おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 毎週木曜日は週末に行われる重賞レースの解析の日です。 今週からいよいよ「秋競馬」の開幕です。 今月末からはG1レースも始まります。 まだまだ暑さの残る当地ではありますが、夜になると「秋の虫」たちが喧しく鳴いております。 秋ですねぇ〜 (^^♪ 本日は、 8時 中山 京成杯オータムH 12時 阪神 セントウルS の順で『有力馬情報』と『データ解析』をお届け致します。 お役に立てれば幸いです。 ☆9/9(日) 第4回中山第2日11R 第57回京成杯オータムハンデ(G3) 芝外1600m ハンデ 【有力馬情報】 ◎ゼロス 皐月賞で外枠から前に競りかけ、共倒れに。 あのレースぶりからはダービーの2400mは長過ぎた。 ワールドエース相手の若駒Sでは終い2F目10.7秒のラップで突き放し、3連勝を達成。 自分のリズムで走れれば相当に強い。 2勝を挙げたマイルはスピードを生かすに絶好の条件。 開幕週の馬場でハンデ差を生かせば。 ◎エーシンリターンズ 関屋記念でレコードの2着。 僅かに決め手の差が出たが、3着スピリタスには2馬身の差をつけた。 前走くらいの馬体でちょうど良さそう。 桜花賞、ローズSとも3着と好走し、良くなればもっと走れていい。 先行力が魅力になる。 ◎マイネルロブスト 春シーズン傷んだ馬場状態に泣かされ、加えて皐月賞では折り合いを欠いた。 NHKマイルCの時点では余力がなく、ひと息入れて立て直した効果を見込める。 中山マイルでは朝日杯FS・2着の良績を残しているし、当時レオアクティブには先着している。 スムーズなレースができれば怖い。 ◎レオアクティブ ひと息入れた朱鷺Sを鮮やかな差し切り。 直線が短い内回りであの伸び。 京王杯2歳Sも同様だったが、ツボに嵌まると爆発的な末脚を使う。 ベストは1400mでも朝日杯FS・3着のマイルは守備範囲。 開幕週の馬場で前が止まるかどうかに尽きる。 ◎キョウエイストーム 1年4カ月ぶりの関屋記念は参考外でいいだろう。 一昨年のこのレースで2着し、昨年は中山金杯2着。 距離を問わずに中山を得意にしている。 躍進を見込んでおきたい。 ◎スマイルジャック レースで結果が出ないが、活気は戻ってきている。 関屋記念は先行2頭が速い上がりで押し切り、6着で上々の部類。 重量を背負い慣れており、ハンデ戦でも問題はなさそう。 ◎スピリタス 以前ほど置かれなくなり、安定した成績を残せるようになった。 前走、内から伸びたレースぶりは進境。 小回りに替わっても軽く扱えなくなった。 ◎コスモセンサー 安田記念でレコードの3着。 先行馬には厳しい流れだったことを思えば価値が高い。 昨年このレースは8着だったが、もっと走れていい。 【データ解析】 ◎馬齢は? 過去10年の優勝馬10頭中、03年を除く9頭は「5歳以下」の馬だった。 また、「6歳以上」馬の好走率は「5歳以下」だった馬のそれを大きく下回っている。 「6歳以上」だった馬のうち、前走で「5着以下」に敗れていた馬は3着内率5.4%とさらに苦戦。 「6歳以上」の馬の中でも前走着順がいまひとつだった馬については、大きく割り引きか。 ◎実績は? 過去10年の出走馬延べ140頭中、前走が「関屋記念」だった馬は35頭おり、3着以内に9頭を送り込んでいるものの、優勝を果たした馬は1頭もいない。 また、前走が「関屋記念」だった馬は連対率の面でも前走で「その他のレース」に出走していた馬を下回っている。 関屋記念と京成杯オータムハンデキャップは、どちらも今年創設された『サマーマイルシリーズ』の対象レースだが、関屋記念に出走していた馬が本レースで上位を占める可能性はそれほど高くない。 前走の「関屋記念」で「5着以下」に敗れていた馬は3着内率10.0%とさらに苦戦している。 前走の「関屋記念」で上位争いに食い込めなかった馬は評価を下げるべきか。 ◎コース実績は? 04年以降の過去8年の優勝馬8頭中、10年を除く7頭は、中山競馬場・芝コースのJRAの重賞かオープン特別において連対経験のある馬。 該当馬は3着内率29.8%と好走率の面でも優秀。 03年以前は中山競馬場・芝コースのレースに実績のない馬も比較的健闘していたが、近年の傾向を重く見るならコース適性の高そうな馬を重視したい。 ◎距離適性は? 08年以降の過去4年間の連対馬8頭中6頭は、前走で「1700m以上」のレースに出走していた。 該当馬は42.9%という高い連対率をマークしている。 07年以前は前走で「1600m未満」や「1600m」のレースに出走していた馬の好走例も少なくなかったが、近年は「1700m以上」のレースに出走していた“距離短縮組”が優勢。 ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ Mail derbyexp@docomo.ne.jp (c)デックス