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2015年05月08日 22時49分 発行
京都新聞杯 解析予想(簡略版)
2015/5/9/京都新聞杯/京都芝2200mC/3歳G2/右外回り 発走 15:35
 
(脚質)
/京都外回り芝2200mは3コーナー下りからのロングスパートコース!
従って、良い脚を長く使える先行及び差しタイプの好走舞台であり、「京都新聞杯」も同様の歴史。
先行馬の好走もあれば、中団~好位からの差し切りも頻繁!ただし、後方一気は至難であり、
「京都新聞杯」の勝ち馬で“この芸当”を成し遂げたのは一昨年の完勝馬キズナくらい。
ソコソコ好位が取れて、且つ、長く良い脚を使えて終いもシッカリしているタイプからの戦略ベスト!
なお、外回りということで、逃げ切りも至難!過去10年の「京都新聞杯」も逃げ残りは3着2頭のみ。
 
(枠順)
/勝ち馬は、直近4年を中心に過去10年で7頭が2~4枠に集中!残りの3頭も5~6枠!
最内1枠及び7~8枠は2~3着に僅か3頭のみで大幅な割引きが必要!“軸”は2~6枠ベター!
 
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★第3回京都芝/第2週目の傾向
 
東京同様、先週の週間は晴天続きで開幕週より更にパンパンの良馬場で施行!
ただし、週間ずっと散水を繰り返し行ったせいか時計は水準前後に押さえられている。
従って、開幕週同様、前も残れば、中~外からの差しも利く“ほぼフラットな絶好芝”!
「天皇賞(春)」も、2~3番手から運んで4角先頭に立ったカレンミロティックが3着!
3コーナー坂の手前から早めにマクって好位を取ったゴールドシップが戴冠!
そして、“外差し”一閃!際どくゴールドシップに迫ったフェイムゲームが2着惜敗!
“軸”に推したラストインパクトも最速の上がりで最内を衝いて差し込み、4着(残念)!
まさに、引き続き、前も残れば、中~外からの差しも利く“ほぼフラットな絶好芝”!
なお、枠順については、ほぼフラットな開幕週に対して先週は内枠有利へ!
 
★臨戦ハイレベルレース
2015/3/28「毎日杯」(阪神芝1800mA/3歳G3)
~ダノンリバティ、アルバートドック、シュヴァルグラン
※当然、臨戦ハイレベルレースはG1「皐月賞」。
ただ、直行して来た該当2騎は見どころすらなかったので次位評価の「毎日杯」組に注目!
レースは前半3ハロンが現行施行8年では2番目に遅い35秒9のスロー。
このながれを味方に番手から運んだミュゼエイリアンが何とかハナ差押し切ったが、辛勝!
むしろ、4コーナー後方から最速の上がりで際どく迫ったダノンリバティが負けて強し!
これに食らいついた4着アルバートドックも見どころタップリの好内容であったし、
ダノンリバティに次ぐ上がりで最後方位置から追い込んだ5着シュヴァルグランも好内容!
 
★注目レース
2015/2/8「きさらぎ賞」(京都芝1800mB/3歳G3)~ポルトドートウィユ
※札幌で未勝利を勝ち、500万も阪神で勝っているだけに“重い芝”も守備範囲ではあるが、
阪神での新馬戦が湿り気残りの稍重馬場を気にして差し切れなかったポルトドートウィユ。
“軽い芝”京都の良馬場で迎えた「きさらぎ賞」に期待も膨らんだが、1頭強いのが居た!
そのルージュバックとの差し較べには完敗したが、
3枠から内々をロスなく運んだルージュバックに対し、5枠から外々回ったポルトドートウィユ。
このコース取りの差は大きく、更に4コーナーでは外に弾かれる不利!
それでも上がり3ハロンは僅か0.1秒差だったし、決して着差2馬身ほどの差は感じられず。
 
★注目レース 
2015/4/18「はなみずき賞」(阪神芝2000mB/3歳 500万)
~サトノラーゼン、タイセイアプローズ
※良馬場と2ハロンの距離短縮でしっかりと伸びて完勝したサトノラーゼン!
これで、デビュー8戦、コース不問に一度も3着内をはずさぬ安定感!オープンでも楽しみ!
新馬勝ちの素質馬タイセイアプローズも立て直し効果がハッキリと窺えた好内容の3着!
ハーツクライ産駒だけに今後は芝2000m超距離で目が離せぬ存在になるかもしれず注意!
 
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。
 
◎ポルトドートウィユ
/“中間降雨の影響で湿り気を含んだ重目の馬場。新馬戦の内容や血統から割引きは必要”
前走「若葉S」(阪神)の解析予想でこの様に述べて対抗評価にとどめたポルトドートウィユだが、
やはり、鞍上の武豊もコメントしているように、特に湿り気を含んでいた“重い芝”合わずに4着。
それでも、僅か0.3秒差に踏ん張ったのが素質の片鱗であり、
今回は舞台が好転!絶好の“軽い芝”で施行されている未だ3週目の京都で巻き返しが必至!
“重い芝”の中山「皐月賞」参戦を自重して目標を「日本ダービー」一本に絞って来た以上、
2年前、「弥生賞」敗戦を糧に、
同じ武豊で「京都新聞杯」1着→「日本ダービー」戴冠キズナとオーバーラップする魅惑の臨戦!
当面の相手アルバートドックとは「シクラメン賞」で勝負付けを済ませた感強く、迷わず“軸”!
※本命◎対抗○が避けたかった1枠と8枠を引いてしまいました~(苦笑)!明日迄、熟考(笑)!
 
○アルバートドック ▲シュヴァルグラン ☆トーセンバジル
/相手本線は、臨戦ハイレベルレース「毎日杯」から臨むアルバートドックとシュヴァルグラン!
負けて強しのダノンリバティは距離2000m3戦3敗の内容から更に1ハロン延びれば買い被れず。
なお、デビューからライバル関係にあるアルバートドックとシュヴァルグランは互角の評価だが、
1勝馬に較べて2勝馬が圧倒的に優位の「京都新聞杯」だけに今回は前者を相手筆頭としたい。
ただし、「毎日杯」は休み明けのぶん反応が悪かったシュヴァルグラン。
叩いた今度は反応が良くなるはずであり、どちらが先着しても不思議なる好ライバルである!
2ヵ月の休み明けローテーションは割引き材料だが、トーセンバジルの手堅さにも注意が必要!
さすがに「弥生賞」は相手が強かったが、3着とはクビ→クビの僅差。「紫菊賞」から鉄砲は利くし、
距離延長は大歓迎の血統背景!決め手も非凡なだけに休み明け緒戦から目が離せない!
 
△スピリッツミノル △サトノラーゼン
/「皐月賞」からの臨戦馬が強いレース。該当2騎共に見せ場なく注目しなかったが、
それまでのペースよりも速かった為、
逃げるという自分のスタイルに持ち込めなかったスピリッツミノルには見直しが必要となる!
同型不在!1ハロンの延長でペースも緩くなること必至であり、過去10年で逃げ残りも3着2頭。
メンバー唯一の3勝馬という点も頼もしく、祖父アグネスタキオン産駒良績の京都も好条件!
なお、毎年のように馬券圏内を賑わしているのが、500万2000m以上レース好走からの臨戦馬!
今年は前項で取り上げた「はなみずき賞」組に注目して勝ち馬サトノラーゼンを押える。
初勝利に5戦を要しただけに勝ち味の遅さは否めないが、相手なりに手堅く、無視は禁物。
 
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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!
 
 
監修/サザンクロス競馬塾
          
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