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2018年05月27日 13時05分 発行
日本ダービーレース予想
【展開】
 
G1会員様限定の展開解説動画

https://youtu.be/vrXt_YHzutk


【予想】
◎16・ジェネラーレウーノ
 ダービーを勝つ馬は、例年に漏れず『皐月賞後の短期間で劇的に成長した馬』があげら
れる。昨年のレイデオロも、一昨年のマカヒキもそうであり、古くはフロックと言われて
逃げ切ったサニーブライアンなども、皐月賞後に劇的に成長した馬の一頭である。今回、
皐月賞後に劇的に成長した馬として、やはりこのジェネラーレウーノを置いて他にはいな
い。この馬は、京成杯を勝った時はそれほど評価はしなかったのだが、その後に思い切っ
て皐月賞をぶっつけで挑むとすぐに発表された。皐月賞に出走してきた時は、私は対抗評
価にしていたのだが、追い切りは良く見えたからであった。3か月ぶりでもかなり仕上が
ったなと思えたので2番手候補の印を打ったのだが、今回の追い切りと比べると劇的に馬
が変身しているのが伺えたため。見た目からまず馬が変わっている状況が伺えたことで、
皐月賞後の上積みが最も大きい馬だと見た。
 前走の皐月賞は、1着エポカドーロ4番手で2着サンリヴァルが5番手で競馬したこと
で、なぜか選考有利と考えられたため、この馬も一緒くたに考えられている。しかし、皐
月賞は明らかに前3頭と後ろ15頭は異質な競馬をしており、決して楽な競馬で3着に入
った訳ではない。3番手のこの馬は逃げた馬と0.1秒ほどしか変わらない位置取りであ
ったが、そこから4番手のエポカドーロは約3秒はゆったりとしたペースで息を入れるこ
とができていた。少なくともこの馬は息の入らない厳しいペースを経験したことになる。
その経験が馬を強くすることが多々あり、若駒のG1レースでは前哨戦で厳しい競馬をし
た馬が、G1の厳しい競馬に耐えられるようになる。今回、皐月賞は紛れもなく厳しいペ
ースで先行して、最後の最後までギリギリ粘っての3着は、G1という最高峰のレースで
厳しいレースを経験した。その上積みは計り知れない。このン日本ダービーへ向けて大き
な経験となったはずで、大舞台の厳しい競馬に耐えられるだけの体制が付いたのではない
かと見る。
 土曜日の競馬を見る限り、圧倒的に逃げ先行馬が有利な馬場になっている。Cコースに
替わったことで内の馬が止まらない馬場状態になっているということである。確かに外枠
16番に入ったが、1コーナーまでに逃げる競馬ができるか、または最内のダノンプレミ
アムを生かせる競馬ができれば、直線で内が有利な恩恵を受けられる展開になると見る。
最後は直線での目標をダノンプレミアムに絞れば勝ち負けに持ち込むことは可能と見て期
待する。


○1・ダノンプレミアム
弥生賞を勝った時はおそらく皐月賞はこの馬が勝つと思ったものの、まさかの皐月賞回避
となったのは驚いた。後に発表された原因として『挫跖』と発表されたのだが、これが厄
介なことに『いつ』挫跖したのかがわからないと言われている。この挫跖とは走っている
ときに石などを踏んでしまうことであるが、考えられる2つの事象がある。1つは挫跖し
た時がわかるパターン。これは追い切りなどに乗っていてすぐに対処できるので、挫跖し
た後にすぐに休ませて回復に向かうパターンである。もう1つのパターンは先ほど述べた
いつ座席下かわからない場合である。これは厄介で、後から気が付いたことになる。挫跖
したのがわからないまま、追い切りに乗ってしまっているため、必要以上に爪を痛めた可
能性が示唆される。今回のダノンプレミアムの場合は、いつ挫跖したかわからないので、
今は追い切りでキッチリ乗れていても、いざレースで負荷が掛かった時に走れない可能性
が私には捨て切れなかった。能力が高いのは誰もが認めるところであるが、不安を抱えた
一頓挫後で最高峰のレースを迎えることになる。1人気でもあることからむしろ嫌った方
が面白いと見て、今回は対抗評価に落とすこととした。勝たれたら『やっぱり凄かった』
と、その時に思いたい。

▲5・キタノコマンドール
皐月賞の後方から競馬を知った組の中では最も強い競馬をしていたのがこの馬。明らかに
距離ロスがあっての5着というレース振りであり、スムーズな競馬であれば3着はあった
のではないかと見ている。その皐月賞では最もキャリアが少なかったことを加味すると、
上がり目が一番多い馬でもある。皐月賞後にグンと成長した馬の内の一頭と見ており、ダ
ービーを勝てる馬は皐月賞後から大きく成長するという馬に当て嵌るとみている。ただ、
今回3番手評価としたのは、展開面で前々が有利な流れになることを踏まえると、大外一
気の脚質ではまず届かない。乗り方にもひと工夫が必要とされるのであるが、果たしてキ
ャリアが4戦目となる今回の大舞台で、そのひと工夫をした上で勝ち切ることができるか
と言えば難しいと判断した。好走はすると見た上で、今回は3番手評価とする。

☆8・ブラストワンピース
東京2400mをデビュー2戦目で経験しており、前走の毎日杯も圧倒的なパフォーマン
スを示した馬であり、その前走で下したギベオンもNHKマイルCで2着に好走している
ことから、相手関係に恵まれての3連勝ではない。先行しても差しても自在な競馬ができ
ることからも競馬センスに長けており、揉まれても最内ラチ沿いを突いて伸びて、ラチに
馬体をぶつけても怯むことなく伸びていた。あれだけ強い勝ち方ができるのであれば、ダ
ービーでも十分に勝つだけの資格がある馬の一頭と見る。ただ、追い切り後の馬体中が大
幅に増えており、当日のパドックで太目残りか成長分かを見極める必要がある。その上で
どこまで絞れてくるかも注意が必要だろう。

