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2012年10月04日 10時00分 発行
【重賞情報・2】ダービーエクスプレス
こんにちは。
ここでは、日曜・東京競馬場で行われる毎日王冠の分析をお届け致します。

☆10月7日(日) 第4回東京第2日11R 第63回毎日王冠(G2) 芝1800m 別定

【レース概要】
秋の東京の開幕を告げる重賞レースとして定着している。
芝・中距離部門の頂上決戦・天皇賞(秋)の前哨戦。
春以来の開催で絶好の状態となっている芝コースを舞台に、今年もG1タイトルを持つ強豪、まったく底を見せていない3歳の大物、夏場に力をつけてきた上がり馬と、様々な路線からハイレベルな顔ぶれが集結している。

【有力馬情報】
◎カレンブラックヒル
NHKマイルC優勝を含む4戦全勝とパーフェクトな戦績を誇る、現3歳世代の大物。
過去4戦は、新馬→こぶし賞→ニュージーランドT→NHKマイルCと、すべて芝1600mのレース。
初めての距離で、いきなり4歳以上のトップクラスが相手と条件は楽ではないが、まだ能力の底をまったく見せていないだけに、あっさりと連勝を伸ばす可能性も十分。
5か月ぶりの実戦だが、復帰戦のここに向けて順調に調整が進められている。

◎エイシンフラッシュ
10年のダービー馬。
G1タイトルはこの一つのみだが、それ以外にも11年の天皇賞(春)と有馬記念で2着と再三好走している。
5歳を迎えた今年は、前々走のドバイワールドC、前走の宝塚記念でともに勝ち馬から離された6着に敗れているが、この2戦は初の海外挑戦と、その遠征からの帰国初戦。
いずれもこの馬本来の走りができずに終わった印象が強い。
約3か月半の休養で立て直された今回は、その底力を見直す必要がある。

○ストロングリターン
キャリアを積みながら徐々に力を付けてきた。
安田記念を1分31秒3のJRAレコードで優勝。
昨年の安田記念でリアルインパクトにクビ差の2着と惜敗した無念を晴らし、6歳にして初のG1タイトル。
放牧後、今回は約4か月ぶりの実戦になるが、1週前追い切りでは、ゴール前で一杯に追われて迫力満点の伸び脚。
着々と臨戦態勢を整えてきている。
休み明けでも存在感を示してくれるだろう。

○フェデラリスト
ダンスパートナーを母に持つ良血馬。
新馬戦4着敗退後、地方競馬へ移籍し、4歳を迎えて船橋競馬と園田競馬で1勝ずつ挙げて昨年5月にJRAに復帰。
500万下を快勝、1000万下3戦目の鎌ケ谷特別を皮切りに、1600万下→中山金杯→中山記念と4連勝をマーク。
一線級の仲間入りを果たしている。
G1初挑戦となった前走の宝塚記念で10着に大敗したあと、放牧でリフレッシュ。
巻き返してくるか。

○トーセンレーヴ
名牝ブエナビスタの半弟で、父はディープインパクト。
期待通りデビュー2連勝後、毎日杯と青葉賞はいずれも3着に惜敗。
連闘で臨んだプリンシパルSを快勝して日本ダービーに駒を進めたものの9着に敗れた。
その後もなかなか重賞タイトルに手が届かなかったが、前走のエプソムCで待望の重賞初制覇を達成。
今秋、さらなる飛躍が期待される好素材。

○リアルインパクト
昨年の安田記念優勝馬。
当時はNHKマイルC・3着からの臨戦で9番人気の低評価だったがクビ差抑えて先頭でゴールイン。
3歳馬による安田記念制覇の偉業を達成した。
勝利は新馬戦と安田記念の2つのみだが、朝日杯FSや昨年の毎日王冠2着など、ハイレベルな重賞で好走。
まだ4歳とあって、これから一段と強くなる可能性も秘めている。

○エイシンアポロン
京王杯2歳Sで重賞初制覇を飾り、続く朝日杯フューチュリティSで連対を確保。
3歳時も初戦の弥生賞で1着馬と0.1秒差2着。
秋初戦の毎日王冠でもアリゼオとハナ差の2着と接戦。
3歳の10月から約1年の長期休養を経て、昨年秋に戦列へ復帰。
休み明け2戦目の富士Sを制した勢いに乗って、次走のマイルチャンピオンシップでG1初制覇を達成。
5歳を迎えた今年は2戦とも精彩を欠く内容だが、まだ見限るのは早計。

○グランプリボス
10年に京王杯2歳Sと朝日杯FSを制してJRA賞最優秀2歳牡馬のタイトルを獲得。
3歳春のNHKマイルCでG1・2勝目をマークした。
昨年の秋に復帰してからはややリズムを崩して勝ち星から遠ざかっているが、前走の安田記念では13番人気の低評価を覆して2着に好走。
久々にG1馬の底力をアピールした。

○ダノンシャーク
今年に入ってから重賞で2着が3回。
前走・エプソムCでは、メンバー中最速となる上がり3F33.9をマークし、勝ち馬をクビ差まで追い詰めた。
末脚の切れ味は、現役馬の中でもトップレベル。
好勝負に持ち込むチャンスは十分にある。

○シルポート
非凡な先行力を武器に重賞タイトルを積み重ねてきた快速馬で重賞を3勝している。
そのすべてが鮮やかな逃げ切り勝ち。
今年で7歳とベテランの域に入ってきたが、まだまだ軽快なスピードは健在。
マイペースの逃げに持ち込むことができれば、善戦以上のシーンが見られるかもしれない。

○スマイルジャック
重賞3勝の実力馬。
11年の東京新聞杯を優勝したほか、08年のダービー2着、10年と11年の安田記念で連続3着という実績通り、東京・芝コースを最も得意にしている。
昨秋以降、凡走が続いていたが、前走の京成杯AHでは、6番人気ながらトップハンデの57.5kgを背負って2着に好走。
復調を感じさせる走りを披露。

○ジャスタウェイ
昨夏、新馬戦を5馬身差で圧勝し、2戦目の新潟2歳Sで2着に好走した素質馬。
5戦目のアーリントンCで豪快な追い込みを決めて重賞初制覇を飾った。
6着に敗れた前々走のNHKマイルCでも、2着馬とのタイム差は僅かに0.2秒。
現3歳世代では上位の力を持っており、古馬と初対戦になるここでも侮れない。

【データ解析】
◎馬齢は?
過去10年の年齢別成績は、3着内率では6歳馬が35.3%でトップとなっているが、同33.3%で続く3歳馬が、連対率でも33.3%と、他の年齢の馬を引き離す断然トップの数値を挙げている。
3歳馬は3頭が連対しているが、その3頭すべてがここ2年でのもの。
今年も3歳馬の出走があれば、留意したい。
また、出走数84頭の3〜5歳馬が3着3回であるのに対して、出走数42頭の6歳以上馬が3着7回を記録している。

◎ローテーションは?
前走が同年の8月以降だった連対馬は3頭にとどまっている。
その一方で前走が5・6・7月だった馬はいずれも勝率10%以上、3着内率は30%以上の優秀な数値で他グループを大きく引き離している。
夏場を休養に充て、ゆったりとしたローテーションで臨んで来た馬が好成績を挙げている。

◎実績は?
過去10年の勝ち馬10頭中9頭、連対馬では20頭中17頭が、近3走以内の芝の重賞で、連対した実績をもっていた。
3着内率でも1着が30.2%、2着が25.0%と上位の数値をマークしている。


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