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2017年12月24日 01時00分 発行
有馬記念追い切り診断
【調教診断】
中山11R(G1・有馬記念)
part1 https://youtu.be/qnpKkyqxlYo
part2 https://youtu.be/mbGHltShFpE
part3 https://youtu.be/LxyfHIn-wEE


評価はA~Dにそれぞれ±の評価が付く。
A+~D-までの12段階評価としている。

1・ヤマカツエース B+
栗東CW単走強目。やや硬さの出た走りではあるが四肢の捌きは力強く、完歩もこ
の馬なりに広く走れている。トビの高さは可もなく不可もなくだが手前をスムー
ズに替えるなど、耳をギュッと絞って走りに集中できている。

2・キタサンブラック A+
栗東CW併せ馬なり。JCは中間の調整が2本で出走したが、今回は中間の追い切
りは4本と倍に増やしてきた。尚且つ1週前追い切りのように一杯に追われて大
きく負荷を掛けての調整。最終追い切りは予想された通りの軽目の調整。四肢の
捌きには依然として素軽さがあり、コーナー回った直後に手前を替えるのもスム
ーズ。並走させながらラストは末を伸ばし、ゴーサインを出した瞬間に完歩の大
きさがある走りにチェンジできている。もうこれ以上は何も言うことがないほど
状態は完璧。

3・クイーンズリング D
栗東CW併せ馬なり。一目で見てわかるようにトビの低さが目立っており、四肢の
捌きも重苦しい走りで力強さが感じられない。完歩も小さな走りで推進力が感じ
られず、馬体も丸身掛かってきたように見える。繁殖牝馬になりつつある体型で、
この診断の後日に繁殖入りが表明されている。

4・ブレスジャーニー A+
栗東CW併せ強目。この馬だけが木曜日追いとなったが、ここ2戦は四肢の捌きに
硬さがあった走りであったが、今回はかなり柔らかく走れるようになった。頭も
低く保てて前進姿勢が良く、鞍上がゴーサインを出してからの反応が前2走と比
べて段違いに良化している。完歩を大きく走れており何より弾力性の富んだ走り
が戻ってきて、耳をギュッと絞って集中力に富んだ走りで状態は非常に良い。

5・トーセンビクトリー C
栗東坂路併せ強目。やや頭の高い走りも終始集中力を保てている。トビの低い走
りが目立つものの前肢を高く上げつつ前へ出そうとした走りで完歩には大きさが
ある。

6・サトノクロニクル C-
栗東CW併せ強目。頭の高さが目に付く走りでトビの低さも目立っている。四肢の
捌きに気持ち硬さが残る走りではあるが完歩の大きな走りが出来ている。

7・シャケトラ B
栗東坂路単走一杯。トビの高さが目に付く走りで四肢の捌きも素軽くなっている。
気持ち頭を上げての走りに見え、少し気を抜く場面があり気性面の難しさを出し
ている点はあるが、耳をギュッと絞って走りに集中できている。

8・レインボーライン B-
栗東坂路単走馬なり。耳をフワフワさせて少し走りに集中できていないが、四肢
の捌きには素軽さがあり力強い脚捌きができている。若干トビの低さが気になる
ものの、軽目の調整とすれば合格点。

9・サクラアンプルール C
美浦坂路併せ強目。耳をギュッと絞って走りに集中できており、前肢の捌きの力
強さが目立った走りが出来ている。ただ、トビの低い走りで素軽さという点で見
劣っている。

10・シュヴァルグラン A-
栗東坂路併せ強目。普段からあまり追い切りは良く見せない馬だが、ボウマン騎
手騎乗でガラリと変わった印象がある。四肢の捌きに素軽さが出て、トビも先週
より高さがある走りが伺えた。前肢を前に出して完歩を大きく走れており力強さ
も目立つ。

11・ルージュバック C+
美浦南W併せ強目。見かけだけならいつも豪快な走りをする馬だが、前肢には高
さがある走りながらも後肢のトビは依然として低いままで走りのバランスが悪い。
硬さが見られた前走に比べると幾分柔らかくなった印象がある。

12・サトノクラウン A
美浦南P併せ強目。ポリトラック追いなので通常の坂路やWより素軽く見えやす
いが、それにしてもトビの高さがある走り。1週前の状態も上向きに見えたが、
四肢の捌きも素軽く走れており肩の出もJCの時より柔らかさが出ている。耳元
は気持ち集中力を欠いている印象も受けるが合格の範囲内と見る。

13・ミッキークイーン A+
栗東坂路併せ強目。牝馬にしては珍しく最終追い切りで強目に追っている。前走
時に比べてトビの高さが格段に変わり完歩の大きな走りでストライドを前へ伸ば
している点に好感が持てる。牝馬という括りにするべきではない馬と思える。

14・スワーヴリチャード B+
栗東CW併せ強目。気持ちトビの低い走りであるが四肢の捌き自体は素軽さがあり
柔らかい走り。直線へ向いてからしばらくは右手前で走っており、左手前を替え
るタイミングはやはり遅い。ただ、左手前に替えてからは耳をギュッと絞って走
りに集中できていた。

15・カレンミロティック B
栗東坂路単走一杯。トビに高さがある走りで完歩も大きく前肢を前へ出す走りか
ら力強さがあり状態の良さが伺える。ただ、四肢の捌き自体は少し硬さがある走
りであるが、これは加齢からくる硬さだと思う。また、後半にバランスが少し悪
くなり全体的に力みが見られた。

16・サウンズオブアース B+
栗東CW併せ一杯。先週の追い切りが素晴らしい状態に見えたが、さらに上積みを
見込んでの一杯追い。トビに高さがない走りになっているものの、四肢の捌きに
柔らかさが出て完歩が広くなっている。折り合いが付くようになってから久しく
力強い走りに影を潜めていたが、変わるとしたら今回だろう。
          
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