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2015年12月01日 07時00分 発行
JC回顧と雑感など
ジャパンカップは、穴馬で狙ったラストインパクトが2着に絡み、予想結果は▲△◎となり、馬連・馬単共は万馬券と高配当になりました。

天皇賞秋では不利な外枠から最も強い競馬をしたのがショウナンパンドラでした。今回は枠順がもう少し内であればもっと人気だったのでしょうが、前走の外枠で4着だったという記憶と再度外枠という事実が、集団心理としてこの人気に収斂されたのでしょう。メディアや新聞の印に惑わされず、自らの意志で印を打ちたいものです。

個人的な馬券では、ラストインパクト絡みのワイド2点が的中となりました。ラストインパクトが3着なら馬連も取れて尚良かったのですが・・・(笑)。


さて、今週から「うまぐりちゃん」の予想投稿に参加しましたが、馬券の買い方について、新たな刺激を受けましたので、久しぶりに馬券術について考えを述べたいと思います。

予想をご覧頂けた方は分かると思いますが、うまぐりでは、◎○▲△★の5頭を予想し、◎単勝(1点)、馬連5頭のBOX(10点)、三連複5頭BOX(21点)を購入した前提として的中のポイントを競います。

5頭しか選べないという枠組みですので、取捨選択にかなりの神経を使います。

先週の結果は、3レースを予想して、2レース(京都2歳S・JC)で、馬連・三連複共に的中となりました。クリック頂けた皆さま、ありがとうございます!


ここで気がついた大事な点は、自らの買い目よりも「回収率が高い」ということでした(^^;)

<結果>馬連5頭BOX、三連複5頭BOXの場合
―――――――――――――――――――――――――――
ラジオN杯京都2歳S【的中】
馬連1-4 2,330円的中
三連複1-3-4 2,000円的中
 回収率139.6%
キャピタルS【不的中】
ジャパンカップ【的中】
 馬連6-15 10,160円的中
 三連複1-6-15 6,350円的中
  回収率532.5%
 回収率(2日間)224.0%
―――――――――――――――――――――――――――

<結果>馬連5頭BOX、三連複1頭軸流しを想定した場合
―――――――――――――――――――――――――――
●ラジオN杯京都2歳S【的中】
馬連1-4 2,330円的中
三連複1-3-4 2,000円的中
 回収率270.6%
●キャピタルS【不的中】
●ジャパンカップ【的中】
 馬連6-15 10,160円的中
 三連複1-6-15 6,350円的中
  回収率1031.8%
 回収率(2日間)434.1%
―――――――――――――――――――――――――――

私自身は、競馬は、予想7割、馬券3割だと考えています。

当然ながら予想する力(軸馬・穴馬の選定力、情報力、分析力)が足りなければ馬券は当たりませんし、予想がいくら良くても馬券の買い方が不味ければ的中に結びつきません。

私の馬券ポリシーでは、「死に票を如何に減らして的中に結ぶか」を重視しています。

一例を挙げますと、「軸馬から馬連○点流し」のみの購入という買い方はほとんどしません。これは仮に5点で的中しても4票が死に票になるからです。5点で馬券を購入するのであれば、私の場合は、2~3点を自信のある「馬連」で、残りの買い目と縦目を「ワイド」で購入します。

上記の様に、印を5頭つけた場合の◎からの馬連流し馬券は、4点の購入となり、3通りが死に票となります。これを軸馬から馬連2点、ワイド2点で分散購入すれば、死に票はそれぞれ1通りずつで2票に減ります。そして、馬連のみ的中の可能性、ワイドのみ的中の可能性、馬連・ワイドダブル的中の3パターン可能性を残します。

更に申し上げますと、ワイドで縦目(○-▲)を1点追加して押さえることにより、馬連と組み合わせて、最大3通り(馬連1・2着、ワイド1・3着、ワイド2・3着)可能性を生みだします。この場合の縦目の追加は、死に票の増加になりません。新たな的中を追求するための買い目となります。

したがって、私のポリシーで言えば、うまぐりの買い目は、馬連が9通りの死に票、三連複が20通りの死に票を生み出しますので、個人的にはあまり好きな買い方ではありません。特に3連複の20票は、その分をワイドへ分散投資したくなってしまいます(笑)

しかしながら、馬連5頭BOXは、当然ながら的中が容易であることに、改めて気づかされました。トリガミを含めて、的中率重視で穴馬券のヒットを狙うのも悪くないのかも知れません。

比較的実力が拮抗しやすい重賞レースでは、条件戦のように、馬連で数百円という結果は少ないことや荒れることも多いので、意外と使える買い方なのかも知れません。死に票を減らし的中率を上げる意味では、5頭の内、上位4頭を馬連のBOX(6点)、5番手評価(又は最も人気薄や狙いたい穴馬)からワイド流し(4点)で購入するのも、ダブル的中(「馬連1+ワイド1・3着」or 「ワイド1・2着+ワイド1・3着」)までは狙えますし、馬券術としてはかなり使えそうです。もちろん、5点でどれだけの精度で予想出来るのかが問われますが。

また軸馬の複勝圏に自信があるレースでは、上記の10点に3連複の1頭軸流し(6点)を追加するのも有用ではないかと感じました。6点で3連複を当てるのはなかなか難しそうですが、この点数なら比較的堅そうなレースでも回収率を一定確保出来るのではないかと思います。

個人的には、12月のG1戦線では、この買い方を実践・検証してみようかと現在思案しています。


最後まで目を通して頂いた皆様、長文にお付き合い下さりありがとうございました。
          
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