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2012年03月22日 14時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】4
こんにちは。
何度もお邪魔して、申し訳ございません。

本日の重賞分析の最後はG1・『高松宮記念』です。

☆3/25(日) 第1回中京第8日11R 第42回高松宮記念(G1) 芝1200m 定量

【有力馬情報】
◎ロードカナロア
目下5連勝。
シルクロードSは直線を向いた段階で前とかなり差があったが、鞍上が仕掛けると瞬時に反応して前を捉え、ゴールでは2着を2馬身半突き放す完勝。
これで1200mは6戦6勝。
逃げ、先行、差しと自在に運べるセンスの良さは特筆。
G1初挑戦で激しい流れを経験していない点がどうかだが、ポテンシャルの高さでタイトル奪取の可能性は十分。

◎カレンチャン
5連勝でスプリンターズSを制覇した昨年の最優秀短距離馬。
前半3F33秒台のダッシュ力があり、それでいて追ってひと伸びするのだから安定感は群を抜く。
戦績から左回りも直線の坂も問題ない。
今年の緒戦となったオーシャンSは4着だったが、久々・道悪・56kgと厳しい条件下で0.2秒差。
敗れてなお強しを思わせた。
実績、キャリア、完成度を含めた総合点で他馬を一歩リード。

◎サンカルロ
スプリントG1に4度挑戦して4、3、2、7着。
このメンバーに入っても見劣らない実績の持ち主。
1200mに勝ち鞍がなく、2勝しているとはいえ左回りだと幾分スムーズさを欠く面があるのは気になるが、直線に坂ができた新コースなら身上の末脚を存分に生かせそうだ。

◎ジョーカプチーノ
3カ月ぶりのオーシャンSで5着。
発馬でモタつき後方からの競馬を余儀なくされたが、馬込みを捌いて差を詰めたレース内容は過去には見られなかったもの。
この経験が今後に生きてきそうだ。
その前走が16kg減だったが、加減することなくビシッと追われており、体調面も問題なし。

◎ダッシャーゴーゴー
ここ4戦に物足りなさは残るが、過去にスプリント重賞を3勝、一昨年のスプリンターズSで2位入線(4着降着)の実力馬。
全4勝がすべて坂のあるコースで、脚質から直線の長いコースも歓迎。
久々のオーシャンSを叩いて馬体が引き締まり上向き。
主力がやり合って流れが速くなるようならこの馬の出番。

◎マジンプロスパー
芝路線に切り替え7戦4勝。
重賞初制覇となった阪急杯は押し出される形になって4角で早々に先頭に立ちながら直線でもうひと伸び。
なかなか強い内容だった。
昨年後半からひと回り大きくなってパワーアップ。
頭角を現してきた。
坂のある阪神に勝ち鞍があり、阪急杯のレースぶりから1200mにも対応できそう。
上昇度、勢いが魅力。

【データ解析】
◎馬齢は?
4歳馬が馬券に絡んだのは06年のラインクラフトが最後。
勝ち馬に至っては10年前のショウナンカンプまで遡る。
一方で7歳以上馬は2勝しているが、いずれもキンシャサノキセキによるもの。
基本的には5、6歳が中心と考えていいだろう。

◎ステップは?
1.阪急杯
(6.6.4.42)という最重要ステップ。
毎年少なくとも1頭は馬券に絡んでいる。
出走58頭は最多タイの頭数ながら、勝率10.3%、連対率20.7%、3着内入着率27.6%と非常に高い数字を残している。
この16頭のうち14頭が阪急杯1〜5着馬。
6着以下から巻き返した2頭は「阪急杯が休み明け」「G1連対経験馬」の2点で共通している。
2.オーシャンS
オープン特別だった時代も含め、ここから臨んだ馬は58頭いて(3.0.2.53)。
注目すべき着順は、オーシャンSより前々走。
02年のショウナンカンプを除いた4頭は、前々走で重賞1〜3着の成績を残していた。
ただ、3勝中2勝がキンシャサノキセキによるもの。
同馬の勝利が7、8歳時という点を考えても、この2勝だけは参考外かも。
3.シルクロードS
(1.0.3.17)は出走頭数を考えれば悪くない成績。
馬券に絡んだ4頭のうち、05年3着のプレシャスカフェと08年1着のファイングレインはオープン→シルクロードSを連勝しての臨戦だった点で共通している。
同じステップを踏んでいた昨年のジョーカプチーノが10着だったが、これは勝負どころで不利を受けたもの(加害馬は降着)。
度外視していいものだろう。
4.その他
上記以外のステップではマイルCS、中山記念、スプリンターズS、阪神牝馬Sから2着馬が1頭ずつ、東京新聞杯から3着馬が1頭出て、計5頭。
この5頭にはG1で1〜3着の実績があり、特に07年のペールギュント以外の4頭にはG1勝利経験があった。

◎距離適性は?

3着以内馬30頭には、芝1200mで勝ったことのなかった馬が10頭、そのうち未経験馬は5頭いた。
勝ち馬10頭のうち4頭が芝1200mで未勝利だった点を考えても、あまり距離実績にとらわれる必要はない。
ただ、この芝1200m未勝利馬10頭中6頭にはG1で1〜3着の実績があり、残る4頭は前走が阪急杯で1〜3着だった点で共通している。

◎実績は?

芝で3勝以上(29頭)、重賞勝ち(26頭)、G1出走経験がある(26頭)の3点。
また、阪神だった昨年を除く9年の3着以内馬27頭のうち、左回り未経験だったのは04年2着のデュランダル1頭だけ。


お付き合いありがとうございました。
間もなく会員募集は締切ですよぉ!!
(@_@;)

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