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2011年05月03日 12時23分 発行
NHKマイルCに驚異のデータ発見…皐月賞組の勝率0%、穴馬は?
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■■■ 滝本忠弘【注目】競馬関連ニュース ■■■
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【公開!勝ち馬方程式】

 中央競馬の3歳マイル王決定戦「第16回NHKマイルC」(GI、芝1600メートル、フルゲート18頭)は5月8日に東京競馬場で開催される。
  
 4月24日に締め切られた最終登録には31頭がエントリーした。このレースをステップに、2004年の優勝馬キングカメハメハ、08年のディープスカイがダービーを制しており、単なるマイル王決定戦以上の意味を持つ。
  
 5月29日に東京競馬場(芝2400メートル)で行われる日本ダービーへ向けて、今年も飛躍する若駒が出るか
     ◇

 ■勝率高い毎日杯組

 過去10年のデータでは、連対した馬の前走は桜花賞、皐月賞、スプリングS、ニュージーランドT、毎日杯の5レースで、これ以外から出走した馬は連対率0%。さらに、過去10年の連対馬の前走は1600メートル以上となっている。最後の直線が526メートルと長い東京は、スピードだけでなくスタミナも要求されるタ
フなコースなだけに、勝ち馬は長丁場にも対応できる能力が問われる。
 

 まずは前走レースから登録馬を絞りたい。前記の条件に合致するのは15頭いる。5レースのうち、勝率が62・5%と断トツなのが毎日杯(1800メートル)。08年のディープスカイや昨年のダノンシャンティが毎日杯(ともに1着)からのローテーションで勝っている。
 

 今回は、前走が毎日杯なのはコティリオンのみ。
 勝ったレッドデイヴィス(せん馬)にクビ差の2着。
 上がり3ハロン(ゴールまでの600メートル)は33秒6と、レッドの33秒9を上回る末脚を発揮した。
  
 父はディープインパクトというのも期待させる。
  
 ただ、新馬戦以降、勝ちに恵まれていない。それでも陣営は「皐月賞に出走していても、勝ち負けになると思っていたほど期待している馬。
  
 ここもひけを取らない」と期待は高い。


  ■勝率0%の皐月賞組

 ニュージーランドT(1600メートル)をステップレースとして多くが出走する。
  
 12番人気で勝ったエイシンオスマンはその後に皐月賞(2000メートル)に回り、勝ったオルフェーヴルから1秒1差の8着に敗れている。
  
 ここ10年で皐月賞をステップに臨んだ馬は【0・3・3・23】で、勝率は0%と厳しい。
  
 ただ10年3着のリルダヴァルが皐月賞6着から、08年2着のブラックシェルが同じく皐月賞6着から健闘している。

 
 エイシンは1600メートル戦で【2・1・0・1】の好成績を残す。しかも東京競馬場が改修された03年以降、母の父が外国繋養種牡馬という馬が1頭以上連対しているというデータがあり、エイシンも対象の1頭だ。
  
 前走の皐月賞は16番人気、0秒6差で5着したスプリングSは12番人気と最近は人気をかぶっていない。伏兵台頭のNHKマイルCでは狙い目か。
 

 昨季のGI朝日杯(1600メートル)優勝で2歳最優秀牡馬のグランプリボスは今年初戦のスプリングS(1800メートル)を4着、ニュージーランドTを3着に敗れた
  
 。いずれも0秒2差の僅差だけに、陣営は「いいガス抜きができたと思う」と一変に期待する。朝日杯2着のリアルインパクトは伸び脚を欠きニュージーランドTを11着に敗れたが、休み明けの上、差は0秒5とわずか。まだ見限るのは早いと、上位人気にはきそうだ。
 

 さらにニュージーランドT2着のエーシンジャッカル。スタートで不利がありながらも0秒2差だし、上がり3ハロンも33秒5と切れのある末脚を披露した。
  
 陣営は「改めて能力を感じた。
  
 左回りでも1600メートルでも上手に競馬をしてくれると思います」と自信をにじませる。0秒2差の同4着だったディープサウンドも、2走前の共同通信杯(1800メートル)で0秒2差の3着と堅実な走りをみせている。

 ■過去に973万馬券

 このレースは、07年に10番人気のピンクカメオが1着、2着に1番人気のローレルレゲイロが来たが、3着に18番人気のムラマサノヨートーが入線し、3連単は973万9870円の大波乱。09年も238万1660円と高配当を出している。

 今年の3歳牡馬は実力が伯仲しており、混戦模様。皐月賞は4番人気のオルフェーブルが1着、2着に1番人気のサダムパテックが0秒5差で来た。
  
 3着は8番人気のダノンバラード。となると、波乱の度合いの高いNHKマイルCは、さらに人気薄で連対しそうな馬を探したい。
 

 ■穴馬はズバリこの馬

 穴馬として、ノーザンリバーに期待したい。前走・皐月賞では1秒6差の15着に沈んだが、2走前のアーリントンC(1600メートル)では最後の直線で上がり3ハロン34秒5と最も速い末脚を披露し差し切り勝ちした。4走前の未勝利戦はダートながら2着に8馬身の大差をつけての勝利。
  
 母の父は外国繋養種牡馬だし、連対条件として4走前までに重賞を4番人気以下で連対した馬−の条件で合致する。
 

 究極の穴馬は牝馬のクリアンサス。
  
 牡馬と混走した前走のマーガレットS(1400メートル)では2着に0秒3離して逃げ切り勝ちした。
  
 2走前のフィリーズレビューでは9着も0秒7差。3走前の春菜賞(500万下)は2着に0秒3差の1着とした。05年には1着ラインクラフト、2着デアリングハートの牝馬1、2着があり、侮れない。NHKマイルCを3度勝っている武豊が騎乗を予定するのも心強い。
 

 そうすると、エイシンオスマン、エーシンジャッカル、グランプリボス、コティリオン、ディープサウンド、リアルインパクトの各馬で人気薄から流せば…。「WIN5」でなくとも、高配当をゲットできるかも−。


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