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2010年11月18日 07時55分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞
★11月21日(日) 第6回京都6日目11R 第27回マイルチャンピオンシップ(G1) 芝1600m

ダノンヨーヨー
前走4連勝で重賞初制覇を果たした。
デビュー当初は幼さを前面に出して能力を出し切れないレースが続いていたがようやく素質が開花した。
一線級との競馬は初めてだが、前走の時計ならここでも十分通用するだろう。
マイルで6勝、京都コースにも実績がある。
条件に不足はない。

ワイルドラズベリー
秋華賞の4着馬。
最後までアパパネに食い下がって小差だったが、ローズSの時ほど鋭く伸びなかったあたり、2000mは少し長かった。
今回はマイルのG1。
スムーズに折り合えそうだし、本来の切れる脚を使えるはずだ。
1kg減の斤量も魅力。

サプレザ
昨年の3着馬。
ずっと外を回る距離損がありながら、直線の伸びは目を引いた。
今秋は地元のG3を好時計で勝つと、英国に渡り昨年に続いてG1サンチャリオットSに出走。
前半後方に控えて残り2Fで前を射程圏内に捉え、1Fで楽々と突き抜けて他馬を子供扱い。
昨年からのパワーアップを感じさせる内容で連覇を果たした。
同レースに勝ったことで、ここで1〜3着に入ると賞金倍増のボーナスの資格も得た。
力のある馬が照準をピタリと合わせての出走。

キンシャサノキセキ
前走はセントウルSを取り消した直後で、半年ぶりの実戦だったが、それでも勝ち馬とは0.2秒差。
G1馬の地力は示した。
叩いての上積みは大きいはずで、攻めにもそれがハッキリ。
前走以上の状態で臨めそうだ。
マイルは08年の京都金杯以来だし、前走の1200mでも行きたがっていただけに距離はちょっと気になるが、折り合いさえつけば。

ゴールスキー
マイルに距離を縮めて3連勝。
自己条件ばかりだが、いずれも格の違いを感じさせる勝ちっぷりで、特に前々走の勝ち時計は、その翌週の関屋記念を0.8秒上回るもの。
重賞を勝てるレベルの能力を備えているのは明白。
前走が休み明け。昇級戦でG1だが、楽しみな素質馬だ。

トゥザグローリー
前走でオープン初勝利。
実績面では見劣るが、2000mだった前々走では、引っ掛かりながらも勝ち馬から3/4馬身差の2着。
その勝ち馬が次走でG2制覇。
この馬も重賞で勝ち負けできる能力はあるし、折り合いに心配のないマイルならG1でもと思わせる。
レース間隔は詰まっているが元気一杯。

そのほか、
3歳牝馬ながら天皇賞で4着と好走したオウケンサクラ。
勢いならダノンにもヒケを取らないテイエムオーロラ。
マイルなら力を出し切れそうなスマイルジャック。


★11月20日(土) 第5回東京5日目11R 第15回東京スポーツ杯2歳S(G3) 芝1800m

イイデタイガー
2戦目勝ちしたインパクトゲーム相手に2馬身差の楽勝。
マイペースに持ち込めたとはいえ、終い11.0秒−11.2秒で突き放した。
デビュー前の追い切りで古馬準オープンに先着しており、追って味がある。
一介の逃げ馬ではなさそうだ。
長い直線の東京に替わっても期待大。

リフトザウイングス
新馬戦は5着まで既に勝ち上がっているハイレベル。
2戦目は順当勝ちと見て良さそう。
目を引く好馬体。
父ハーツクライに活躍馬の母を持ち、高い将来性を感じさせる。
若さが残るレースぶりだが、その分、良化の余地は大きい。

トーセンケイトゥー
クビ差勝ちになったが、スローで逃げた2着馬を後手に回りながら差し切った。
ダノンムロー、ファイナルスコアーの活躍馬を兄に持ち、まだフラフラ走っているが素質は高い。
1度レースを使われた経験が大きくプラスしそうだ。

