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2024年03月27日 21時00分 発行
ハンデ戦について
常勝3連単予想

まずは先週の結果です。
先週の結果
4戦2勝
伊勢S 42,050円
鈴鹿特別 64,810円
回収率742%

先週は的中した2本共に配当が良く大勝できました。

高松宮記念は残念でしたがこのような結果を出せて良かったです。

今週の大阪杯も期待していて下さい!

それでは今日は『ハンデ戦は、どういう狙い方がいいんでしょうか?』

というご質問をいただいたので、本日はハンデ戦の買い方について、私の独断と偏見ですが話してみたいと思います。

私の経験則で言えば、

「ハンデ戦では軽量馬を狙いたくなるが、儲かるのは軽量馬より、重いハンデの馬かなと思います。」

ハンデ戦ではこのような事が言われています。

「人気別に見ると、中穴〜大穴馬の期待値が別定戦より高いので、やはりハンデ戦は穴狙いが良いと思う」

「ハンデ戦は、別定戦より大穴の激走が多いので、買い目点数を多めにする戦略も悪くない」

ではこの件について、私なりに話してみたいと思います。

まず、ハンデ戦というのは、「斤量」に差をつけて、弱い馬にも勝つチャンスを与えているレースです。

斤量差があると、どれが強い馬か分からなくなりますが、あくまでもギャンブルの楽しみとして、好配当を生み出すための娯楽要素かと思われます。

では、このハンデ戦。

どこを狙ったらいいのか?

ハンデ戦は各馬の能力差を「斤量」で埋めているわけなので全馬にチャンスが生まれます。

通常、大穴サイドの馬は、過剰人気になりやすいので期待値が低くなりがちなんですが、ハンデ戦の場合は、大穴馬でも単勝回収率70〜80%を維持します。

これは非常に難解です。

とりあえず、ハンデ戦の時に迷うのが、

「斤量57.5キロ以上の馬」です。

実績はある馬でも、57.5キロ以上はどうなのか?重すぎないか?

【ハンデ戦で57.5キロ以上の馬(重賞レース)】
少し前のデータを紹介します。

最新のデータは私の宝物なので、知りたければご自身でデータを取って下さい(笑)

2010〜2016.3
誤差を抑えるため単勝オッズ40倍以上はカット
190頭該当

単勝回収率 70%
複勝回収率 92%

私の印象では、

「重賞で57.5キロ以上の馬は、勝ち切れない。けど3着内の期待値は高い」

という感じです。

あくまでも、6年程度の傾向ですが、57.5キロ以上の馬は能力が高いからこそ、それだけの重い斤量を背負わされるわけで、重い斤量でも3着内に来る力は残している。

57.5キロ以上の馬の「複勝回収率」が高いのは、「過小評価」の部分もあると思います。

競馬ファンが、「57.5キロ以上じゃあ無理だろう」と判断して、馬券をあまり買わない。

その結果、オッズが上がって、回収率も上がるという流れだと思われます。

57.5キロ以上だと、さすがに瞬発力という部分で悪影響が出るので、単勝回収率はあまり上がってこない印象です。

特に重賞レースは、超ハイレベルな瞬発力とスピードが要求されるため、重賞で57.5キロ以上の馬が勝ち切るのは、なかなか大変だということでしょう。

ちなみに、

「2勝クラス条件のハンデ戦で、57.5キロ以上の馬」
単勝回収率 113%
複勝回収率 103%

「3勝クラス条件のハンデ戦で、57.5キロ以上の馬」
単勝回収率 89%
複勝回収率 87%

「重賞レースじゃなければ、57.5キロ以上の馬は、単系でも買い」

とも言えます。

理由は前述の通り、「斤量が重い馬は、過小評価されるから」です。

上記の回収率を見れば明白だと思います。

このように見ていくと、

「57.5キロ以上の馬は、クラスが上がるほど、単勝回収率が下がる」

というような傾向が、データでは見て取れます。

クラスが下がるほど能力差が広がる。

だから多少、斤量が重くても走れる。

一方、重賞レースは極限の戦いなので各馬の能力差がほんの少ししかない。

そこが斤量の影響を強く受けやすい理由のひとつなのではないかと思います。

さらに突っ込んでみると、

「57.5キロ以上の馬は、7歳以上になると、回収率が急落する」

という傾向にあります。

57.5キロ以上の馬
7歳以上

単勝回収率 14%
複勝回収率 60%

これはちょっと狙いにくいですね。

7歳以上になると瞬発力やパワーが衰えるので、重い斤量を克服できなくなってくるのかもしれません。

逆に言えば、

「57.5キロ以上の馬は、4〜6歳なら、逆に期待値は高いと言える」のかなと思います。

この傾向は重賞レースで特に顕著です。

先ほども書いたとおり、重賞レースでは極限の瞬発力が要求されます。

そのため、「重賞で高齢馬かつ斤量が重い馬」は、能力を発揮できないケースが多くなってくると思うわけです。

ここまでをまとめると、

・57.5キロ以上の馬は、2勝クラス条件のハンデ戦なら期待値が高い

・57.5キロ以上の馬は、4〜6歳なら期待値が高い

・逆に言えば、重賞で57.5キロ以上の馬が7歳以上なら、長期的には回収率がかなり低くなる可能性がある

私の認識では、こんな感じです。

ちなみに「ハンデ戦で57.5キロ以上の馬の単勝を全部買ったら」
  ↓
単勝回収率 81%

です。

この81%から、上述のように条件を絞っていくと、回収率100%を超える条件が見えてきます。

馬券で勝つというのは、このような地道な作業の繰り返しだったりします。

さて、それでは逆に、

「ハンデ戦で、斤量51キロ以下の軽量馬」

は、どうなのか?

ハンデ戦。
斤量51キロ以下
同条件
342頭該当

単勝回収率 109%
複勝回収率 79%

「斤量51キロ以下は、安定感はないが、1発の魅力がある」

そんな感じですね。

ただし軽量馬に関しても、

「重賞レースの51キロ以下は、期待値が低くなりやすい」

です。

重賞レース。
斤量51キロ以下
単勝回収率 53%
複勝回収率 58%

こんな感じです。

重賞レースは「格」がモノをいうことが多いので、格下の軽量馬は、はね返されてしまうケースが多くなる印象です。

ということで今日は、ハンデ戦の買い方について、私の独断と偏見で話してみました。

ハンデ戦であっても考え方はいつもと同じ。

「期待値が高い馬を狙う」

「過小評価されている馬を探す」

それだけです。

それぞれのレース条件によって、期待値が高い馬は変わってくるので、自分の中でデータをたくさん持っている人が、競馬の勝ち組になっていると思います。

ご参考までに。
          
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