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2016年10月03日 18時05分 発行
競馬力向上委員会 重賞回顧
こんにちわ。先週で阪神・中山開催が終了しました。先週はいまいちでややマイナス。この開催自体は大きな当たりがあったのでプラスで終わりましたがスプリンターズステークス・凱旋門賞も外れてやや尻すぼみな感じ。来週からの京都・東京そして新潟で調子をあげていきたいです。では、回顧です。凱旋門賞は次につながるものではないでのパスします。

シリウスステークス回顧

マスクゾロが最内から押してハナを取り切る。逃げると思っていたメイショウイチオシは全く行き足つかず、後方のままで回ってくるだけとなった。

ピオネロ・キョウエイギアが続き、アポロケンタッキーが外から追走。1000m通過タイムは60.5と過去の同条件で行われたシリウスステークスの通過タイムと比較しても断トツに早く、息が入らない流れ。

4コーナーを回っても上位の隊列は変わらず追い比べ。キョウエイギアがラスト1ハロンあたりで脱落し、あとは3頭の追い比べとなった。ピオネロが交わすかと思われたがマスクゾロが最後まで粘り込み1着。上位3頭ともにシリウスステークスの血統傾向にはまる馬でした。

ピオネロはマスクゾロに最後斜行を受けていましたのでなかったら逆転もあったかもしれませんね。

アポロケンタッキーは斤量1.5キロ余分に背負っていたので同斤量なら頭もあったのではないでしょうか。

キョウエイギアは馬体重みても成長よりは状態いまいちだったのか。軽めの馬場は少し向かないのかもしれません。

マスクゾロはG1でも通用しそう。チャンピオンズカップでも圏内でしょう。ピオネロも重賞で通用するでしょう。みやこステークスで権利取りに来るのでしょうか。

アポロケンタッキーは次走が難しいですね。。。ブラジルカップは中2週ですしみやこステークスでしょうか?出走出来たとしてもここは合わない感じなので評価を落としたいです。暮れの阪神ペテルギウスあたりなら勝ち負け濃厚ですがとにかく賞金加算がいります。

ミツバは評価を下げる必要はないでしょう。ただ、上位との力差はありそう。オープンではやれると思います。

スプリンターズステークス回顧

レースはミッキーアイルとソルヴェイグが好スタート。外目からじわっとミッキーアイルがハナに立つ。ビッグアーサーはやや手綱を引っ張る場面も見られつつ先団内につける。本命のシュウジはネロと並んで3~4番手を追走。勝ち馬となるレッドファルクスは外目中団を追走。

600m通過は33.4。このクラスでは決して早いタイムではなく前半の入りがこのタイムなら後続勢はどうすることも出来ない。

直線向いてもミッキーアイルの勢いは衰えない。内のソルヴェイグ・シュウジもくらいつく形。ビッグアーサーは出すところなくどうすることも出来ない形。余力は十分あっただけに勿体ない走りとなる。このまま決まるかと思ったところで外からデムーロのレッドファルクスが猛然と追い上げ僅差で交わして1着。2~4着は前に付けた馬らとなった。

レッドファルクスは完全に前残りに展開を外から差し切ったのだから強い内容でした。1200mはダートも含めて4戦全勝で距離適性があるのでしょう。次走はマイルCSでしょうか。

ビッグアーサーは力負けではないので評価を下げる必要はありませんが、鞍上はどうなるかわかりませんね。福永Jは非を認めておりましたが、次走の鞍上は変わりそうな気もします。

ミッキーアイル・ソルヴェイグ・シュウジ3頭ともに力は出し切った印象。この走りでこの敗戦は仕方ないか。ただ昨年同様にサンデー系が上位を取る形。レッドファルクスも母父サンデーサイレンス。週中~予想で書きましたが、中山1200mの傾向はサンデー優位に傾いてると言って良さそうです。特にパフォーマンスをあげてきているディープ・ダイワメジャー・キンシャサノキセキ産駒がそのまま上位に残った点も注目したいです。冬の中山開催でも続くはずなので覚えておきたい。

このレースは0.7秒差に全頭ひしめく混戦。スプリントが混沌としていることを示していそうです。下位の馬ですとレッドアリオンは短距離適性を示しており、この着順で人気を落とすなら次走は注目です。

以上です。今週は3日間開催でいつもより多く競馬を楽しめる分、少し忙しくなりそうですね(笑)馬場変わりでパフォーマンスの変わる馬をしっかり見ていきたいですね。
          
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