で通算4度目の重賞制覇を飾った。
後方待機から、3〜4角は大外をまくる形で進出し、直線で鋭い末脚で豪快に伸びての差し切り。
牡馬の一線級を相手にしての勝利だけに高い評価。
帰厩後は秋のG1レースを大目標に鋭意調整されており、今回も上々の仕上がりで出走できそうだ。
ベストは全8勝中5勝を挙げている芝2000mの印象が強いが、スタミナ豊富で息の長い末脚が武器。
パワーアップした今なら、この距離にも十分対応は可能なはず。

◎ローズキングダム
昨年の京都大賞典の覇者。
59kgを背負って、ビートブラック、オウケンブルースリ、ジャガーメイルなどを抑えて抜け出した。
今秋の初戦としてここに目標を定め、連覇を狙っての登場となる。
2歳の暮れに朝日杯FSを制し、3歳秋にはジャパンカップを優勝。
この豪華メンバーに入っても、実績では上位にランクされる。
5歳を迎えた今年はまだ勝ち星を挙げていないが、例年この季節になると調子を上げるタイプ。

○ギュスターヴクライ
ダイヤモンドSで2着に好走したあと、阪神大賞典で待望の重賞初制覇を飾った。
続く前走の天皇賞(春)は5着と掲示板を確保。
昨年の後半から今年の春にかけて、本格化した。
今後のG1戦線での活躍が見込める大器だけに、そのレースぶりが注目される。

○マルカボルト
前走・1600万下のレインボーSでハナ差の接戦を制し、ここは勢いに乗っての重賞挑戦。
前走は前半1000mの通過タイムが57.6秒のハイペースで3番手を追走し、勝負どころで先頭に並びかけて直線での追い比べを制した内容は地力強化を示すもの。
2着馬とは僅かにハナ差だったが、中身は着差以上に濃いものがあった。
大幅に相手は強化されるが、軽快な先行力と目下の充実ぶりは魅力十分。
マイペースの展開に持ち込むことができれば、初の重賞タイトル奪取も可能か。

○オウケンブルースリ
08年の菊花賞馬。
09年にはジャパンカップで優勝馬ウオッカとハナ差の大接戦を演じて2着に好走した実績があり、中長距離のビッグレースでパワフルな追い込みを披露してきた実力馬。
京都大賞典は、09年に優勝、10年は2着、昨年が3着と、最も相性の良いレース。
今回57kgで出走できるのは有利な材料。
2年も勝ち星を挙げていないが、地力は十分。
近3走はこの馬本来の力を発揮できずに大敗を喫しているものの、本調子さえ取り戻せば、豪快な末脚が見られるはず。

○フォゲッタブル
菊花賞で2着に好走したあと、次走のステイヤーズSを優勝して本格化を遂げた。
長距離で頭角を現してきた馬で、4歳時はダイヤモンドSを制している。
次走の天皇賞(春)では1番人気の支持を受けたが、6着に敗退。
2年半以上も勝利から遠ざかっているが、きっかけさえ掴めば、まだまだ活躍が見込める1頭だ。
血統的な背景も超一流。
距離・コースともに不足のない今回の舞台で、復活への糸口を見つけたい。

○マカニビスティー
芝・ダートを問わず活躍中。
前走・丹頂Sは、約5か月ぶりのレースで馬体にも余裕があり、直線でひと息伸び脚を欠いたが、実戦を1度使われた今回は大きな前進が期待される。
昨年の天皇賞(春)4着、今年の日経新春杯3着の実績があり、芝の長丁場に対する適性も十分。
北海道遠征から帰厩したあとも入念に乗り込まれているだけに、ここは上位進出の期待が懸かる。

【データ解析】
◎人気は?
過去10年、単勝1番人気馬が、好走率のすべてのカテゴリーでトップとなり、連対率・3着内率では70.0%と安定した成績。
単勝2番人気馬も連対率・3着内率ともに50.0%と、すべてのカテゴリーで2番手につけている。
また、オッズ別の成績で見ても、単勝オッズ3.9倍以下の上位人気馬が、高い好走率をマークしていた。

◎前走は?
前走1着馬が2勝を挙げているものの好走率はいまひとつで、勝率と連対率では前走3・4着馬が、3着内率では前走2・3着馬が好成績を挙げていた。
また、前走3・4着馬は計15頭が出走して7頭が2着以内に入っている。

◎コース実績は?
5走前までに、京都競馬場で行われた重賞で4着以内に入っていたという実績をもつ馬が、毎年連対している。
同じ舞台で結果を残している馬は、適性面においても強調できるかもしれない。

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今週も頑張ります(*^_^*)



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