鳩が巣作りを放棄した。

考えてみればホークやイーグルやコンドルの名を持つ馬は多いが、ピジョンの名を持つ
馬はいない。

政治とは権力闘争とも言われえるが、やはり平和の象徴であるピジョンでは戦えないの
だろう。

それにしても、いい加減なのは野党やマスコミの言動だ。

辞めろ辞めろと毎日のように大合唱していたにも拘らず、いざ辞めるとなったら掌を返し
て無責任だと批判する。

こうなる事は昨年末の時点で誰もが予測していたはずである。

鳩のかたを持つわけではないが、マスコミのハシャギぶりには辟易としている。

その顔ぶれを見れば皆政治を商売にしている政治屋とマスコミ屋ばかりだ。

いくら騒いだところで、衆議院での勢力を見ればあと３年以上はこの国の政治は動かな
い。

国民には辛いが、じっと我慢しか道は無いと思う。


こんな荒れた世情を反映するかのようにダービーは荒れた。

このような流れは当分続くと予想できるので、安田記念も荒れるだろう。

その安田記念で一つ気になるデータがある。

それはここ１０年サンデー系の馬が勝てない点である。

勝ちはおろか、連対もツルマルボーイただ一頭なのだから、人気になりがちなサンデー系
だから過去荒れたのも頷ける。

今年もトライアンフマーチやリーチザクラウンを筆頭に有力馬が皆サンデー系である。

そこで注目すべきは外国馬も含めたマル外の馬だ。

香港の３頭は見たことがないので評価しようが無いが、昔で言うところのマル外の取捨に
は注意したい。

今年のメンバーでは、エーシンフォワード、スズカコーズウェイ、ファリダッド、ライブ
コンサートにワンカラットの５頭である。

中でも６歳馬の活躍と東京での重賞実績が不可欠というデータからもスズカコーズウェイ
には要注意。

実際に昨年のこのレースの前哨戦である京王杯を勝っているし、前走でも珍しく好位かの
競馬で上位が超混戦のダンゴ状態でのコンマ５秒の５着だった。

誰が乗るかは不明だが、今回が３度目の浜中Ｊなら慣れも見込めるだろう。

そしてダービー制覇で勢いに乗るエイシンフォワードも要注意。

東京での重賞勝ちこそないが、昨年秋から１００％掲示板確保に加えて前走の京王杯では
前残りの馬場に泣かされた。

そして最大の注目穴馬がワンカラットだ。

出られるかどうかは定かでは無いが、前走７着とは言え、ブエナビスタからコンマ１秒は
狙って妙味の最大の惑星馬となるだろう。



「馬券の鉄人２０１０」
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