☆★競馬バカ一代★☆

　ども。
　北原たいすけでやんす。
　
　なんか雨脚が強くなって来た。

　
　□ニートについて

　ニートとは社会や学校から解脱した人間であり、彼らの生き方はある意味 我々人間が理想とする『成就』を成し遂げた者たちであると言える。 
 
　盆栽をいじりひっそりと暮らす老人のような生き方である。 

 人はいつか死んでいくものであり、死ぬことは明白である。 
 将来年金ももらえないのであれば、ニートという生き方は正しい選択肢のひとつであるともいえる。 

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　昔、某宗教団体の尊師が言っていたのたが、働かないことが成就なんだって。
　確かにそうかもなって思った。
　あの人の言ってたことは誠にもって正論だったんだけど、なんか圧力みたいなものが働いた感じがするんだよね、他の宗教団体の。
　
　選挙時に挙げた公約だって、下手な立候補者よりもまともだったし、宗教団体というだけで煙たがられて疎外された感がいなめない。

　youtubeでね、ビートたけしが尊師と対談した時の感想を述べた会見のビデオが流れているんだけど、あれね当時オイラはたけしのいっていることが理解できなかったんよ。で、今みかえすと「なるほどな」って思うの。

　確かにオウムがやったことは許されるべき行為ではないけど、色眼鏡をはずして、個としての尊師を捉えた時に、「オイラは預言者めいた人」という結論に結びついた。
　ニートの存在をいち早く発信していた点や解脱ということに対しての思想。
　オイラの思想や価値観にピシャリと当てはまるんだよね。
　麻原。

　話戻すけど、たけしがね「脳が進化すると……」って話をしていてね、この人もさちょっと変わってるじゃん。だけど頭はいいし、頭の回転がものすごく速いじゃん。
　やっぱ『頭のいい人は変人』というのは、あながち嘘でもないのかもね。

　その脳の進化の話しなんだけど、脳が進化するってどういうことなんだろうと考えた時にさ、現代人と昔の人を比較するとわかりやすいと思うんだよね。
　たとえばさ『ゆとり』っていんじゃん。
　あいつ等ってね昔のヤンキーみたいな感じじゃん資質が。
　傲慢で生意気で自己中で、眉剃って、髪染めてって……。
　これってまるっきりヤンキーじゃん。

　オイラたちの時代なら間違いなくヤンキーって言われてたような連中が、現代では当たり前になってしまっているわけじゃん。これってね脳の進化だと思うんだ。
　脳の進化ってふた通りあると思うのよ。
　極端に痛みを感じないか、それとも極端に痛みを感じるのかの二極化。
　
　今の時代、平気で人を刺したりするじゃん。
　オイラたちの時代じゃありえなかったよ、こんなこと。
　まぁ確かに刺したりした連中はいたけど、今みたいに腐ってなかったね社会が。

　つまりね、脳が進化すると合理的になってさ、平気で人を傷つけたり殺したりするわけよ。冷酷であり冷徹な感情。
　でもねこれって社会を生き抜くうえでは、必要なものであったりするわけじゃない。
　人を蹴落とすことって。

　現代人ってものすごくドライだけど、個性に関しては非常に寛容だよね。
　昔はこれが真逆だったからね。
　この辺が現代人と確執みたいなものを産む要因のひとつだと思う。
　オイラの２個上の女の先輩がね「今の若い子たちは苦手」って言ってた。
　「なんでですかね」ってオイラが聞き返すと「んーなんていうか人間味や素朴さがないというのかなぁ。弱者に対する思いやりがかけてるって感じもするし。昔の子たちは意外と正義感強かったし、素朴な子たちが多かったじゃん。私の周りの子たちもそんなかんじだったし」という返答がかえって来た。

　なるほど。
　オイラが今時の若い女が苦手な理由と、なんとなく同じ理由だなと思ったね。
　脳が進化すると人間味を失っていくのかなって思うね。
　人の心をなくすというか、自己中になるというか。

　まぁむつかしいやね。
　解脱って。


　競馬バカ一代　たいすけ