今日から選挙が始まった。

朝からうるさいのを考えると気が憂鬱になる。

今の日本に二百数十人もの参議院議員は必要なのかどうか甚だ疑問だ。

事業仕分け以前に議員仕分けしてほしいものだ。

選挙を尻目に国民の目はサッカーばかりに向けられているのだから、今日の試合によって
は選挙の流れも変わるから、必ず投票に行く共産党と公明党以外の立候補者は気が気で
ないだろう。

サッカーはニュースでしか見ていないので詳しくは把握していないが、どうやらG１級の
国が苦戦しているようだ。

このような世の中の流れは意外に競馬の世界でも反映されるのだが、カギを握ると見て
いたレッドデザイアが鼻出血で回避し、穴で注目していたアドマイヤオーラも手堅く
ローカルの福島へ回ってしまった。

これではブエナビスタで決まったようなものだが、そうは上手く事が運ばないのが競馬
である。

あえて重箱の隅をつつけば、前走マイルＧ１経由という点だ。

この宝塚記念はＧ１の中でも最も明らかな傾向を持つ。

それは前走天皇賞出走組もしくは金鯱賞の１着馬が圧倒的に連に絡むという傾向にある。

さらに、天皇賞で大敗している場合にはその前の重賞で必ず１，２着している点である。

このシンプルな傾向をそのまま今年のメンバーに当てはめれば、天皇賞１着のジャガー
メイルと金鯱賞１着のアーネストリーは当然の該当馬だが、昨日書いた事がそのまま
反映されたメイショウベルーガとテイエムオーロラの天皇賞大敗組の２頭だ。

その理由はメイショウは前々走の阪神大賞典でタイム差無しの３着、テイエムは産経大阪
杯で１着している点に注目である。

同じ条件として前々走で勝っているフォゲッタブルだが、レベルの低い４歳馬に加えて、ダイヤモンドＳ経由というマイナーなローテからも今回は見送りたい。

上がりのかかるスタミナレースでこそのダンスインザダーク産駒というのも積極的に買え
ない理由だが、ダービー馬のロジユニヴァースも同じような傾向を持つので見送るのが正
解だろう。

そして連覇を狙うドリームジャーニーだが、前走と前々走で勝てていない点に加えて大外
枠という不利な条件を踏まえて、直線上手く捌いたとしても３着までと考えている。

Ｇ１では血が繰り返されるのが競馬だが、確か１０年以上前の宝塚記念でグラスワンダー
勝った時に２着だったのがスペシャルウィークで３着だったのがステイゴールドだったと
記憶しているが、この歴史が繰り返されるとすれば今年は１着アーネストリー、２着ブエ
ナビスタ、３着ドリームジャーニーとなる。

ドリームレースと考えれば１枚ドカンと買っても面白いと思うのだが・・・。


今週は先週同様に降級馬、軽量馬、先行馬、ダートの３歳馬が買いの条件だが、Ｇ１
ウィークにすればかなりメンバーは低調なのでのめり込むと大火傷するので注意が必要だ。

土曜日
函館７Ｒユキノサイレンス、８Ｒリキサンシンオー、９Ｒエアウルフ
福島８Ｒタガノシュペリエル、９Ｒパラダイムシフト、１１Ｒセブンシークィーン
阪神７Ｒイタリアンレッド、１０Ｒティアップワイルド、１１Ｒトップサンダー、
１２Ｒアンヴァルト

日曜日
函館６Ｒスマートムービー、８Ｒメイショウマリア、１１Ｒトモロポケット、
１２Ｒラルティスタ
福島２Ｒヤマニンミュゼット、７Ｒシルクルーパス、９Ｒコスモカンタービレ
阪神１Ｒニホンピロエリナ、５Ｒケイビテルマ、６Ｒエトピリカ、９Ｒナリタ
クリスタル、１１Ｒケイアイブリザード


「馬券の鉄人２０１０」
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