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2019年09月03日 21時50分 発行
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9月8日(日曜)※会員様公開予定
〇阪神11R セントウルS(☆強力惑星馬)

今週日曜の阪神11R「セントウルS」は、言うまでもなく「スプリンターズS」へ向けての重要なステップレースである。
春の高松宮記念を制したミスターメロディも、このセントウルSを叩いてスプリンターズSに向かう。
ミスターメロディに注目しなければならないのは当然だが、約半年振りのG1馬がどの程度の仕上げでこのレースに向かうのか?興味深く見守っている人は多いに違いない。
だがこのセントウルSだが、G1馬がもう1頭登録していることにお気づきだろうか?2016年のフェブラリーSを制した「モーニン」である。
「モーニンはダート馬じゃないか!芝のセントウルSで通用する筈がない」などと考えてはいけない。
芝では2度走り、着外に敗れている。2017年の阪神Cで6着、昨年の阪急杯で16着という戦績が残っている。
確かに、普通に考えれば芝の6ハロン戦で通用しそうな戦績ではない。
だが、過去の戦績を見る時は「着順」だけを見てはいけない。勝ち馬との「着差」にも注目して欲しい。
2017年の阪神Cは6着だったが、当時レコード勝ちを決めた「イスラボニータとは0秒6差」だった。
2018年の阪急杯は16着と大敗したが、当時の勝ち馬「ダイアナヘイローとは0秒7差」である。
決して大きく負けている訳ではない。芝コースに慣れれば、もう少し上の着順を狙うことも可能だろう。
今年のセントウルSは過去2度の芝挑戦時と比べると、ミスターメロディ以外の顔ぶれは決して強力ではない。
勝つまでは難しくても、2~3着に食い込む可能性は十分にあるのではないだろうか?
当初は韓国・ソウルでのコリアスプリントを目指して調整されたが、日韓関係悪化の影響により日本調教馬の招待がNG。遠征は断念せざるを得ない事態となった。
だが、それは「海外遠征に向けて既に仕上がっている」ということでもある。
馬券戦術上も不気味な1頭ではないだろうか?斤量もミスターメロディの58キロに対し、モーニンは57キロ。
穴党ファンなら絶対に押さえておきたい1頭である!!

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 発行責任者:國分慶一郎
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