競馬予想の最後の砦
ありがとうございます。
先週は4戦2勝で369%回収でした。
的中レース
飛騨S 8,930円
3歳上2勝クラス 5,810円
初週から良い結果となりました。
先週は読みも冴えてましたね。
今週も的中させたいです。
今日はせっかくなので予想していく上でレース展開を読むのは大切なので私なりのレース展開を読むポイントを少し書いてみます。
「競馬の展開予想のポイントは2つです。』
1、逃げ馬の数
2、1番人気馬の脚質
この2つが展開に大きく影響すると感じます。
「逃げ馬が多いほどハイペースになりやすく、差し・追い込み馬に有利になりやすいと思います。」
「また、1番人気馬の脚質と『逆の』脚質の馬も、有利になりやすいような気がします。
1番人気馬が先行馬なら、差し・追い込み馬に有利な傾向かと」
「展開を読み切るのは不可能だが、展開的に有利であろう馬は、期待値も高くなりやすい印象です。」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
競馬の本質を考えてみると、
「馬の強さはオッズが表している。着順はそこに展開と枠順などが加味されて決まる。」
ということになるのかなと。
さて、上記の言葉の意味が理解できる人は、競馬に精通している人ですね。
要するに、強い馬でも展開に恵まれなかったら負けるということ。
当たり前の話です。
では競馬のレースにおける「展開」というのは、どのようにして読めばいいのか?
一般的には「逃げ馬の数」でペースが決まると言われています。
これはこれで正しい。
ただ、注意点もあります。
「逃げ馬がたくさんいるから、ハイペースになって追い込み馬が有利」
これでは、あまりにもシンプルすぎるわけです。
これだと誰でも思いついてしまいます。
競馬は誰でも簡単に思いつく発想では勝てません。
なぜならオッズは競馬ファンが作るからです。
競馬ファンが作った「オッズの裏を取る」ためには、他の人と同じ考え方ではダメということです。
たとえば、「今回は逃げ馬が揃ってハイペースが予想される。先行する馬には厳しい展開になるだろう。」
と、多くの競馬新聞とスポーツ新聞が書きまくれば、騎手も人間ですから、自分が逃げ馬に乗っていたら、わざわざハイペースを演出して潰れたくはないわけです。
ちなみに騎手の方々は、意外としっかり競馬新聞を読んでますね。
ここに展開の読み方の難しさがあります。
つまり競馬新聞が「ハイペース必至!!」と書くと、それをジョッキーも見て、作戦を変えてくるわけです。
なので、あまりにもメディアが「ハイペース!ハイペース!!」と書いてしまうと、個人的には逆にスローペースになったりすることも多いと思うわけです。
このような傾向は数多く見られます。
特に大きなレースになればなるほど、競馬新聞の展開は外れやすくなるような気がします。
自分がジョッキーだと思って考えてみてください。
自分が逃げ馬に乗っていて、他にもたくさん逃げたい馬がいる場合、わざわざその激流の中に飛び込んでいって、レースをぶち壊しますか?
ジョッキーも仕事ですから、結果を残さなければいけません。
また他の逃げ馬とあまりにもやり合ってしまうと、その相手方の逃げ馬の関係者に嫌われます。
するとそのジョッキーの騎乗依頼が減ってしまうわけですね。
だからジョッキーは、むやみにハイペースを演出しないわけです。
このようなことから、「逃げ馬の数」だけで、展開を完璧に読む事は難しい。
ただ、「逃げ馬がたくさんいる時には、それらの逃げ馬たちは不利」
これは多分正しいと思います。
その一方で「逃げ馬がたくさんいる時でも、それ以外の脚質の馬には、さほど影響がないように思う」わけです。
ちなみに私の場合、展開以上に重要視しているのは、「内外の馬場状態」です。
つまりインコースが伸びるのか?
アウトコースが伸びるのか?
ということですね。
多少ハイペースでもインコースが伸びる馬場であれば、先行馬が圧倒的に有利になります。
ですから優先順位としては「展開を読む」より先に、「内外の馬場状態を読む」という事の方が重要だと、私は考えています。
これはあくまで私の個人的な考えです(笑)
スローペースでも、「外差しの馬場」であるならば、追い込みが決まります。
現代競馬は、展開よりも馬場状態が着順に影響を与えているケースが多いと、私は思います。
さて「展開」の話に戻りましょう。
先ほどは「逃げ馬が揃ってハイペース」の話を進めましたが、逆に、
「逃げ馬不在」の場合はどうか?
あくまでも私の感覚で書きますが、先ほどのハイペース予想よりは、スローペース予想の方が、読みやすい気がします。
つまり「逃げ馬不在」の時は、大方の予想通り、スローペースになりやすい。
たまに超人気薄の馬が、一か八かの大逃げをかましてくる事はありますが、その場合は、他の馬たちは追いかけないので、大勢に影響はありません。
その「超人気薄の大逃げ」が、粘りこむ確率は極めて低いので、長期的には無視で良いかと思います。
さて「逃げ馬不在」の時は、どのような馬券構成にすれば良いのか?
私の場合は先ほども書きましたが、基本的には、スローペースでもハイペースでも、狙い目は変わりません。
つまり、
「ペース予想がどうであれ、データから期待値が高い馬を抜き出し、それを狙うだけ」
このようなスタイルだからです。
このシンプルスタイルでも、私の長期的な回収率はプラス収支なので、私の場合はそれほど「展開」は、意識していません。
ちなみに、「ハイペースだから追い込み有利」とか「スローペースだから前残り」
これは基本的な考え方ですが、それだけで着順は決まりません。
なぜかというと、
「展開というのは、ペースよりも隊列の形が重要」
だと思うからです。
隊列の形。
すなわち「縦長」とか「ダンゴ状態」とかですね。
縦長は前残りになりやすい。
ダンゴ状態は差しが決まりやすい。
そんな傾向が強いです。
なので、「ハイペースでも縦長だったら、前残り」
「スローペースでもダンゴ状態だったら、差しが決まる」
と思います。
単純なハイペース・スローペース、だけでは、そのレースのベストポジションは計れないと思います。
ということで本日は競馬における展開の読み方と考え方について書いてみました。
どんなプロでも展開をズバリ読み切ることは、ほとんど不可能です。
実際に馬に乗っている騎手でもゲートが開くまではわからない。
それが展開です。
なので、展開は参考程度に考えるとして、やはり馬券で勝つには、
「期待値の高い馬」
これを探し出して狙うこと。
私はこれで結果を出してきました。
もちろん展開を読み切って利益を出しているプロの人もいますが、普通の人には不可能なのでオススメしません。
ご参考までに。