昨日の1200mのレースでは、逃げ・先行有利が顕著であり、後方一気ではまず届かない印象を受けた。 しかしながら、ここは行きたい馬が揃い、昨日の結果から騎手の意識が前々に働くのであれば、逃げ・先行総崩れで差し・追い込み馬の台頭による決着も想定される。 そして人気馬にも斤量面の比較による不利や洋芝適正など、それぞれに死角が散見される状況であり、順当決着より波乱の可能性が高いのではないか。 馬連の一番人気が10倍以上のオッズである人気の割れ方を見ても波乱含みの様相である。 波乱の可能性を視野に入れて、手広く攻めてみたい。 ■函館スプリントSの注目馬 ◎候補 10サトノデプロマット 芝替わりで2連勝し、前走の勝ち時計が非常に優秀であり、持ち時計だけでも既に上位の存在。今回は斤量が更に1kg軽くなり、中間の攻めもかなり強めで仕上げられるなど、勝負度合いも高い。前走から更にパフォーマンスを上げてくれば、ここでも通用すると見る。 ★注目穴馬 11セイコーライコウ 先行勢が崩れた時に台頭を期待したいのが実力馬の本馬である。今回は先行勢が揃い如何にも展開が嵌まりそうであること、好枠順、一叩きされた上積みと鞍上が主戦の柴田騎手に戻るプラス面にも期待したい。