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2010年12月09日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞1
【ダービーエクスプレス】
今週も3鞍行われる重賞レースの有力馬情報を2号に分けて配信します。


★12月12日(日) 5回阪神4日目11R 第62回阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 芝1600m

レーヴディソール
初戦はラスト2F11.5-11.4、前走のデイリー杯2歳Sはラスト3F11.5-11.6-11.5の流れをいずれも並ぶ間もなく差し切り、最後は抑える余裕も。
桁違いの瞬発力の持ち主だ。
直線の長い阪神マイルなら舞台設定に何の不安もない。
乗り込みも入念だし、デキもいい。

ダンスファンタジア
2戦とも目立つ時計ではないが、持ったままで直線を向くと、ノーステッキで坂を上って後続を突き放す完勝。
折り合いがつくし、仕掛けてからの反応が良く、瞬発力もある。
センスの塊のような馬だ。
初コースでもまったく問題ないだろう。
中間は既に栗東へ入厩済み。調整も至極順調。

アドマイヤセプター
初戦を7馬身差で圧勝すると、札幌2歳Sで3着。
その札幌2歳Sでは若さを前面に出して、レースでも折り合いに苦労する場面。
それでも終いは脚を伸ばし、大きくは負けなかったのだから、やはり能力がある。
当日輸送もコースも初めてと課題は多いが、1F短縮は大きなプラス。
力を出せる仕上がりにもある。

ホエールキャプチャ
前走ファンタジーSは、道中最後方から、直線は馬群を捌いて猛然と伸びてハナ、ハナ差。
着差が着差だけに、ゴール手前で窮屈になったのが痛かったが、力は示した。
スタートは速くはないが、キャリアの浅い2歳馬同士だけに、逃げ差し自在で展開に左右されにくいのは大きな強み。
中山の前々走の内容なら直線の坂も難なくこなす。
これも前走後は栗東で調整。依然好調だ。

アヴェンチュラ
07年のこのレースの覇者トールポピーの妹。
その姉を髣髴させる素質馬。
前走の札幌2歳Sではアドマイヤに先着。
当時は3カ月半ぶりだったし、テンションが高く、レースで若さを出してもいた。
力を出し切っての結果ではないし、まだまだ伸びしろがある。
牝馬同士なら前走以上にやれていい。
今回も休み明けだが、仕上がりも悪くない。

マルモセーラ
未勝利戦がハナを切っての好時計勝ち、外回りに替わった前走のファンタジーSでも前々で運んで踏ん張り通した。
前で立ち回れて終いまでしっかりしているのが一番の長所だ。
1F延びて直線に坂のある阪神だけに、最後のひと踏ん張りが利くかどうかだが、中間は前走時以上と思える気配。
これならG1でも。

フォーエバーマーク
前走はマイペースだったにしても、ハナを切って上がり3F33.9秒だから優秀。
折り合えるので1F延長は心配なし。
関西への長距離輸送をこなせれば。

その他、
追って渋太いライステラス、赤松賞でダンスの2着だったフレンチカクタスにも注目。
          
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