※文末が切れてしまっている方は弊紙HPをご覧ください。 http://fhp.jp/derbyexp/ おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 毎週木曜日は週末の重賞レースに関する情報配信の日です。 8時 阪神11R 鳴尾記念(G3) 10時 東京12R ユニコーンS(G3) 12時 東京11R 安田記念(G1) の順に、「有力馬情報」「データ解析」をお届け致します。 G1シリーズ最終戦が行われる今週末。 何とか有終の美を飾るべく、努力してまいります。 お役に立てれば幸いです。 ☆6/2(土) 第3回阪神第1日11R 第65回鳴尾記念(G3) 芝2000m 別定 【有力馬情報】 ◎ショウナンマイティ 前走の大阪杯で重賞初制覇。 他の上位馬とは斤量差はあったが、後方からたった一頭、大外を回り、並ぶ間もなく突き抜けた。 前半1000m65.2秒の超スローでもピタリと折り合っていた。 斤量は増えても前走と同じ舞台だし、動きも上々。 安田記念にも登録があるが、現時点では除外濃厚。 その憂さをここで晴らす。 ◎トゥザグローリー 前走の中山記念は少しの見せ場もない10着。 道悪をさほど苦にしないだけに敗因が判然とせず、不甲斐なかった。 それだけに半信半疑だが、ここ2週の動きが上々で、気配だけなら好調。 距離も2000mなら不足はないし、3勝を挙げる阪神で57kgなら条件に不足なし。 見直す余地は十分。 ◎アーネストリー 昨年の宝塚記念の覇者。 どこに入っても上位の地力を備えているのは間違いない。 阪神は勿論のこと、2000mも力を出し切れる距離。 間隔が2カ月開いて、馬体重が気にはなるが、前週追切りでは坂路50.7秒の好時計。 少なくとも、前走時よりもデキが良さそう。 大阪杯がショウナンマイティから0.5秒差。 斤量差も詰まるし、逆転まで。 ◎ナカヤマナイト 昨年の皐月賞5着、ダービー4着の素質馬。 大阪杯は道中で行きたがった分、ひと伸びを欠いたが、柴田善騎手はレース後「今日でも馬場が悪い分、力んで走っている」 敗因は道悪に尽きるだろう。 前走後はここを目標に、順調に乗り込んでこれた。 あとは良馬場が叶えば。 ◎トーセンラー 昨年の菊花賞3着馬。 今年、年明けの3走が物足りないが、京都記念は久々、日経賞と新潟大賞典は道悪。 それぞれに敗因はあった。 パワー型ではないので、開幕週の芝で良馬場が叶えばガラッと変わる可能性は十分にあるだろう。 ここ2走から間隔を詰め、攻めもしっかりと。 まだ上積みがありそう。 そう大きくはない馬、斤量減もプラスに。 ◎スマートギア 前走は道悪。 鋭い切れ味が身上で、良さが生かせなかった。 脚質的に開幕週の馬場は良くはないが、ここに入っても切れ味は上位。 斤量減もいい方に働きそう。 【データ解析】 ◎距離は? 今年と同じ条件(3回阪神、芝2000m)で開催された97〜99年の鳴尾記念における日本馬の前走の距離別成績を見ると、2000m未満のレースに出走していた馬はすべて4着以下に敗れていた。 今年の鳴尾記念とほぼ同じ時期(5月下旬)に同じ距離で(02〜09年は中京2000m、10〜11年は京都2000m)で開催された過去10年の『金鯱賞』における前走の距離別成績を見ると、前走で2000m未満のレースに出走していた馬が連対率2.0%と苦戦していた。 今年も前走が「2000m未満」だった“距離延長組”は割り引きが必要かもしれない。 ◎着順は? 過去10年の金鯱賞における前走の着順別成績を見ると、前走で2着以内に好走していた馬が3着内率36.7%と優秀な成績。 前走内容が良かった馬は素直に信頼できる。 ただし、前走で3着以下に敗れていた馬のうち、そのレースが「JRA、地方競馬、海外のGI レース」だった馬の3着内率は38.1%で、前走が「2着以内」だった馬のそれをわずかに上回っている。 前走が格の高いレースだった馬は、そのレースで「3着以下」に敗れていても前走好走馬と同等といえる。 ◎枠順は? 阪神の改修後の06年12月以降で、阪神・芝2000mで行われた3歳以上、4歳以上のJRA重賞16レースにおける枠番別成績を見ると、「5〜8枠」だった馬の好走率は「1〜4枠」だった馬のそれを大きく上回っている。 やや外めの枠に入った馬を重視したいところ。 ☆お得な情報もこのあと夜に、ネッ!!☆ ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp/