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9月17日（月曜）※会員様公開予定
〇中山11R  セントライト記念（☆強力惑星馬）

多くの競馬関係者やファンが「春のクラシック戦線」を意識し始めるのは、２月に東京競馬場で行われる「共同通信杯」あたりからではないだろうか？
共同通信杯というレースは、その後の「皐月賞」や「日本ダービー」に直結するレースであることは、改めて説明するまでもないだろう。
今年、その共同通信杯で1番人気に支持されていた馬は「グレイル」だった。単勝オッズ「1.8倍という断然の1番人気」だった。
前年に「新馬戦と京都2歳Sを連勝」して挑んできたのだから、当然の評価だった。
だが、グレイルはその評価を大きく裏切り、7着に敗れることになる。続く皐月賞は6着、日本ダービーは14着。
この結果に、多くの人は「もう終わってしまったのでは？」「早熟だったのだろう」と評価したことだろう。
そのグレイルが今週月曜の中山11R「セントライト記念」に登録してきた。
共同通信杯の時には、自信を持って軸馬にしたという人でも、「今回は評価を下げたい」と考えているかもしれない。
だが、穴党ファンの方々には敢えて申し上げたい！！「強気で買い目に入れて欲しい」
まずは、ダービーの結果をよく見て欲しい。着順だけをみれば、14着と大敗した形だが、注意すべきは勝ったワグネリアンとのタイム差だ。
「1秒0」しか負けていないのである。それほど大きな実力差があった訳ではない。
展開や位置取りなどといった「勝負のアヤ」で、14着という着順になってしまっただけではないのか？これで見限るのはまだ早い。
新馬戦、2戦目を「右回りの京都」で勝ち上がり、3戦目はいきなり関東に輸送されて初めての左回り。共同通信杯はそれが敗因だった可能性もある。
皐月賞はＧ１だから、そもそも厳しい戦いを強いられることは、陣営も覚悟の上だったのではないか？そして、ダービーも共同通信杯同様、左回りコースでの一戦である。
グレイルを「早熟だった」と思う人は、その最終結論を今回の「右回り」中山競馬場で行われるセントライト記念まで待つことをオススメしたい。
相手関係も皐月賞やダービーと比べれば、かなり楽になっている。結論を出すのは、このセントライト記念の後でもいいのではないだろうか？
グレイルは「ハーツクライ産駒」である。自身もそうであったように、ディープインパクトやオルフェーヴル、ロードカナロアの産駒と比較すると「晩成型の馬」が多い。
グレイルの半兄ロジチャリスも、当時は5歳だった昨年のダービー卿チャレンジTが初めての重賞勝利であったように、母系もやや晩成型だと考えた方がいい。
もう一度、書く。グレイルが「早熟だ」と判断するのは、このセントライト記念の後でいい。
ここ迄の調整内容を見ても悪くない。今回は、どの馬を軸馬とする場合でも、強気に買い目に入れておくべき1頭である！！

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