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2012年05月31日 12時00分 発行
【重賞情報・3】ダービーエクスプレス
※文末が切れてしまっている方は弊紙HPをご覧ください。
http://fhp.jp/derbyexp/

こんにちは。
度々お邪魔致します。

ここでは『安田記念』の分析を少々長くなりますが、お届け致します。

☆6/3(日) 第3回東京第2日11R 第62回安田記念(G1) 芝1600m 定量

【有力馬情報】
◎ストロングリターン
昨年京王杯SCで重賞初制覇。
その勢いで安田記念でも2着と好走した。
今年は京王杯SCで4着だったが、7カ月の骨折明け、出遅れた上に直線モタれて苦労しながらの0.3秒差で前哨戦としては上々といえる。
何度も休養を挟んでいるので6歳でも馬は若々しい。
大幅な良化を見込める今回、G1制覇の大きなチャンス。

◎エイシンアポロン
5カ月ぶりのマイラーズCが10kg増で余裕残し。
外枠もマイナスに働いた。
昨秋、11カ月ぶりの毎日王冠4着のあと、東京1600mの富士Sで一変したように、当然変わり身を見込めるケース。
マイルCS勝ちした実力を見直したい。

◎グロリアスデイズ
香港勢はしばらく勝っていないが、この馬は注意が必要。
南半球産の遅生まれ。
香港デビューが昨年11月で、ニュージーランドでの1戦を加えても8戦のキャリア。
3走前に僅差で敗れたラッキーナインを前走、チャンピオンズマイルで逆転した。
底を見せていない魅力が大きい。
差し脚を磨き、東京の長い直線は歓迎材料になりそうだ。

◎アパパネ
休み明けを叩かれれば確実に結果を出してきた。
Vマイル5着と一応の前進は見せたものの、相手関係や実績を思うと物足りなさは否めない。
それでも馬体が絞れて走れる体つきにはなってきた。
昨年の安田記念6着でも0.2秒差だし、牡馬相手でも見劣りは感じない。
良化度合が鍵。

◎サダムパテック
3カ月ぶりとなった京王杯SCを快勝。
休養がプラスとなり、東スポ杯2歳Sの強さが甦った。
皐月賞2着。
朝日杯FSではグランプリボス、リアルインパクトに敗れたが、世代トップクラスの能力の持ち主。
立ち直ればG1の舞台でも。

◎ラッキーナイン
昨秋に続き2度目の来日。
59kgを背負ったセントウルSで2着し、スプリンターズSは不利を受けての5着。
日本の競馬が向く。
その後はドバイ遠征も含めて短距離で活躍を続けたが、前走チャンピオンズマイルでグロリアスデイズに次いでの3着している。
距離に問題はなく侮れない存在に。

◎リアルインパクト
昨年、3歳の身で安田記念を制した。
同厩の2着ストロングリターンとは4kg斤量差が大きかったが、先行しての渋太さは一級品。
前走、マイラーズCで負け過ぎの嫌いはあるが、関西遠征は11、5、10、18着と振るわず、そのあたりが影響しているのか。
1、2、3、1、2着の東京なら。

◎ローズキングダム
マイルを走るのは2歳暮れの朝日杯FS以来。
エイシンアポロンが2着でガルボが4着。
これらを負かしているのだから距離適性は高い。
3200mの天皇賞(春)を走った直後で、速い流れに戸惑わなければ。

【データ解析】
=日本馬入着馬のデータ=
過去10年で3着入着は26頭(1着9頭、2着9頭、3着8頭)

◎重賞実績は?
一線級が優勝する一方で、古馬G1にしては明らかに実績で見劣るような馬が上位に食い込むケースも少なくない。
日本馬同士ですら、実績面から狙いを絞るのは難しいが、強いて条件を挙げるなら、芝1400〜1600mで重賞勝ちとなるが(例外は1着2頭、2着1頭、3着1頭)。
出走馬の多くがクリアしてしまいそうなので、あまり意味はない。
ただ、連対馬に限定すれば、芝2000m以下のG1で連対というのも条件で、こちらの例外は1着馬に2頭、2着馬に3頭となる。

◎コース実績は?
コース実績については、東京の芝で重賞連対かG1・3着以内があること。
例外は1〜2着馬に各1頭。
ただ、3着馬には4頭いるので3着候補の条件としては微妙なところ。

◎ステップは?
前哨戦に位置づけられている京王杯SC組が1勝、2着3回、3着1回で一歩リード。
また、マイラーズC組も優勝馬は出ていないが、2着2回、3着5回で上位争いの確率は高い。
とはいえ、どちらも抜けて活躍が目立つというわけではなく、ステップからは狙いを絞れない。
なお、前走が重賞以外だったり、2000mを超える距離の場合は減点。
また、2カ月半以上の休養明けも減点の対象になる。

◎前走は?
レースのレベルに関係なく、前走成績は5着入着が条件。
この例外は1着に1頭、2着に2頭、3着に1頭となる。

=外国馬入着馬のデータ=
外国馬は過去10年で24頭が出走。
そのうち23頭までが香港馬で、4頭の入着馬もすべてが香港馬だった(1勝、2着1回、3着2回)。
僅か4頭のデータから有意な傾向を得られるかは少々疑問だが……。

◎重賞実績は?
入着馬4頭のうち3頭までは国際G1連対馬。
地の利がある日本馬に対して勝ち負けするには、やはり、これくらいの実績は不可欠。

◎ステップは?
入着馬4頭ともチャンピオンズマイルを使っての臨戦で、着順は3着以内。
更に、1、2着した2頭はそのチャンピオンズマイルでも連対していた。
したがって、連対候補は同レースでも連対していること。

=日本・外国馬共通データ=
◎年齢は?
勝利数では6歳の6勝が断然。
2着がないため連対率では7歳馬に逆転を許すが、それでも年少各世代の連対率は上回っている。
3着を含めた入着率になると再び他世代を大きくリード。
中心は6歳と見ていい。
これに次ぐのが7歳で、ベテラン勢の活躍が目立つのもこのレースの大きな特徴。

◎人気は?
1番人気は1勝、2着ゼロ、3着1回。
半数の5頭は5着入着も逸しており、とても信頼は寄せられない。
2番人気の方が安定感でこれを上回るものの4連対、人気薄の浮上余地は十分。
馬単は9回中5回、馬連は10回中5回が万馬券。
また、三連単は7回中5回で10万円超えを記録している。

◎決まり手・枠順は?
前・後半の3Fのタイム差は概ね1秒、あるいは、それ未満であることが多く、脚質面での有利、不利は特に感じられない。
東京マイル戦だからといって、差し・追い込み勢ばかりに目を奪われぬよう心がけたい。
なお、その中でも前・後半がほぼイーブン、つまり通常のマイル戦にしてはペースが落ち着くと台頭してくるのが香港勢。
香港勢が1、3着した06年、2着した08年がともにそんな流れだった。
馬番の1〜18番枠までを3等分して比較してみると、内か外かの傾向が強く、間に挟まれた7〜12番は明らかに劣勢。

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