競馬TVトップ
[競馬専門] 無料メールマガジン配信スタンド!競馬TV
メルマガ検索 
2011年12月22日 10時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】2
前号に引き続き、今週の重賞第2弾は弊誌の一番好きなレース。
伝統の障害重賞『中山大障害』のご紹介です。

☆12/24(土) 第5回中山第7日10R 第134回中山大障害(J・G1) 芝4100m 国際・定量

【有力馬情報】
◆ディアマジェスティ
前走オープン特別のイルミネーションジャンプSを9馬身差で圧勝した。
初の中山障害コースを難なく克服、障害通算4勝目をマークした。
平地時代に1600万下クラスまで出世した脚力に加え、抜群の飛越センスを備えている馬。
まだジャンパーとしてのキャリアも浅く更なる上積みが見込め、スタミナも豊富。
前走では不良馬場も苦にしておらず、馬場状態に注文が付かない点もセールスポイントになりそう。
前哨戦を快勝した勢いを活かして、J・G1 制覇を狙う。

◆マジェスティバイオ
今年の春に障害入り。
3戦目の未勝利を勝ったあと、すぐに東京JSを4馬身差で快勝。
ジャンパーとしての高い才能をアピールしたが、夏以降も安定感十分のレースを続けている。
新潟JSで3着のあと、10月東京HJを優勝。
早くも2度目の障害重賞制覇を達成している。
前走イルミネーションジャンプSは2着に敗れたが、勝ち馬のディアマジェスティよりも2kg重い62kgを負担していたことを思えば、内容は悪くなかった。
抜群の安定感と力強い末脚を武器に、J・G1 初挑戦・初制覇に挑む。

◆マイネルネオス
順延開催の中山グランドJを優勝。
豊富なキャリアと安定した飛越を誇る馬だ。
前走イルミネーションジャンプSは、骨折による5か月の休養明けに加え、斤量も出走馬中最も重い63kgを背負って、5着に敗れた。
昨年暮れの中山大障害では、勝馬バシケーン、2着馬タマモグレアーに続く3着と好走しているように、中山の障害コースは(3.3.2.5)と相性は非常に良く、スタミナも実に豊富だ。
今回は休み明け2戦目で状態面の上積みが見込めるはず。

◆ドングラシアス
小倉サマーJを優勝、待望の障害重賞初制覇となった。
前々走の阪神JSで勝ち馬とクビ差の接戦を演じ、2着に好走。
以前に比べると、レース内容が安定してきた印象。
前走の京都JSこそスタートで後手に回って流れに乗れないまま7着に敗れたが、重賞で再三好勝負を演じてきた地力は軽く扱えない。
過去に勝ったレースは、いずれも3〜4角で先行馬に並びかけ、そのまま押し切る強い内容。
うまく先行して、自分の形に持ち込むことができれば面白い存在。

◆メジロクリントン
未勝利→オープンを連勝し、勢いを駆ってJ・G1 に挑戦。
今年6月に障害入りしてから初勝利を挙げるのに5戦を要したが、秋に入って本格化を迎えた印象。
前々走は2着馬ディアマイホースに7馬身差の圧勝、前走のオープンはハナ差の接戦を制している。
ここにきての上昇度は、出走メンバー中でもナンバー1だ。

◆スプリングゲント
09年に中山グランドJを制したが、約2年8か月もの長期休養明けで臨んだ平地の1000万下をひと叩きされて、J・G1 の舞台に戻ってきた。
06年には、京都JS、東京ハイJ・京都ハイJと、障害重賞3連勝を成し遂げた実力の持ち主だけに、侮れない存在だ。

◆ジャストルーラー
近4走で2勝をマーク。
前々走ではオープン勝ちし、続く前走のイルミネーションJSでも4着に健闘。
ここにきて力をつけている1頭だ。
今回が障害重賞初挑戦で実績では見劣りするが、上昇度を活かしての上位食い込みがあるかもしれない。

◆ディアマイホース
障害入りしてから初勝利を挙げるのに22戦を要したが、その間に着実に力をつけてきた。
前走の未勝利は着差以上に強い内容で、中山の障害コースは(1.2.0.3)と相性も上々。
今回は大幅に相手が強化されるが、飛越には安定感のある馬だけに穴馬の資格はありそうだ。

【データ解析】

◎年齢は?
過去10年の3着以内馬30頭中16頭は「5歳以下」の馬だった。
また、「5歳以下」だった馬の好走率は、「6歳以上」だった馬のそれを上回っている。
今年も、まずは「5歳以下」の若い馬に注目したいところ。

◎コース実績は?
過去10年の3着内馬30頭中17頭は「中山競馬場の障害・オープンクラスのレースで優勝経験のある」馬。
該当馬は3着内率38.6%と好走率の面でも優秀だ。
なお、ここ2年の3着以内馬6頭は、すべて「優勝経験のある」馬が占めていた。
また、中山大障害・中山グランドJで連対経験のあった馬は、3着内率45.5%とさらに優秀な成績をマークしていた。

◎前走は?
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、前走でも「3着以内」に好走している。
また、前走が「3着以内」だった馬の好走率は、「4着以下」だった馬のそれを大きく上回っている。

◎ローテーションは?
過去10年の出走馬136頭中延べ63頭は、前走でイルミネーションJSに出走していた。
今年もこのレースをステップに臨む馬が出走メンバーの中心となりそう。
なお、前走がイルミネーションJSだった馬の好走率は、前走が「その他のレース」だった馬の好走率を下回っている。

◎騎手は?
過去10年の3着内馬30頭中、「前走と異なる騎手」が騎乗していた馬は7頭にとどまっていた。
勝率や連対率の面では「前走と同じ騎手」が騎乗していた馬と互角の数字をマークしているものの、
好走例自体があまり多くない点は気になるところ。


週間会員は今日が締切!!
急げ、急げ!!!
\(◎o◎)/!
http://fhp.jp/derbyexp
          
無料購読  購読解除