2015/5/23/平安ステークス/京都ダート1900m/G3/右回り 発走 15:35 ※現行施行3年目でデータ不足。人気データは割愛するしかないが、 今年、500万以上の京都ダート1900m戦は合計13鞍が施行され、 1鞍(500万)以外は全てスローまたは平均ペース。 道悪競馬が大半だったこともあろうが、逃げた馬及び先行~好位組で各5勝を挙げ、 差すか追い込んだ馬は僅かの3勝。創設2年の「平安S」も勝ち馬は共に先行押し切り! スタート後、1コーナー迄の距離が385mもあり、概ねペースが緩くなりがちなコース形態。 その後、4つのコーナーで逃げ・先行勢は更に有利にレースを運べるだけに当然の結果か。 今年も、よほど強力な差し馬が居ない限り、逃げ・先行~好位組からの“軸”チョイスがベター! なお、枠順に関しては、スタート後、1コーナー迄の距離が長いため、外枠にも不利はなく、 むしろ、今年の13鞍で9頭の勝ち馬が出ている外枠に優位性が見られるコースであろうか。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★臨戦ハイレベルレース 2015/4/18「アンタレスステークス」(阪神ダート1800m/G3) ~アジアエクスプレス、クリノスターオー、ローマンレジェンド、ダノンバトゥーラ、ナムラビクター ※創設2年の連対圏を支配するベスト臨戦!当社の“軸”はアジアエクスプレスであったが、2着。 これを番手マークしてレースを運んだクリノスターオーがアジアエクスプレスをゴール前で捉えてV! 出遅れた上に、勝負処で動きづらい位置に入って仕掛けが遅れたナムラビクターが力で3着! 以上3頭が一枚上の力を見せつけたが、勝負処で不利有ったローマンレジェンドは見直しが必要。 オープン昇格緒戦から好メンバーの重賞で4着に健闘したダノンバトゥーラの上積みも大きそう。 なお、アジアエクスプレスは2枠発走ということで被されないために仕方なくハナを主張するしかなく、 絶好の7枠13番が引けた「平安ステークス」での逆転は可能! 昨年、「アンタレスステークス」1着→「平安ステークス」5着のナムラビクターは阪神ダートがベスト。 昨年、並びに、3頭の中では同馬のみが「平安ステークス」から1キロ恵まれる点は侮れないが‥ ブリンカー効果で行きっぷりが良くなったクリノスターオーは昨年の「平安ステークス」勝ち馬! 連覇の可能性は十分であり、「アンタレスステークス」に続いてアジアとの勝ち負けが有望だろう! ★注目レース 2015/2/22「フェブラリーステークス」(東京ダート1600m/G1) ~インカンテーション、ローマンレジェンド ※逃げると思われたコーリンベリーの出遅れで、前半ペースは緩く、先行馬向きのながれ。 途中から、横山典が“先導役”を買って出た為、番手に控えた武豊コパノリッキーには絶好の展開! 着差以上の強さで2連覇をアッサリ成し遂げたわけだが、好発から、 コパノリッキーを途中からマークして運んだインカンテーションも渋太く食らいついて2着死守! 芝スタートで行き脚がつかず、やむなく後方で脚を矯めたローマンレジェンドは最速の脚でも5着。 両馬共にダート1800mの重賞ウィナー。甲乙の判定は微妙なところか。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (1~3着圏内候補馬) ※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。 ◎アジアエクスプレス /2枠発走の「アンタレスステークス」とは異なり、逃げ・先行同型を見ながら行ける7枠をゲット! 早くも古馬混合重賞奪取のチャンスが訪れたアジアエクスプレスを再度、“軸”に指名したい! 差して、芝の2歳チャンプに登り詰めた馬だけに、今回は好位の外から無理せず運べる絶好枠! 「アンタレスステークス」で敗れた当面の相手クリノスターオー逆転は十分可能なはずであり、 逃げ~先行~好位組にアドバンテージがある京都ダート1900m。 より差しの利く阪神ダートの「アンタレスステークス」に較べて脚質面からもレースが運びやすく、 より後方から運ぶであろう、ナムラビクター、インカンテーション、ローマンレジェンド完封も可能! ○クリノスターオー ▲ローマンレジェンド ☆インカンテーション /昨年の覇者にして、ベスト臨戦「アンタレスS」の勝ち馬クリノスターオーが相手筆頭! 「アンタレスステークス」は初ブリンカーの効果も窺え、昨年とほぼ同じ好枠なら、2連覇も一考! 既に克服済みの58キロは気にならない古豪ローマンレジェンドの復権もないとは云えない! 別定58キロは実績上位の証しでもあり、勝負処で不利有った「アンタレスS」不問に見直したい。 前へ行ける自在の脚も有すインカンテーション。鞍上面含めて最内枠克服は可能なはずであり、 ナムラビクターやクリノスターオーを一蹴したG3「みやこステークス」快勝の京都で一発も十分! △ダノンバトゥーラ △ナムラビクター /昨年、今年と全く同じ2枠3番から早めに進出して伸びを欠いたナムラビクター(5着)。 56キロとミルコで今年も人気しそうだが、時折常識に掛からぬ気難しさも覗かせるし、 また、京都は阪神ほどの安定感にも事欠き、人気するリスクも込みで押さえまでの評価。 むしろ、オープン昇格緒戦「アンタレスステークス」で4着に健闘したダノンバトゥーラが面白い! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ※以上の解析結果を基に、 最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします! 監修/サザンクロス競馬塾