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この時間は日曜・阪神で行われる「セントウルＳ」の解析です。
朝配信した、同じく中山で行われる「京成杯ＡＨ」については、バックナンバー(全公開)をご覧ください。

☆９/９(日)　第4回阪神第2日11Ｒ　第26回セントウルＳ(G2)　芝1200m　別定

【有力馬情報】
◎ロードカナロア
高松宮記念3着馬。
前走の勝ち馬との差は、最内枠で、勝負どころで少し待たされた分。
力負けではないし、モタれる面を見せなかったあたりは収穫。
まだまだ成長の真っ只中。
時計勝負も初めての阪神も、伸び行く今の勢いをもってすればアッサリ跳ね返しそう。
力を出せる態勢は整っている。

◎カレンチャン
昨秋のスプリンターズＳに続き、今春の高松宮記念も制覇。
国内の短距離戦線をリードする存在だ。
久々は過去3、1、4着。
今回は約半年ぶりだが、苦にはしない。
力は出せそう。
距離は違えど、阪神では重賞勝ちもある。
牡馬の58kgにあたる56kgを背負うことになるが、それでも。

◎マジンプロスパー
高松宮記念でカレンチャンから0.3秒差の5着。
同じ中京1200mのＣＢＣ賞では、馬場状態の違いはあれ、より重い57.5kgを背負い、高松宮記念より1.9秒も速い時計で走り切った。
地力強化著しい一頭だ。
今度は斤量が減って56kg。
阪神も重賞を勝っているコース。
入念に乗り込み、気配もいい。
久々でも。

◎ヘニーハウンド
前走も休み明けで、攻めの動きも決していい頃のそれではなかったが、差は0.3秒と僅か。
荒れた内を通らされたことを思えば上等の踏ん張りだし、ポンとゲートを出られて、中団で流れに乗れた点で収穫。
今度は中2週。
詰めて使えること自体がデキのいい証拠。
上積みは見込める。
時計勝負も大歓迎だ。

◎サンカルロ
高松宮記念でカレンチャンをクビ差まで追い詰めた2着馬。
当然、力上位の一頭。
追い込み脚質とあって開幕週の馬場は決して良くはないが、これまでも阪神に限れば開幕週で重賞3、1、4、3着。
割引材料にはなるまい。
過去、久々で11、5、4着とあまり成績が芳しくない点だけが気掛かりだが、攻めは動いている。
要注意。

◎スギノエンデバー
前走の北九州記念で重賞初制覇。
速い流れで展開も向いたが、それにしても切れに切れた。
そう大きくない馬とあって、2kgの斤量減は良かっただろう。
今回は増えるが、56kgなら問題ない範囲。
前走が1分06秒9なら時計勝負も大歓迎。
阪神1200mでは3歳時に重賞2着の実績もある。
今の勢いは無視できない。

◎エピセアローム
前走の北九州記念はオークス以来の実戦で、距離も2400mから1200mへ一気に短縮。
さすがに後方からになったが、直線は大外から目につく伸び。
昨年の小倉２歳Ｓの勝ち馬が、改めてスプリント適性の高さを示した。
16kg増を叩いて2走目とあって体調面は勿論、続けて1200mに使う分の上積みも大きそう。

【データ解析】
◎性別は？
過去10年の性別成績を調べてみると、牝馬の活躍が目立つのが、このレースの特徴のひとつと言える。
好走率をみても、すべてのカテゴリーにおいて「牝馬」の数値は、「牡馬・せん馬」のそれを大きく上回っており、圧倒的優位に立っている。

◎前走は？
2005年以前は前走「オープン特別」組など、前走で重賞以外のレースに出走していた馬の好走が目を引く。
しかし、北九州記念が芝1200ｍの重賞に変更され、『サマースプリントシリーズ』が創設された06年以降では、前走で「アイビスサマーダッシュ」・「北九州記念」・「キーンランドＣ」に出走していた馬からしか勝ち馬が出ていない。
全体的に見ても前走でスプリント重賞以外から臨戦してきた馬は苦戦傾向。
過去10年の前走の開催月別成績を見ると、勝ち馬10頭はいずれも前走で同年の「７〜８月」のレースに出走していた。

◎近走は？
過去10年で02年から05年の優勝馬4頭は、すべて「近2走以内に芝1200m以下の重賞レースに出走した経験がない」馬だった。
しかし06年以降の優勝馬6頭はすべて「近2走以内に芝1200m以下の重賞レースに出走して1〜3着に入った」実績がある馬で占められている。
06年以降は、この条件に該当する馬と該当しない馬とでは好走率で断然の差がついている。

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このあと、16時に遅れております『先週の結果』をご報告いたします。



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