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2015年06月07日 07時57分 発行
安田記念 見解
鳴尾記念、色々な意味で完敗でした。ペース、展開などはほぼ予想通りでしたが、馬場が想定以上に外まで乾いていました。内から馬場が回復し、外は完全には馬場が乾かずに、ラブリーデイは緩い馬場に苦慮するシナリオを描いていたのですが。
マジェスティーハーツが2着に飛び込んできただけに、ここはしっかりと取っておきたかったですね。気を取り直して、巻き返したいと思います。

さて、安田記念ですが、オッズを見てもかなり上位が混戦模様です。例年の傾向では、とにかく差し馬・追い込み馬が中心的存在であり、瞬発力と持続力勝負、そして最後は根性勝負となるレースです。人気馬がほとんど当てにならず、毎年当然のように10番人気以上が飛んでくるかなり波乱含みの傾向です。

1番人気は前走で凄まじい末脚を繰り出して重賞で突き抜けたモーリス。G1初出走で一番人気とは随分と見込まれたものです。確かにあの上がりと勝ち時計は評価しなければいけませんが、出遅れ癖のある馬が、フルゲートの内枠でさらに騎手も乗り替わり。相手が一気に強化されて、前走よりパフォーマンスが上がるのか、今回は懐疑的に見たい。

過去5年で1番人気に応えられたのは、ワールドクラスであったジャスタウェイとロードカナロアの2頭のみ。今年の出走メンバーには絶対的な存在が不在であり、例年同様の波乱が濃厚な印象です。

土曜日のレースでは、10R、11Rでやや内有利が復活しつつある印象ですが、割とフラットな馬場の印象を受けました。

ここは波乱も想定して、手広く攻めていきたいと思います。


■安田記念の注目馬

◎候補
2ダノンシャーク
安田記念そのものがかなりのリピーターレースだが、今年資格があるのは当馬とリアルインパクトの2頭のみ。1昨年は不利な16番枠からの競馬をよく差してきて3着、昨年は極悪馬場を先行して、1~3着馬がすべて後方からの差し・追い込みが占める中で、唯一先行勢で4着に残しているのが当馬である。今年は馬場も回復して願ってもない絶好の2番枠を引いたことから、過去2年よりも確実にパフォーマンスを上げてくると予想する。臨戦過程に順調さは欠いたものの、中間の動きから不安はない。このレース条件の適性は折り紙付きであり、マイルCS同様に仕事人の岩田騎手を鞍上に配してきた。これだけの実力馬が現在5番人気とは馬券的にあまりに美味しい状態である。

☆穴候補
3ダイワマッジョーレ
15ケイアイエレガント
前哨戦含め、近走はスローペースのレースで枠順や立回り、騎手の好騎乗、上がりの速さだけによって良積を残してきた馬が多い。G 1らしいハイラップの持久戦に適正がある馬だと、人気薄ではこの2頭だと思われる。
          
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