おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 開催替りで戦いの場は東京・京都に移ります。 2週目からは新潟も加わります。 今週は体育の日を加えた3日間開催。 重賞レースも各日1鞍ずつ行われます。 木曜日は重賞レースの解析をお送りいたします。 8時 土曜京都 デイリー杯2歳S(G2) 10時 日曜東京 毎日王冠(G2) 12時 月曜京都 京都大賞典(G2) の順に配信いたします。 お役に立てれば幸いです。 ☆10月6日(土) 第4回京都第1日11R 第47回デイリー杯2歳S(G2) 芝外1600m 馬齢 【データ概要】 1勝馬の参戦も多数見られ未知の魅力に溢れた素質馬たちが京都・芝1600mの外回りコースを舞台にスピードとスタミナを競い合う。 2007年のキャプテントゥーレ、2010年レーヴディソールはここを勝利、2着にも後のG1馬、2006年ローレルゲレイロ、2009年エイシンアポロンを輩出している。 【有力馬情報】 ◎メイケイバガスター 今秋の阪神で最もインパクトのある走りを見せた。 9月9日前走・新馬戦は、4角で最後方の位置取り、上がり3F33.7秒という上がり勝負の競馬馬群をこじ開け、差し切った。 デビュー前の調教から評判になっていたが、その実力を証明してみせた。 1週前追い切りは、栗東で併走馬に大差先着を果たし、かなりハードな内容になった。 追い切りタイムも2歳馬としては優秀なもの。 秘めた素質は、相当なものがありそう。 ◎マイネルエテルネル 2戦2勝、前走で重賞の小倉2歳Sを制覇している。 実績は、メンバー中で最上位の存在と言える。 7月29日のデビューは逃げ切り、小倉2歳Sは中団からの差し切りと、デビュー2戦をまったく異なる戦法で勝利したことは、この馬の競馬センスの高さを証明するもの。 今回もまず好勝負になる。 1週前追い切りは併せ馬でわずかに遅れたが、一杯に追う相手に対して、こちらは馬なりの手応え。 水準以上の動きだった。 好仕上がりで出走できるはず。 ○タイセイドリーム 6月30日の中京新馬戦で2着に敗れたあと、前走の未勝利を半馬身差で勝ち上がった。 ディープブリランテやトーセンホマレボシと同様に、大型のディープインパクト産駒。 瞬発力だけでなく、スピードの持続力も兼備。 高速馬場の京都・外回りコースに向いているタイプ。 2か月半ぶりの実戦だけに仕上がり具合が大きなポイント。 1週前追い切りは併走馬に半馬身遅れただけに、直前の追い切りは要チェック。 ○クラウンレガーロ 8月26日の小倉新馬戦で、直線に向いて持ったまま2馬身半差の楽勝。 勢いに乗って連闘で挑んだ前走の小倉2歳Sでは、6番人気ながら、直線で抜け出して押し切りを図ったが、外から伸びてきた勝ち馬と追い比べの末、ハナ差の2着に惜敗。 今回は、中間にしっかりと調教ができている。 1週前追い切りでは、当日の栗東坂路の1番時計を叩き出している。 この短期間で大幅に力をつけている証拠。 この馬も圏内の1頭。 ○サウンドリアーナ 7月14日の中京新馬戦でアタマ差の接戦を制したあと、新潟2歳Sに挑戦。 5番手追走から上がり3F34.2秒の末脚を発揮し、勝ち馬から0.1秒差の3着に好走。 1週前追い切りは、坂路でラストを伸ばす内容。 追って重心が低くなるフォームは、見栄えのするもの。 相手なりの競馬ができるタイプだけに、G2のここでも好勝負の期待。 ○スクワドロン 全姉に08年のスプリンターズS優勝馬スリープレスナイトを持つ良血。 デビュー3戦目の未勝利でクビ差の接戦を制したあと、重賞のここに挑戦。 実戦を使われながら、体調も大幅にアップしてきた印象で、デビュー前とは追い切りで見せる走りが異なってきた。 1週前追い切りでは、ナイスミーチューに先着しており、この血統らしい力強さが出てきた。 今回は相手が強化され、さらに前走から400mの距離延長と克服すべき課題はある。 ○ダンツアトラス 8月12日に行われた札幌新馬戦で2着に敗れたが、2馬身半先着を許した勝ち馬は次走で札幌2歳Sを制した実力馬。 この馬も次走で3馬身半差と圧勝し、注目度の高い1頭。 1週前追い切りは、3頭併せでのハードな内容。 前走を完勝した勢いに乗って、重賞初制覇を目指す。 ○カオスモス 6月9日の阪神新馬戦でメンバー中最速となる上がり3F34.0秒の末脚を繰り出して優勝。 次走のすずらん賞は1番人気の支持に応えることができず、3着に敗れた。 ここは中4週の間隔を取って、仕切り直しの一戦となる。 スピード色の強い血統で、前走から400mの距離延長を克服できるかどうかが鍵。 ○テイエムイナズマ 8月5日の小倉新馬戦で5着に敗れたが、続く前走の未勝利で評判馬を破って初勝利。 6番人気ながら、メンバー中最速タイとなる上がり3F33.7秒の豪脚を発揮し、断然の1番人気馬に1馬身半退けている。 阪神の外回りから京都の外回りに舞台が替わる今回も、その鋭い末脚を活かして、上位進出を狙う。 【データ解析】 ◎人気は? 過去10年の連対馬20頭のうち18頭は単勝オッズ10倍未満の馬だった。 3着には単勝オッズ10倍以上だった馬が5頭食い込んでいるが、基本的には上位人気馬優勢のレース。 なかでも単勝2.9倍以下の馬は、極めて優秀な成績を残している。 一方、単勝3.0〜4.9倍の馬の成績が、いまひとつ。 ◎枠順は? 過去10年の勝利した馬の枠番は、1・4・8枠が各3頭となっている。 特に1枠馬は3着以内率においてもトップ。 そのほかの枠番で勝利したのは5枠・1頭のみで、勝率においては偏りが生じている。 連対率においては1・4・7・8枠が20%を超える値を示している。 3着内率においては、1枠馬が50.0%で抜きん出ているほかは大差は見られない。 ◎初勝利は? 過去10年、初勝利を7月末までに関西地区の競馬場で挙げていた馬が09、10年を除いて連対している。 09年は連対馬はいないものの、3着に入り、昨年は該当馬2頭で連対している。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 年内特別割引会員募集中!! (^^ゞ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ Mail derbyexp@docomo.ne.jp (c)デックス