△15・ステルヴィオ
皐月賞を4着となり、キタノコマンドール・グレイルと並んで上がり3ハロン34.8秒
と鬼脚を披露したものの、4番手で実質流れを作ったエポカドーロに敗れた。結果的に言
えば、小回り中山コースは不向きのコースであり、広い東京コースで末脚を生かす競馬が
ベストである。デビュー戦で高レベル勝ちや3戦目のサウジアラビアロイヤルCでダノン
プレミアムの2着に好走するなど現状は直線の長いコースの競馬がベスト舞台である。2
才時の朝日杯フューチュリティSのレース後に、マイルは距離が忙しいとルメール騎手の
コメントがあるように、東京の2400mで一変する可能性がある。皐月賞組で東京コー
スに替わるのが一番有利なのはこの馬だと見て押さえる。

△17・ワグネリアン
皐月賞は後方の馬に届かない展開になったが、その中でも直線で一旦閉められる不利があ
ったことを思えば、まだ見直しは可能ではないかと見る。2歳時に東京スポーツ杯2歳S
を完勝した内容は記憶に新しいが、後方からキッチリと折り合いを付けて直線鋭く伸びた
内容は評価できる。早くからクラシック路線に備えて、弥生賞→皐月賞→日本ダービーの
ローテーションは既定路線でもあり、皐月賞ではなくてこのレースが本番と考えれば、叩
き3走目で上積みも見込める。先行馬が暴走して差し有利の展開になった場合は、末脚の
威力を見直す必要があると見る。

△18・サンリヴァル
皐月賞2着のこの馬が全く人気を落としていることには驚いたが、この馬は少なくとも右
回りの熱き省よりは左回りの日本ダービーの方が競馬はしやすいと見る。皐月賞や弥生賞
の段階から追い切りでの走りで右手前の強い馬という評価をしていた。左回りコースは右
手前を得意とする馬が良く、この馬もデビュー戦の左回りで完勝している内容からもダー
ビーの方がコースは向くはず。藤岡佑介騎手が騎乗停止なのは痛いが一発があってもおか
しくない。


【結論】
皐月賞後に最も成長したとみているジェネラーレウーノ。
追い切りの動きはとにかく1頭だけズバ抜けてデキの良さが光っていた。
直線で前々有利の馬場状態というのもこの馬に追い風になると見て期待したい。


馬券はそれぞれの券種を買われる場合の買い目を提示しています。
 
 
<単勝・複勝>
16・ジェネラーレウーノ  100%


<馬連>
16-1・5・8・15・17・18
 1-5・8


<三連複・三連単>
2頭軸マルチ
16・1-5・8・15・17・18
16・5-8・15・17・18
16・8-15・17・18


【切った馬の評価】
2・タイムフライヤー
2歳時から完成度の高さを見せていた馬であるが、皐月賞は得意な条件となったにもかか
わらず大敗した。3歳になり急激に勝てなくなっていることからも早熟だった可能性が高
い。

3・テーオーエナジー
ダートで実績を上げての参戦となるが、さすがにこのメンバーには一転初芝は厳しい。

4・アドマイヤアルバ
相手なりに走る馬で追い切りの動きが良い。今回は買い目から外したが、全くの人気薄と
いうことを考えれば、余裕があれば買い目に入れておきたい。

6・ゴーフォザサミット
青葉賞を完勝して挑んでくるが、皐月賞・弥生賞以外の他路線組は一段レベルが劣るとみ
ているため、今回は買い目には入れなかった。

7・コズミックフォース
プリンシパルSを勝って出走権を得たが、プリンシパルSのメンバーレベルは低い。すみ
れSでの大敗がこの馬の現状の実力だと見る。

9・オウケンムーン
競馬センスが良く東京巧者でもあることから入れておいても都は思うが、それにしても皐
月賞の12着はいかにも負け過ぎの印象がある。

10・ステイフーリッシュ
京都新聞杯の勝ち時計は優秀で日本ダービーでも通用するだけの下地を秘めている。久々
で快勝した上積みも見込めるだけに怖い存在。余裕があれば抑えたい馬ではあるが、個人
的には他路線組はレベルが一段劣るとみているだけに買い目には入れなかった。当日余裕
があれば入れてもとは思う、

11・ジャンダルム
本質的にはマイル後者と見ており2400mはいかにも長いと見る。

12・エポカドーロ
皐月賞は明らかに恵まれた上での勝利で、馬場の悪い競馬もこの馬には向いた印象がある。
また、追い切りの動きは良く見えず、皐月賞以上の上積みがあるとは思えない状態であっ
た。この日本ダービーというレースは、皐月賞からさらに上積みがあり成長力のある馬が
勝利するレースでもある。皐月賞から上積みがないと判断したことからも2冠は厳しいと
見る。

13・グレイル
前肢を高く上げた走りで力強いが、後肢の甘さが目立ちトモが甘い。そのため、坂のない
コースには強いが坂のあるコースはあまり得意とは言えない。今回はなだらかに坂が続く
東京コースであり、甘さが出る可能性があると見て切り評価とする。

14・エタリオウ
青葉賞2着で相手なりに走る面を見せたが、今回は一気の相手強化となる。他路線組の馬
のレベルを一段下と見ているため手を出せない。
          
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