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2011年12月22日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】3
今年一番の大勝負!
有馬記念の情報です。

今年はファン投票で上位に選ばれた馬が多数参戦し、例年に無く楽しみなメンバーとなりました。
ブエナビスタの引退レースですが、有終の美を飾れるのか?
それとも他馬がその夢を打ち砕くのでしょうか?

☆12/25(日) 第5回中山第8日10R 第56回グランプリ・有馬記念(G1) 芝2500m 国際・定量

【有力馬情報】
◆オルフェーヴル
2勝目のスプリングSまで時間を要したが、5連勝で菊花賞を制し、史上7頭目の三冠馬となった。
夏を越して馬体が成長し、風格が出てきた。
古馬とは初対戦。
例年以上に厚い壁には違いないが、厳しい条件を覆してこそ五冠や海外への夢も広がろうというもの。
牡馬同士なら2kgの斤量差があり、一昨年の兄ドリームジャーニーに続いての兄弟制覇となるか。

◆ブエナビスタ
G1級6勝はいうまでもなく既に歴史的名牝。
ラストランを迎えたが、前走でジャパンCを制し、今季3戦目で更に体調の上積みを期待できる。
有馬記念は2年続けて2着。
心残りがあるとすればこのレースだろう。
昨年に続きファン投票1位に選出された。
レース後には引退セレモニーの予定。
熱い声援に応えたい。

◆トーセンジョーダン
昨年G1初挑戦となった有馬記念5着。
その後G1天皇賞(秋)を勝ち、G2を2勝。
前走ジャパンCもクビ差2着で、格段に力をつけている。
その昨年は意表をつく逃げの手に出たが、どんな競馬でもできるのが強み。
過去2度の3連勝があり、好調が長続きするタイプだし、引き続き上位争いに持ち込める。

◆ヴィクトワールピサ
ドバイWCを制したあと、香港、仏国で出走回避が続いた。
帰国緒戦となったジャパンCは本来のレースぶりからは程遠く、流れも向かずに参考外と見ていいだろう。
昨年の有馬記念ではブエナビスタの追撃を振り切り、皐月賞も含め中山では4戦全勝。
真価発揮の舞台に。

◆アーネストリー
宝塚記念でブエナビスタ相手にレコード勝ちした。
平均して速いラップを刻み、追走した方が音を上げるほどの渋太さ。
天皇賞(秋)は案外だったが、スムーズな右回りで反撃がある。

◆エイシンフラッシュ
強い世代のダービー馬。
天皇賞(春)2着、宝塚記念3着と力は示してきた。
今秋、復帰後着順は今ひとつだが、天皇賞(秋)は早目の競馬で見せ場十分。
外枠で折り合い重視の競馬になったジャパンCは流れが向かなかった。
まだ見限れない。

◆ヒルノダムール
天皇賞(春)の勝ち馬。
中山では皐月賞2着の良績がある。
帰国後ジャパンCは見送り、ここに備えていた。
今春の充実ぶりは目を見張るものがあったし、力通りなら怖い。

◆マイネルキッツ
09年の天皇賞(春)優勝馬。
翌年の天皇賞(春)でも、ジャガーメイルと0.1秒差の2着に好走しており、芝・長距離部門での実績は現役トップクラスと言える。
8歳を迎えた今年は善戦止まりのレースが続いていたが、前走のステイヤーズSで、久々に強い競馬を披露。
後方待機から豪快に捲り、4角先頭から堂々と押し切って重賞3勝目を挙げた。

◆ジャガーメイル
昨年の天皇賞(春)を制した。
まだまだ衰えは感じられない。
前走のジャパンカップでは、14番人気の低評価を覆し、後方追走からゴール前で鋭い伸び脚を見せて3着に食い込んだ。過去3年は、いずれも遠征していたため、7歳にして有馬記念は初挑戦。
中山・芝コース(1.1.0.2)と良績があるだけに、侮れない。

【データ解析】

◎実績は?
1着馬については芝2000m以上のG1で優勝、または、2度以上の連対があることが条件。
10頭中9頭がこれに該当する。
ただ、2着で該当する馬は5頭、3着では4頭だから、これはあくまで1着候補限定の条件。
2着に関しては、芝2000m以上のG1で連対(10頭中7頭)、3着は芝2000m以上のG1で5着以内(10頭中8頭)が条件。

◎距離実績は?
芝2400m以上のG1で3着以内、または、芝2400m以上のG2に優勝があること。
該当馬は1着馬が10頭中9頭、2着馬が同7頭。3着馬が同6頭となる。

◎臨戦態勢は?
ジャパンC同様、夏季から秋季にかけて2カ月半以上の休養があることが第一の条件。
例外は1〜3着馬に1頭ずつだし、03年以降はすべてがこの条件をクリアしている。
また、秋シーズンのレース数は2〜3戦が条件。
こちらの例外は1着馬に1頭、2着と3着馬はそれぞれ3頭となる。

◎前走は?
同じG1からの臨戦というのが大きな条件で、例外は1着馬にはなく、2着馬に1頭、3着馬に2頭いるだけ。
前走着順を見ると、1着馬10頭中8頭が3着以内。
前走が4着以下の場合は、巻き返しがあっても2着、3着までと考えていい。
主力はやはりジャパンCで、過去10年で6勝、2着3回、3着3回の成績をマークしている。

◎年齢は?
勝利数では4歳が断然。
連対数では3歳が肩を並べ、3着を含む入着数になると3歳が4歳を逆転する。
ただ、出走数に差があるため、連対率でも入着率でも優位に立っているのは4歳。
一方、この2世代以外になると、好走の可能性はかなり低くなる。

◎性別は?
牝馬が目下4年連続で連対し、連対率も牡・セン馬を大きく上回る。
ただ、勝利数は牡・セン馬の9勝に対し牝馬は1勝。
また、16頭中10頭が6着以下で、うち7頭は二桁着順。
出走した牝馬の大半が健闘している天皇賞(秋)あたりとは、かなり実情が異なる。
牝馬優勢とあまり強く意識しない方がいいかも知れない。

◎人気は?
1番人気は通算7連対だが、ここ8年で7連対なら信頼を寄せられる。
また、優勝馬は10頭中7頭が1〜2番人気で、残る3頭が3、4、9番人気。
人気薄の食い込みも少なくないレースではあるが、あくまでも、それらは2着候補、3着候補としての狙いになる。

◎決まり手・枠順は?
決まり手については、あまり極端な偏りは認められない。
最近6年のうち07年を除く5回は、道中10番手以降だった馬が連対しており、先行、好位勢による決着となる可能性は低そうだ。

馬番別の着順を見ると、好走馬の出る確率が高いのは内目の枠。
特に、1〜3番枠から連対馬が出なかった年は10年で2回だけで、この”内から3頭”が、データからの幸運枠だ。
また、年毎に馬番を内目と外目に二分して見ても結果は”外より内”の結論になる。


このあと、すぐお知らせがあります。
m(__)m

何回もゴメンナサイ。

ダービーエクスプレス
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