今や日本の伝統行事となっている年に一回の首相交代劇も終わった。

大方の予想どおり管が選ばれた。

マスコミは大はしゃぎしているが、昨年末に鳩ボンが普天間問題の期限を５月一杯と発言
した時点でこうなると確信していたのは素人の自分でも分かっていた。

ま、デキレースと言えばそれまでだが、一つだけ評価したいのは、これでやっと二世三世
議員の首相誕生に終止符が打たれたことだ。

この時期に首相退陣で目先の攻めどころを失った自民党には気の毒だが、それ以上に頭を
痛めているのは官僚達だろう。

とにかく官僚からは一番イヤがられているのが管なのだが、官が管を恐れるというシャレ
にならない事態になっている。

管直人が本当にこの国を変える信念があるならば、衆参同時選挙出来るか否かでその本気
度が計れると思うが、恐らく無理だろう。


二世三世の歴史に終止符が打たれた政治の世界だが、競馬の世界では相変わらずサンデー
系の天下である。

もっとも二世三世無くしてサラブレットの世界は成り立たないのだが、それにしても社台
の一人勝ちがもう何年続いているのだろう。

今週の安田記念も恐らく人気馬はサンデー系が独占するだろうし、いつもは分の悪い安田
記念でも今年ばかりは連に絡む可能性が大きい。

せっかく穴で狙っていたスズカフェニックスやワンカラットなどがことごとく除外と
なってしまったので、今年は見学することにした。

恐らくアンカツを代打に持ってきたリーチザクラウンが１番人気確実だろうが、ダービー
制覇で上昇度アップの内田騎乗のトライアンフマーチも横並びの人気を背負うと思うが、
このスペシャルウィーク産駒の２頭で決まるとは到底思えない。

そこで東京マイルならタニノギムレット産駒である。

注目は上位人気必死のアブソリュートではなくスマイルジャックの方だ。

この馬が３歳の時は本当にお世話になった。

元来が千八のスペシャリストだが、東京ならマイルでも通用するだろう。

相手筆頭はやｈり香港のフェローシップ。

外枠なら見切るつもりだったが、内枠を引いて俄然有利になった。

距離はギリだが、今年のメンバーなら上位候補だろう。

そして３着候補に人気の４歳馬が馬券的には面白い。

問題はダートのユニコーンである。

短距離志向の馬が多い今年はレベルが低い。

持ち時計からもバーディバーディがここではダントツだろう。

相手もバトードールで堅そうだが、穴なら初ダートのコスモセンサーと石坂厩舎の
サンライズクオリアあたりだろう。

土曜日
東京２Ｒヒノモトイチバン、５Ｒオペラオーカン、６Ｒセイウンシェンロン、
７Ｒラルケット、９Ｒオリエンタルジェイ、１２Ｒユウキハングリー
京都２Ｒハリウッドスター、３Ｒアルアラビアン、６Ｒエアラフォン、
７Ｒスマートアルティラ、９Ｒスリーボストン、１０Ｒサマーウインド

日曜日
東京３Ｒハートフルハピネス、４Ｒサトノレジェンド、５Ｒヒラボクソング、
６Ｒウインクリアビュー、８Ｒブラシュアップ、９Ｒチュウワプリンス
京都２Ｒステキナシャチョウ、３Ｒリッカスウィープ、５Ｒダノンアンチョ、
６Ｒマルカバッケン、８Ｒエルプレジデンテ、１０Ｒリアルプリンス



「馬券の鉄人２０１０」
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