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2015年06月05日 21時35分 発行
鳴尾記念 解析予想(簡略版)
2015/6/6/鳴尾記念/阪神芝2000mA/G3/右内回り 発走 15:35
 
★第2回阪神芝の全般的傾向
 
ほぼ毎週のように道悪競馬を強いられた2015年の第1~2回阪神開催であったが、
春は草の根付きが非常に良く、唯一、土日共に良馬場だった第2回最終週は高速決着で推移!
金曜日(4月17日)のJRA馬場発表では“馬場の痛みが広がる”とのコメントが併記されたものの、
蓋を開けてみれば上記のような高速ターフ!馬場の良質化は想像以上に進んでいるのだろう!
その後、6週間の京都開催を挟んでの第3回阪神開幕!上記の如く、この時期は馬場の回復早く、
6週間での馬場メンテも概ね順調とのことで前2開催の痛み引きずることなき良好ターフとの予測!
当然ながら、開幕の今週、少頭数ゆえに枠順はともかくとして、先行タイプには注目の要有り!
 
★臨戦ハイレベルレース
2015/4/5「大阪杯」(阪神芝2000mB/G2)~エアソミュール
※キズナ、スピルバーグ、ロゴタイプ等々、6頭のG1ホースが勢揃いした超ハイレベルのG2戦!
最後方から末脚を繰り出した叩き2戦目の“軸”キズナ(◎)が快勝!と思いきや、
一度キズナに差されたG1ホース・ラキシス(☆)が内から差し返し、キズナを2馬身突き放して完勝!
4着スピルバーグ、5着ロゴタイプと、G1ホースが掲示板を死守したが、
只1頭、G1の勲章なきG2ホース・エアソミュール(○)がG1ホースの間に割って入って3着に健闘!
道中、折り合いを欠き、最後の直線でも前が詰まって待たされるロス!
スムーズでも3馬身先のキズナには届かなかっただろうが、昨秋から、充実一途!目が離せない!
 
★注目レース
2015/2/15「京都記念」(京都芝2200mB/G2)~ラブリーデイ
※キズナとハープスターが1番人気を分け合い、
離れた3番人気がG3「中山金杯」で初めての重賞勝ちを成し遂げたラブリーデイ!
レースはスズカデヴィアス(2着)がマイペースで逃げて、ラブリーデイ → レッドデイヴィスの並び。
最後のゴール前直線に向いてハープスターとキズナが仕掛けられが、
ハープスターは伸びず、最速の上がりで追い込んだキズナも、逃げ・先行2騎に届かず僅差3着!
差し返したスズカデヴィアスを力でねじ伏せたラブリーデイがG3に続いてG2も獲って重賞連勝!
前走のG3「中山記念」もG1ホース・ロゴタイプに完勝!
その後の「阪神大賞典(3000m)」と春の「天皇賞(3200m)」は距離が長過ぎたが、
1800~2200mの適距離なら、例えG1ホース相手でも勝ち負け可能な力量を身につけている!
 
★注目レース
2015/5/16「都大路ステークス」(京都芝1800mD/オープン)~グランデッツァ
※昨年、レコードで圧勝したグランデッツァは“釘踏み”のアクシデントで2番人気まで。
1番人気の“軸”武豊エイシンヒカリが危なげなく逃げ切った!
2番手追走から差を詰めたグランデッツァ(▲)が2着。
3着にもコスモソーンパーク(○)が並びどおりに食い込んだが、上位2頭の力量が一枚上!
上記アクシデントで単穴評価にとどめたグランデッツァだったが、それでもの2着安泰は力上位!
 
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。
 
◎エアソミュール
/前開催から草丈もグンと伸び、折からの降雨も加わって、開幕芝でも高速決着考えられず。
従って、“軸”の候補はエアソミュールとグランデッツァではあっても、前者ベターとの結論!
昨年、デビュー21戦目にして初めて重賞を勝ち取ったゲンの良い「鳴尾記念」であり、
その昨年は3ヵ月の休み明けだったが、今年は叩き良化タイプのベストローテーション3戦目!
鞍上も、戸崎→ミルコであれば“鞍上強化”と見なしてよく、
この1年間の充実一途の現況から考慮しても連覇は十分に可能と思える!
現在、小雨模様の仁川。土曜日には雨が上がるとの予報で稍重(~重)見込みだが、
不良の同コースG2「大阪杯」が錚々たるG1ホース相手に馬券圏内死守!道悪も守備範囲!
ジャングルポケットの産駒。パンパンの高速ターフより、クッションの効いた馬場の方が向く!
 
○グランデッツァ ▲ラブリーデイ ☆トウケイヘイロー
/好枠1番から先行するであろうグランデッツァが対抗!
阪神芝2000mは2歳時のG3「ラジオNIKKEI杯2歳S」で2着ゴールドシップからハナ差3着!
同距離G1「皐月賞」でも5着に好走していて距離もゴール前急坂コースも割引きの必要なし。
8枠でも、11頭立ての少頭数であれば適距離に戻るラブリーデイの一発にも警戒が必要!
昨夏以来でも鉄砲が利いて好仕上がり!一昨年覇者トウケイヘイローの先行押し切りも可!
 
△アズマシャトル △メイショウナルト
/G3「ラジオNIKKEI杯2歳S」2着馬アズマシャトルは阪神好相性で叩き一変を警戒!
中間アクシデントの有ったレッドデイヴィスはベストディスタンスも芝1800m。それなら、
豊との競り合いは考えられない松本オーナーのメイショウナルト前残りを押さえておきたい。
 
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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!
 
 
監修/サザンクロス競馬塾
          
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