確実な軸馬情報です。 いつもご購読ありがとうございます。 日本ダービーレース展望第2部をご覧ください。 助手: さて第1部では衝撃の展望をしていただきました。 プロ: やはり今回の日本ダービーを予想する上で、1番大事なのは皐月賞だよね。 これも歴史は繰り返すって訳じゃないけど、ダービー馬のほとんどが皐月賞経由だからね。 だからその皐月賞を徹底的に洗い出さなきゃ何も見えてこない。 助手: では、皐月賞は直線は風が追い風になってたと言うことですが・・・ プロ: ゴール前が追い風になったということは反対も考えなきゃいけない。 そう。向こう正面は向かい風だったってことだよ。 助手: はっ!? 向かい風と言うことは、まさかこれも恩恵を受けた馬と恩恵を受けなかった馬がいたと言うことでしょうか? プロ: そう!正解。 逆も考えなくちゃいけない。向こう正面はリオンディーズが強風の中で強引に先頭へ躍り出たレース。 それに2番手にいたマウントロブソンもリオンディーズを煽るように後ろから突いたレースだった。 この2頭は、パトロールビデオを見ると共に前に壁を作っていなかったんだよ。 風除けが全くできなかったのがこの2頭だった。 助手: そこまで全く考えていませんでした。 プロ: それに加えて、今年は前半1000mが58.4秒で、一般的にハイペースだったと言われてるよね。 助手: 確かにあれだけ暴走しては、直線急坂がある中山で止まるのは当たり前と思いました。 その上、あの強風を受けていたことも考慮しなくてはいけないと言うことですね。 プロ: 厳しいレースを経験した先行馬は、ダービーの厳しいペースに適す可能性が高いんだよ。 逆に甘いペースで好走した馬は見かけに寄らず負けることも多い。 それが何年か前の勝ったロジユニヴァースと大敗したアンライバルドの差であった思っている。 他にも厳しいペースを経験したディープブリランテがダービーで巻き返し 4コーナーをカットして好走したゴールドシップが掲示板を外した。 助手: トライアンフマーチなんて最後は歩いていましたからね。 展開に恵まれて2着に来た時は、見た目は凄い末脚に見えました。 プロ: 追い込み馬ってのは得てして強そうに見えるんだよ。でも逃げ・先行馬ってなかなか強そうに見えないだろ? でも、レースラップや当日の馬場状態を研究してみると、先行馬の強いレースも結構多かったり 逆に追い込み馬は単に先行馬が歩いただけで末脚が伸びたと勘違いしてしまうことに繋がるんだよ。 助手: リオンディーズやマウントロブソンは強い可能性があると言うことですね。 ではその他にはどうでしょう? サトノダイヤモンドやエアスピネルも皐月賞では強い競馬だったと思います。 プロ: 個人的には勝ち馬と2着馬より強い競馬をしたと思っているのがその2頭だよ。 なぜなら直線では2頭ともヨレたリオンディーズのおかげで不利を受けてるから。 助手: 確かに、エアスピネルなんかは不利がなければ2着はあったかもしれませんね。 プロ: サトノダイヤモンドにしても、皐月賞を勝つための仕上げにはとても見えなかった。 +6kgだったけどそれ以上に余裕がある仕上げに見えたんだよね。 エアスピネルだって、マイラーと決め付けるのはまだ早いんじゃないかな? たしかにデイリー杯は強かったけど、デイリー杯や朝日杯以上に距離伸びて パフォーマンスを上げているからね。 助手: 凄いレースになりそうですね! 第3部に続きます。