<G1でパドック回顧やレース回顧をする理由> 他社にあるような、ただ『当たる勝てる。』のその場凌ぎではダメです。 実際馬券を買うより情報料だけの出費が多くなっては意味がありません。 本来は自身の馬券力を高め、自身の力で馬券を当ててこそが競馬の楽しみだと思います。 G1は馬の究極の仕上がりを披露する場で教科書的な存在だと考えています。 ここで見る目を少しでも養って、危険な馬・好走可能な馬を見分ける力を付けてください。 見る目を養うことができれば、他のレースでも役立つようになってきます。 【パドック回顧】 1・キタサンブラック 五番手評価 踏み込みは力強さはあるが、前走時の完璧なデキには思えない。馬体の造りに余裕が感じられ、少しゆるさが出ている印象。前回より気配は落ちる。 2・ゴールドアクター コロンとした馬体の面影は全く無くなり、むしろ馬体は少し細くなって小さく見える。四肢の捌き自体は柔らかさがあり力強い踏み込みをしているがピークが過ぎた印象がある。 3・ムスカテール 前肢の出が小さく歩様に硬さがある歩き方で完歩も小さい。踏み込みもあまり力強さが感じられない。 4・ヤマカツエース 四肢の捌きがスムーズで柔らかさが出てきた歩様。特に完歩が大きく歩けており広さが目立っている。踏み込みは後肢の踏み込みが力強さがあり今が充実期。 5・サムソンズプライド 後肢の捌きに硬さが残る歩様で、全体的にも出が硬い。踏み込みも柔らかさが無く硬さが目立っている現状からももう少し柔らかさが欲しいところ。 6・サウンズオブアース 一番手評価 踏み込みの柔らかさがあり、四肢の捌きに力強さが前面に出た歩様であるが、見た目は気持ち太い印象を受ける。 7・マルターズアポジー 踏み込みが少し力強さが足りない印象を受けるが柔らかさがある点は好感が持てる。四肢の捌きは硬さが残った歩様。 8・ミッキークイーン 馬体がスカッと絞れて四肢の捌きに素軽さが出てきた歩様。ただ後肢のバランスが少し悪い印象がある。前肢の捌きは素軽さがある。 9・ヒットザターゲット 馬体が少し重さを感じる造りで、四肢の捌きこそは重さが無いが、踏み込みに素軽さが感じられない。 10・アドマイヤデウス 重くは感じられず太目感は無いが、四肢の捌きに硬さが残っているためか踏み込みが重く感じられる。 11・サトノダイヤモンド 四番手評価 完歩の大きくで四肢の捌きは素軽さがありスムーズな歩様。踏み込みが柔らかく3歳馬としては力強さが感じられるが、古馬に混じるとパワーが少し感じられない。 12・サトノノブレス 四肢の捌きはやや硬さが感じられるものの、完歩が大きく歩けており捌きに力強さがある。 13・デニムアンドルビー 後肢の踏み込みは力強いが四肢の捌きに硬さが残る。 14・シュヴァルグラン 三番手評価 四肢の捌きはスムーズで柔らかさがあるが、踏み込みに力強さがあるものの、素軽いと言えば素軽いが若干軽く感じられる。 15・アルバート 四肢の捌きはスムーズで柔らかさがあり踏み込みは素軽いが力強さが少し見劣る。肩の出も少し硬さが残っている。 16・マリアライト 二番手評価 前肢の捌きは力強さがあるが完歩の小ささは少し目に付く。馬体は仕上がっているが京都で見た時より一回り小さくなった。毛ヅヤは前回の方が良かったと思えるが。