★12月4日(土) 5回阪神1日目11R 第63回鳴尾記念(G3) 芝1800m ヒルノダムール 菊花賞で7着だったが、展開が向かなかったことに加え、勝負どころから窮屈な競馬を強いられたのが応えたもの。 力負けではない。 皐月賞2着が示すように3歳世代ではトップグループに属する力の持ち主。 坂路、CWを併用して乗り込まれ、24日には6F81.2秒。 本来の力強い動きを見せており、距離短縮もプラスに出そう。 古馬相手のここでも主役の座は譲らない。 アドマイヤメジャー 毎日王冠こそ直線で失速したが、外から豪快に差し切ったアンドロメダSが強い内容。 成績に波はあるが、ジックリ構えて末脚を生かすパターンが合うようで、まだ伸びる余地は十分。 前走の勝ちっぷりならG3のここでも好勝負に持ち込めそう。 24日に大きめを乗るなど、その後の調整も入念。 アクシオン 昨年のこのレースで重賞初制覇を達成し、続く中山金杯を連勝した実力馬。 待機策に出た天皇賞こそ伸び切れなかったが、前々走の札幌記念で上位に迫った脚は復調を感じさせるもの。 今回あたりは大きく変わっても驚けない。 この中間はビシビシ追われており、動きも力強い。 リルダヴァル 前走でアドマイヤメジャーの2着。 ペースが落ちた向正面で行きたがるところを見せていたように、折り合い面に課題が残っている現状。 NHKマイルC3着があるように、淀みのない流れになればチャンスも出てくる。 当日の落ち着き、前半のペースが鍵になりそうだ。 シルポート 果敢な逃げを打った天皇賞で12着。 相手も強かったし、この馬にとって直線の長い東京2000mという条件も厳しかった。 1800Mでは[3.4.0.2]と実績を残しており、阪神も7戦3勝と好相性。 今度は前残りを警戒する必要がありそうだ。 リトルアマポーラ エリザベス女王杯で三冠馬アパパネと熾烈な3着争い。 ようやくこの馬らしさを取り戻してきた。 立ち直ってくれば牡馬相手でもヒケを取らない力の持ち主でもある。 中2週になるが、27日に時計を出すなど前走後の調整も極めて順調。 ルーラーシップ 11月上旬から時計を出し始め、その後は坂路、CWを併用してひと追い毎に動きが良くなってきている。 半年のブランクがどうかだが、何といっても今年のダービー5着馬。 緒戦から大いに注目したい。