先週は有料会員の募集について、多くのお問い合せとお申し込みも頂き、ありがとうございました。
配信は、シンザン記念とフェアリーSの2レースを対象に行いましたが、どちらも波乱の結果となり、緒戦を的中で飾れずに申し訳ありません。
2重賞共に、かなりの混戦模様から、軸選び、相手選び、紐選びのすべてに頭を悩ます、印を削るのが難しいレースでした。
レース結果としても、1~5番人気の上位人気馬がそれぞれ1頭しか馬券圏内に絡まず、6~9番人気、二桁人気馬が各1頭ずつ絡む結果となったため、上位人気馬から入っても軸選びの段階で4/5は外れるレースです。軸馬はしっかりと選定できていただけに消化不良のレースとなりました。結果論ですが、特にフェアリーSは毎年大荒れのレースでありますので、もう少し手を広げても良かったかも知れません。
今週はしっかりと仕留めていきたいと思います。
≪先週の配信結果≫
平成28年1月10日(日)
■京都11R シンザン記念
【買い目】
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「軸馬」自信度:C
◎7ジュエラー
○2アストラエンブレム
▲10ピースマインド
☆18ショウナンアヴァド
△3レオナルド、16ツーエムレジェンド
三連複紐△9ラルク
【馬連】(5点)
推奨:7流し
相手 2,10,18,3,16
【三連複】(12点)
推奨:フォーメーション
1頭目 7
2頭目 2,10,18
3頭目 2,3,9,10,16,18
◎ジュエラーの評価
デビュー勝ちの1勝馬で、ワンカラットの下という良血馬。緒戦は、スタートで2馬身の出遅れから道中は後方グループから進み、直線は迷うことなく外に持ち出すと、早い上がりの中、目の覚める様な脚で突き抜ける強い競馬であった。京都は開催2日目で、まだまだ先行有利の馬場バイアスであるが、今回はかなり先行勢が揃った組み合わせであることから展開利が望めそうだ。年明け直後で、牡馬と斤量差が2キロあり、男馬は増える側であるのも本馬には有利。唯一の不安は、キャリア1戦の経験値、他馬と力関係の比較が難しいことだが、鞍上にミルコを配して牝馬限定戦のフェアリーステークスに見向きもせぬあたり、充分勝負になる計算あってのことだろう。
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【短評】
8人気・2人気・11人気での決着に。1戦1勝馬の7ジュエラーに本命を打ったところまでは良かったのですが、予想としては完敗のレースでした。データ的にも比較的上位人気馬で決着することが多いレースであり、配当面からもあまり手を広げることは出来ない中での波乱決着となりました。逃げると思っていたショウナンアヴァドは控える競馬を試み、全くいい所なし。驚きは、7枠14番から3着入線のシゲルノコギリザメでしょうか。調教は動いていたものの、軽い芝の重賞&外枠発走で3着にくるイメージは全く持てませんでした。
平成28年1月11日(月)
■中山11R フェアリーステークス
【買い目】
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「軸馬」自信度:C
◎6ビービーバーレル
○10ラブリーアモン
▲12リセエンヌ
☆5ダイワダッチェス
△11シーブリーズラブ
三連複紐: 9レッドシルヴィ
【馬連】(10点)
推奨:5頭ボックス
5,6,10,11,12
【三連複】(10点)
推奨:フォーメーション
1頭目 6
2頭目 5,10,11,12
3頭目 5,10,11,12+9
◎6ビービーバーレルの評価
デビュー戦は、後にG12着馬となるウインファビュラスを押さえての2着、新潟の未勝利勝ちではデムーロ騎手を配して4馬身差の圧勝であり、勝ち時計の1.34.2は速い。今回は重賞の大敗、石橋騎手への乗り替わりで穴人気の存在になっているが、単純な能力比較では力上位であり、脚質・枠順・展開予測・状態で減点材料がほとんど無い事は強み。今の中山の馬場は、先行・内枠有利のバイアスであり、今回は有力馬が外目の枠に入り、本馬は絶好枠に入った。安定した先行力があり、2走目で福島の小回りで好走しているなど、中山替わりにも不安はない。調教の動きも良く、展開利が見込めるココは頭で狙ってみたい。
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【短評】
3人気・10人気・7人気で決着。オッズも割れに割れ、一時期は1番人気が6倍台(最終は5.7倍)となり、単勝20倍以内に10頭がひしめく大混戦だったが、今年も波乱の決着となった。17頭の1勝馬が集結し、重賞経験もない未対戦馬ばかりで、力の比較が難しい一戦。2着と3着のダイワが違えば馬連的中だったのだが。直線は何頭もの馬が不利を受ける結果となり、後方で脚を溜めていた差し馬には厳しい展開になった。2着のダイワドレッサーは、枠順決定前の▲候補だっただけに悔やまれた。スローP濃厚でありながらも先行勢が揃っていたため、内枠の差し馬は直線包まれる不利の可能性が高いのではないかと予測したが、むしろ2着馬には逃げ・先行馬の直後で折り合い、スムーズに直線外に持ち出す競馬をされてしまった。
今週末は、1回中京が開催され、3重賞が実施されます。
登録各馬を眺めますと、ハンデ戦ながら比較的固めの決着が予測される「日経新春杯」、軸候補が数頭存在して展開次第では中波乱もあり得る「愛知杯」、かなり混戦模様の「京成杯」という印象でしょうか。
この時期は、未対戦同士の3歳戦、明け4歳馬が古馬と初対戦となることから、オッズの歪みが生じやすく、高配当か出やすい時期となります。
しっかりと各馬の能力を分析して臨みたいですね。