今回は馬場読みが難しい。 土曜日の感じでは馬場自体はそこそこ速い時計も出ているのでやや高速馬場といったイメージだが、明日は雨が降るようなのでそうなれば時計も多少掛かってくる可能性もある。時計的には1分33秒半ばから後半になると想定しておきたい。 続いて展開の方だが、積極的に行く馬もいないようなのでまずスロー想定で問題なさそう。基本的にはトップスピード勝負にはなると思うが、雨を考慮すればラスト1Fは落ち込んで来るはずなのでそこをポイントと考えたい。 ◎マイネルメリエンダ 週半ばの時点ではシャイニープリンス本命と考えていたが、雨が降るのであれば終いのラップが落ちるはずなのでこの馬にとってはプラスとは言えない。京成杯AH、キャピタルSでもラスト1F落ち込む流れで終い脆さを見せていて、トップスピードの速さだけではなく最後の厳しい部分で粘れる要素を問われるとこの馬で頭は狙いづらい。サトノギャラントも迷ったが、好走しているレースはラスト3Fの中で10秒台のラップを刻みようなかなりの瞬発力を問われるレースになっていて、伸びてはくるだろうがここでは差し損ねてしまうかなというイメージ。 そうなるとこの馬しかいないだろうということで本命はマイネルメリエンダとした。キャピタルSでは斤量差もある中でシャイニープリンスに差されているが3歳の秋時点での古馬との1kg差というのはまだまだ厳しい。前走京都金杯では斤量面で恵まれたとはいえ終いは1、2着に襲い掛かるほどの伸びを見せていてラストもばてていない。明らかにパフォーマンスを上げてきているのは間違いない。斤量差はなくなるが大したメンツは揃っていないので明け4歳好調の波に乗ることを期待したい。