**************************************************************** 競馬力向上委員会 ~競馬に向き合い馬券構築に活かすメルマガ~ **************************************************************** いつもご愛読ありがとうございます。NATSUKIです。 当メルマガは「競馬力向上委員会」にご入会いただいた方へ発行しています。 本日の議題と目次は以下となります。 議題:先週の重賞回顧 目次 ごあいさつ 京王杯2歳ステークス回顧 ファンタジーステークス回顧 アルゼンチン共和国杯回顧 みやこステークス回顧 **************************************************************** こんばんわ。先週の重賞回顧です。先週の重賞は京王杯は京王杯とアルゼンチン共和国杯は押さえ程度、みやこステークスはほぼ本線での当たりでまずまずでした。 勝負レースがいまいちでしたので来週は勝負レースできっちりと巻き返していきたいです。 では回顧です。 ◆京王杯2歳ステークスの回顧◆ 土曜日の東京の馬場は先週とは違って展開次第では内も残る馬場だったと思います。 スタートは、タイムトリップがスッと飛び出してハナへ。1番人気のレーヌミノルはややかかり気味ながら2番手を追走。3番手以下はジョーストリクトリ、ディバインコードと続き、後方まではほぼ馬群一団。 前半600m通過は35.7秒。京王杯2歳ステークスらしくゆったりしたペースで進む形。 直線は典型的な立ち回り加速力勝負。好位からレーヌミノルが抜け出しを図るところ、外から加速力にモノをいわせてモンドキャンノが勢いよく追い込んできた。 前残りの流れだったが、モンドキャンノは外から素晴らしい差し脚を見せて差し切り。休養を挟んで前走の函館2歳ステークス以上のパフォーマンスでした。血統的にも走法的にも距離は1400m以下まででしょう。もし、朝日杯フューチュリティステークスに出走してきたら押さえ程度の評価になる。 レーヌミノルは展開的には向いたと思いますが、1400mではモンドキャンノのほうが上だった。やはり1200mでスピードを生かす競馬のほうが良さそう。阪神ジュベナイルフィリーズにもし出て来るなら要らないでしょう。 本命のディバインコードは好位で器用に立ち回るものの、直線はレーヌミノル、モンドキャンノについていけなかった。単純に力負け。 ●次走注目馬● コウソクストレート スタートで出遅れ。直線勢いよく追い込んだが上位2着には届かず。ゲートスムーズなら3着はあったはず。この敗戦で評価を落とす必要はなく次走以降も注目。マイルでも距離は持つ。 ◆ファンタジーステークスの回顧◆ 先週の京都はBコース替わりでインがやや有利な馬場状態だったように見えます。 レースはやや押し気味にショーウェイがハナを主張。直後にモンロー、ドロウアカードらが続き、断然人気のミスエルテはスタートで出遅れて後方から。 前半600mは35.5秒。過去10年では2番目に遅いスローペース。 直線は馬群が横一線に広がって追い比べの形に。2番手以下の馬が伸び切れなかったため、最内で逃げていたショーウェイがセーフティーリードを保って押し切り体制。このままかと思ったところ、ゴール手前で大外に持ち出したミスエルテが次元の違う末脚で差し切り。 ミスエルテはスタートで出遅れた上、かなりのスローペース。普通の馬なら間違いなく飛ぶパターンだが、ゴール手前では余力を見せての差し切り勝ち。これこそモノが違う勝ち方。現2歳牝馬では最上位にランクされる。阪神ジュベナイルフィリーズは単勝1倍台になりそうだが、これは逆らえないか。相手もアドマイヤミヤビが最有力。 本命にあげたモンローは道中ショーウェイを見ながらの2番手でこれ以上ない位置取り。しかし、4コーナーで手応えが怪しくなり、直線はあっさりと後退してしまった。新馬で接戦だったドロウアカードが6着に入っているので、能力比較するとさすがに負け過ぎ。2走ボケなのか。次走もう一度芝で見てみたい。 ●次走注目馬● ヤマカツグレース 道中は中団外目、直線で大外に持ち出すも伸び切れず。血統的にはどう見てもと持続力に長けた血統。(上の兄弟も持続力がウリのヤマカツエース)今回のようなスローからのスピード、加速力勝負は合わなかった。 この敗戦で評価を下げる必要はないが高速馬場は合わない。 ◆アルゼンチン共和国杯の回顧◆ 日曜の東京の馬場は外差し優位。天皇賞の週と同じような馬場推移。 レースは予想通りクリールカイザーがハナへ。非常にゆったりした流れで、馬群は先頭から後方までほぼ一団。上位人気のシュヴァルグラン、ヴォルシェーブ、モンドインテロは中団以下でじっくりと構えた。 戦前からの予想通りの超スローペースでラスト600mまでは12秒の淡々としたラップが続いた。 こうなると去年と同じように直線向いてからは加速力勝負。この日の東京は外がよく伸びていたため、スムーズに外に持ち出したシュヴァルグランが鮮やかに突き抜けた。 シュヴァルグランは加速力勝負で年齢の若さが生きた。福永騎手もちょうどいいポジショニングでしたし勝つべくして勝った内容。ジャパンカップは上手く立ち回れる枠なら伏兵として押さえる必要ありか。 モンドインテロの敗因は枠順が悪かったの一言。直線でも内目を通らされてしまい最後まで伸びる外には出せなかった。外目に出せていれば3着はあったはず。 ヴォルシェーブは枠なりに外々を回り、馬場状態を考えるとこれ以上はない乗り方でしょうか。上位2頭が強かったということでしょう。 ●次走注目馬● フェイムゲーム 苦手な加速力勝負な上、直線は内目を通らされたが、それでもしぶとく伸びてきた。去勢明けの一戦としては上々の内容でしょう。ここから先は適鞍はなさそうですしダイヤモンドステークスまで待つ必要がありますが出てくれば間違いなく好勝負。 ◆みやこステークスの回顧◆ レースは予想通りモンドクラッセがハナへ。外からはインカンテーションが積極的に出していき、人気のアスカノロマンは好位外目の4番手に収まった。 前半1000m通過は61.0秒で平均ペース。3ハロン目からゴールまで12秒台の淡々としたラップを刻み、各馬が力を出しやすい展開となりました。 4コーナーに入るとアポロケンタッキーが早めに進出開始。直線で内を回った馬はやや窮屈になり詰まるシーンもあり、スムーズに外に持ち出したアポロケンタッキーとその直後から追い込んできたグレンツェントがそのままワンツーとなった。 アポロケンタッキーはスタミナに長けているタイプなので4コーナーから早めに動いたのが好走に繋がった。シリウスステークスの内容が非常に濃く、能力通りの勝利。チャンピオンズカップは前が引っ張る展開になってくれれば馬券内まで好走ありそう。 人気のアスカノロマンは直線の勝負どころでキョウエイギアに寄られてしまい、前が詰まる不利。ただ、不利がなくても足色はすでに怪しかったので着内も難しかったのではないかという内容。馬体重過去最高の532キロであり、完全に叩き台の1戦と捉える。 グレンツェントは勝ち馬とは仕掛けがわずかに遅れた分届かず。足色は残していたので能力は見せつけてくれた。レースセンスが良く、促すとすぐに加速出来るのはこの馬の強みでしょう。チャンピオンズカップでは極端な内枠でなければ本命候補。 注目を集めたラニはレースに全く参加できず終了。血統通りのパワーあふれるタイプでスピード不足を露呈する形となった。チャンピオンズカップもまず厳しい。展開の向くレースはかなり限られそう。思い切ってマクリきる形を一度見てみたい。 ●次走注目馬● カゼノコ レース映像よりパトロールビデオを見ると分かりやすいですが、直線向いてからタムロミラクルに終始不利を受けて追い出せない形でした。着順は10着ですが、5着とは0.3秒差。スムーズなら着内まで伸びて来られていたのではという内容。近2走は斤量を背負っており今回は不利もあった。次走はチャンピオンズカップなのか不明だが、もし名古屋グランプリなら本命でいいでしょう。 先週の重賞回顧は以上になります。 平場の次走以降注目馬は週末までに配信致します。 今週の重賞予想は前日の夜に配信となります。 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 発行者情報 発行者:NATSUKI(Natsuki Web ライティング) ブログ:競馬とネットビジネスを楽しむためのブログ http://natsukistudy.com Twitter:@natsuki550729(登録名:なっちゃん) https://twitter.com/natsuki550729 ご質問・ご意見・ご感想はこちらからメールをお願いします。 info@natsukistudy.com ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