サダムパテック
2戦目で3秒近く時計を詰めて3馬身差の快勝。
ゲートは速くないが、スンナリ好位を取れたし、直線は楽に抜け出してきた。
新馬で物見していたので、初コースが問題になりそうだが、キャリアを積んで更に。

サトノペガサス
良馬場の2戦目で躍進。
ペースが遅くても上手にレースができた。
ディープインパクト産駒で祖母がロゼカラーの血筋。
ローズキングダムの近親にあたり、舞台は文句なし。

アッパーイースト
マイルの新馬でズブいくらいの行きっぷり。
それで2着馬がくるとまた伸びた。
兄に目黒記念2着のココナッツパンチ。
もっと距離が欲しいところで、1Fでも延びるのはプラス。

ビップセレブアイ
ハイレベルの新馬勝ち。
スローでも折り合いがついた分、上がり33.5秒と鋭く伸びた。
現時点での完成度は一枚上だろう。
阪神外回り同様、直線が長い東京は歓迎材料に。

マイネルギブソン
コスモス賞で2勝目を挙げ、ここに入れば実績上位。
札幌2歳Sは2番手の競馬で苦しくなった。
ハナを切れれば変わる可能性がありそう。

ダコール
前向きな気性で、早目先頭から3馬身半突き放した。
1F延びるが、重賞のペースの方がレースはしやすいだろう。
ディープインパクト産駒でかなり奥がありそうだ。


★11月20日(土) 第3回福島9日目11R 第46回福島記念(G3) 芝2000m

ディアアレトゥーサ
500万下勝ち直後にオープンの紫苑Sを勝ち、秋華賞6着。
外目の枠で、いい位置を取るまでに脚を使いながらよく頑張っていた。
エリザベス女王杯はあと一歩で出走が叶わず、気を取り直しての一戦になる。
渋太さ身上で小回りの福島は向き、織姫賞2着の良績がある。
当時468kgの馬体重が一戦毎に増え、関西遠征の前走が488kg。
目を引く充実ぶりだ。
3歳牝馬で軽ハンデだろうし、チャンス十分。

ナムラクレセント
菊花賞3着、今春の天皇賞4着で、底力は上。
阪神大賞典3着もあり、長距離での実績が目立つが、3勝の2000mは実力発揮に支障のない距離。
前走カシオペアSは勝ち馬と4kgの斤量差があったので秋緒戦としては上々の2着。
これまでの休み明けと違い、馬体が減っていなかったことも、今回へ向けての明るい材料に。
ハンデとの戦い。

トウショウシロッコ
天皇賞7着。直線、コース取りの争いで、他と接触する不利が痛かった。
新潟記念2着、オールカマー3着と充実。
福島では昨年の福島記念で外から2着に追い込み、七夕賞4.5着、ラジオNIKKEI賞4着。
確実に力を発揮している。最終週の馬場状態はプラスに働きそう。

ミステリアスライト
500万下から3連勝。オールカマーでは追い比べから早目に脱落したが、見せ場十分だった。
デビュー時2連勝。葉牡丹賞でマイネルチャールズを負かした素質馬が本格化への道を辿っている。
先行力が福島向き。ハンデ差を生かせば。

アルコセニョーラ
3歳牝馬の身でこのレースを勝った。
あれから3年。新潟記念勝ちを除けば活躍の場は福島に限られていて、今春の七夕賞で2着して力は健在。
その後55kgのハンデで、もう軽量を生かせる立場にはないが、得意のコースで甦るか。

メイショウクオリア
ダートのブラジルCで6着とはいえ、0.2秒差。
京都新聞杯の勝ち馬で、芝では長距離中心の活躍だが、1800mの巴賞を勝っている万能タイプ。
小回りで、時計を要する最終週の福島は合いそう。

サニーサンデー
昨年このレースの勝ち馬。
ハイペースの2番手から抜け出し、トウショウシロッコの追撃を振り切った。
勝ち時計も優秀。近走不振だが、それでもダービー卿CTくらい走れば。

マイネルチャールズ
先週の坂路で50.5秒。
1年1カ月ぶりを叩いて変わり身を見込めるが、順調にきている馬とは差がありそう。
          
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